代表選考会
「お母さん、私大会に出れるって、先生が言ってくれました。嬉しかった。」
「そうね、良かったわね、ドクターも詩織の事を応援して頂けるから安心しましたよ。」
治療のお陰で痛みも無くなり、お母さんと笑顔で話をしながらタクシーで学校に向かった。
学校に着き、お母さんと別れて、教室に入っていくと先生から、「朝倉大丈夫だったか?先生心配していたんだぞ、君は学校のエースなんだから」と言われた。
「はい、先生大丈夫です、病院で治療してきました、それにドクターからも、大会に出場できると言われましたから。」
「それは良かった、先生も安心した。」
クラスの仲間からも、「良かったわね、詩織」と声をかけられた。
お昼休みになり、尚美ちゃんと信子ちゃんが話しかけてきた。
尚美「詩織、心配したんだから、ホントに大丈夫そうで私安心したんだから、何かかったら直ぐに教えてね。解った。」
「うん、ありがとう、教えるね。」
信子「私も朝来たら、皆が詩織の噂してたから、心配してたんだからね。」
「ごめんね信子、心配かけちゃつたね。もう大丈夫たから。」
三人で話をしていると、教室のドアから詩織を呼ぶ声が聞こえてきた。
青島雅史「朝倉詩織さん居ますか?」
尚美「詩織、知らない男の子が呼んでるよ、誰なの?」
「あ!青島先輩、今朝は有り難うございました。」
「青島先輩?」
尚美と信子は不思議そうに詩織を見つめた。
「今朝校門の所で助けて頂いた、三年生の青島雅史先輩ですよ。」
詩織は、青島先輩の所に歩いて行った。
「今朝は、助けてもらい有り難うございました。もう大丈夫ですよ。」
詩織は、青島先輩に笑顔でお礼を言った。
「良かった、心配で来てしまったけど、安心した。」




