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水平線の向こうへ、夕日が溶けるように沈みつつある空。
燃えるようなオレンジと深紅のグラデーションが、雲の縁を金色に縁取り、街全体を鮮やかに染め上げる。
白亜の巨塔が落とす影は、まるで巨大な爪痕のように長く伸び、塔の根元に広がる工業プラント区の荒廃した大地をさらに暗く抉っていた。
光が届かない一帯は、機械の唸りと沈黙が不気味に混ざり合い、錆びた配管が蛇のようにうねり、崩れかけた搬送レールが空しく風に軋む。山積みの資材は埃と油にまみれ、虹色のケミカルな油膜が水たまりに浮かび、黒い雨水と混じって毒々しい輝きを放つ。
人気はなく、ただ遠くで金属がぶつかる乾いた音だけが、廃墟の鼓動のように響いていた。
ニコが『ソニック』から降り、周囲を見回していると、その隣に停車する『PUNKCROWLERS』という翼の生えた猫のエンブレムが描かれる黒い防弾仕様のワゴンからも二人組が降りてきた。
「……大体、私たちが一緒に来る意味あった? 家で積みゲー崩したかったのに」
紺色のジャケットのフードを被った黒髪の小柄な少女、ルナが金色の瞳をルナに向けながら問う。
「えーだってこの一帯ギャングどものアジトがあるって噂じゃん。アタシが捕まってあーん♡なことやこーんなことに巻き込まれたらどうすんのよルナー?」
「ふっ……」
「あー! 鼻で笑ったなこんのー!」
喧嘩するふたりに苦笑いを浮かべるスポーティな出で立ちで長身の金髪ポニーテールの女性、セレンは折り畳まれたライフルを担ぐ。
「まぁ依頼料を一部貰えるってことなら見張り役の仕事はするさ。知らないところで面倒事に巻き込まれたら困るしね」
「いやぁセレンは頼りになるよホント〜それじゃあここで待っててねふたりとも」
「……さっさと終わらせてね」
「くれぐれも気を付けて」
ふたりに見送られながらニコは寂れた工業エリアの敷地内に足を踏み入れた。
空気は重く、鼻を突く化学臭が肺を刺激し、ニコの気分をさらに緊張させる。
「さて、と。ここの筈だけど――」
まず鼻を突く錆びた鉄と重油の匂いに顔をしかめ、水たまりを避けながら周囲を見渡す。
かつてとある企業が盛大にやらかして不良NEØNを撒き散らし、この一帯を汚染したせいで放棄された廃工場。浄化は済んだはずなのに、価値ゼロのゴミ溜めとして今も放置され、壁の剥がれたペンキや折れたクレーンが、過去の失敗を嘲笑うように佇んでいた。
指定された倉庫に足を踏み入れると、照明は落ち、電源系統は断絶して真っ暗。埃っぽい空気が肺にまとわりつき、足元でガラス片がカチリと鳴る。
だが中央に、唯一の光――20フィート規格の錆びたコンテナが、微かに青白く脈打っていた。隙間から漏れるNEØNの輝きは、まるで生き物の吐息のように揺らめき、ニコの肌を冷たく照らす。
息を潜め、ゆっくりと近づく。心臓の鼓動が耳に響き、未知の荷物への不安が背中を這う。
コンテナは鍵がかかっておらず、ハンドルを回すと重いロックロッドが外れ、扉が軋みながら開いた。錆の匂いと冷気が一気に噴き出し、ツインテールが風に踊る。
「ええと――これが荷物? 冗談でしょ……」
ニコは思わず「うへぇ」と声を漏らした。驚きと戸惑いが混じり、紅色の瞳が大きく見開かれる。
中には、少女がいた。
青白い光に浮かび上がる姿は、精巧すぎる人形のよう。
