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選考会数日前
詩織は木村先輩と一緒に歩いて学校へ向かう。
「結香先輩に見つかったら、私怒られちゃいますよ」
「何で!?詩織さんが怒られるかな?」
「実は…」と昨日のカフェでの話をした。
「そんなのは、可笑しいだろうが、結香の思い過ごしだから、気にするなって。」
先輩と会話しながら、校門に差し掛かった時に、吉田結香先輩が現れた。
「翔太おはよう、その娘は何?」
詩織は、何か胸騒ぎを感じた。
木村「何言ってんだ?俺の自由だろうが!」
「あら、そうなの!実は私も朝倉さんのファンなの、そうですよね!詩織さん」
私は返事をするしかなく
「おはようございます。吉田先輩、有り難うございます」
と応えた。
すると
「後は私に任せて詩織さんとお話ししながら教室まで行くから、翔太は自分の教室に行って良いわよ」
直ぐに詩織の方を向いて
「詩織さん良いわね」
「はい 」
と小さく返事をした。
木村先輩「解ったよ、結香詩織を頼む」
と言って自分の教室に向かって歩き出した。
吉田先輩「教室に行くまえにトイレに行きましょうか!」
詩織は吉田先輩が恐くなり返事をする事が出来ないでいると。
「詩織返事がないわね、トイレに行くの。」
小さく「はい」と返事をした。