プラチナのように輝く銀色の長い髪が床に流れ、長いまつ毛が影を落とし、白い肌は陶器のように滑らか。薄手のボディスーツは体にぴったりと張り付き、浮世離れした曲線を際立たせる。静かに眠る胸は微かに上下し、スキャンすると二酸化炭素が吐き出され、体温、鼓動――でも電気反応は人間ではなく、機械種のそれだ。レアではあるが、ニコの知り合いにもいるタイプ。驚きはしないが、心のどこかで「可愛い」と感じ、頰が熱くなる。
しかし、依頼は「コンテナ内の荷物をしばらく管理」――貴重品だと思ってたのに、ワケありマキナ少女。
これはマズイ。絶対マズイ。ニコの頭の中で警鐘が鳴り、Crowdに連絡しようとデバイスに手を伸ばした瞬間――
「ひょえっ!?」
尻もちをつく。心臓が喉まで跳ね上がり、息が止まる。
さっきまで眠っていたマキナ少女が、ゆっくりと目を開き、上体を起こしてニコをまっすぐ見つめてきた。青いサファイアの瞳に、ニコの心を揺さぶる。
ニコは後ずさるが、少女は這うように近づき、顔を数センチの距離まで寄せる。少女の吐息が頰にかかり、甘い花のような香りが混じる。ニコの体が熱くなり、心拍が加速する。
(いや待て待て待て。アタシはキラキライケメン命の美少女! マキナの女の子は「かわいい」止まりで……でもこの距離、この瞳、この匂い……アリか!? いやいや新しい扉はまだ早いって!)
頭のキャップの猫の顔が「ドキドキ♡」とLEDで点滅。心拍がバクバク。体が言うことを聞かず――押し倒される。混乱と興奮が渦巻き、ニコの思考が乱れる。
(嘘大胆!? こんな廃墟でいきなり!?)
深夜アニメの百合展開が脳裏をよぎる。ニコは目をぎゅっと瞑り、覚悟を決めるが――
「――何者かが来ます」
「……へ?」
少女の声は静かだが、緊迫感が込められ、ニコの幻想を一瞬で砕く。
轟音。
直後、廃工場の壁が爆発した。コンクリートが粉々に砕け、夕陽が逆光となって複数の人影を浮かび上がらせる。頭上を曳光弾が赤い軌跡を描いて通り過ぎ、鉄骨に火花が散る。爆風がニコの髪を逆立て、埃と煙が視界を覆う。心臓が激しく鳴り、戦闘の匂いがアドレナリンを噴出させる。
「うひょー! メスだ! しかもツラのいいガキ! こりゃ愉しめそうだぜ~」
「おい独り占めすんな。俺たち全員で可愛がってやろうぜ~」
ギャングたち。コモン、マキナ、獣のようなオルト――クマやオオカミに近い変異体も混じる。銃口が光り、牙が夕陽に濡れて輝く。彼らの目には貪欲さと残虐さが輝き、ニコの肌を粟立たせる。
「ふぁっきん、いいとこだったのに……じゃなかった、なんでいきなり――」
ニコの声に苛立ちと警戒が混じり、状況の急変に頭が追いつかない。
「テメェと同じで依頼だよ。クソコーポからのな」
「そのマキナを大人しく寄越しな。お行儀よくするなら命は取らねぇ――まぁ"お愉しみ"は別だがな」
その言葉に、ニコの怒りが爆発する。守るべきものができた瞬間、プロのプライドと正義感が胸を熱くする。
「ハッ――誰がアンタらみたいなクソ野郎に、17年守ってきた純潔を渡すかっての! キンタマ潰れろバーカ!」
ニコは立ち上がり、中指を立てる。
すると少女がそっと手を握る。冷たく滑らかな感触が、ニコの心を落ち着かせる。
「――Crow様、わたくしを守る必要はありません。置いて逃げてください」
上目遣いの瞳に心配があったが、ニコはニヤリと笑う。
「お気遣いどーも。でもプロのCrowとして、一度請けた仕事は投げ出さないタチでね――」
『にゃーん!』
ピンクの風がギャングの間を割って突っ込み、ソニックが横滑りで停止した。エンジンの咆哮が戦場を震わせ、ニコの心を高揚させる。
「早く乗って!」
ニコが少女の手を引き、後部座席へ。少女は一瞬躊躇うが、雄叫びを上げるギャングを見て――ニコの背にしがみつく。柔らかな感触がニコの背中に伝わり、守るべき存在への決意が強まる。
「じゃあ行くよ! しっかり捕まってて!」
「――はい」
やわらかな感触と、体温と、花の香り。ニコはクラッチを握り、アクセルを煽るとエンジンが咆哮し、NEØNの青い粒子がマフラーから噴き出す。
銃声とともに放たれた弾丸が鉄骨に跳ね、火花が舞う。だが『ソニック』は影を裂き、倉庫の壁をぶち破って外へ。崩壊する壁の破片が雨のように降り注ぎ、ニコのアドレナリンが頂点に達する。
「おととい来やがれバーーーーカ!!」
崩れたフェンスを飛び越え、サスペンションが悲鳴を上げる。
少女は腰に強くしがみつき、銀髪が風に踊る。風圧がニコの頰を叩き、スリルに心が震える。
『何か発砲音や爆発音がしたけどどうしたんだニコ!? 大丈夫?』
「あっセレン! ちょっとまずいことになった! ギャングがいきなり出てきて追われてる!」
『了解、すぐに合流する』
『……まったく仕方ない。取り敢えず『ファミリア』を向かわせるから凌いでー』
セレンとルナに感謝しつつニコは更にバイクを加速させた。
「ありがとうございます、わたくしのために――」
「お礼は後で! まずは追っ手を撒くよ」
けたたましいエンジン音があり、ミラーを見ると複数の違法改造された車やバイクがオレンジ色のNEØNを撒き散らしながら迫っている。
「大丈夫なのですか?」
「心配ご無用。こう見えてもアタシ、結構強いから」
「喰らいなァ!」
『ソニック』のもとにジグザグと変則的な軌道を描きながら迫るのは2機のドローン兵器、通称『ソーサー・ソー』だ。その名の通りカップの受け皿のような円盤状のカーボン複合材で作られた外装を貼り合わせたような見た目で、内部にジャイロセンサー、慣性計測装置、AI演算モジュール、電源を備えている。円周に設けられた微小ノズルによって推進力を得、スピンしながら捕捉したターゲットに高速かつ縦横無尽な動きで迫り、外周に搭載した折り畳み式のブレードを10万rpmという速さで回転させて切り裂くというシンプルながら恐ろしい兵器だ。軍警でしか運用を認められていない軍事兵器の筈だがこうしてそこいらのギャングが使っているということはおそらく横流しされたものだろう。ドローンの接近音が耳を劈き、ニコの警戒心を最大限に引き出す。
「あーあーこんなものまで持ち出しちゃって。本気になっちゃってどうした~?」
ニコはホログラムディスプレイを表示し、片手で何やら操作をすると『ソニック』の後部に搭載された右側パニアケースが展開し、内部に収納されていたアームが顔を出す。その先が掴んでいたものはマゼンタカラーのチェーンソーとミニガンが一体になった複合兵装『ネコマタ』だ。ニコはそれをホログラムディスプレイから離した右手で受け取り、バイクを自動運転モードに切り替えると身を捻って迫りくる2機の『ソーサー・ソー』に対峙する。
まずは冷静にミニガンの弾を集中砲火させて1機を破壊。銃声が轟き、火薬の匂いが広がる。続けて目前にまで迫ったもう1機をチェーンソーのブレードを叩きつけて破壊した。金属の悲鳴と火花が散る。
「――おわぁ!?」
ギャングの驚きの声に、ニコは満足げに笑う。
火花が散り、横滑りする2機の『ソーサー・ソー』の内、1機が追っ手のひとりのバイクのタイヤを切り裂き、無力化する。
「クソが! 足引っ張りやがって!」
怒号とともにサブマシンガンが乱射されるが、自動運転モードの『ソニック』の華麗な動きによってすべて躱される。弾丸がアスファルトを削り、火花が飛び散る。
「そろそろしつこいから諦めろ……っての!」
ニコは上着の内ポケットから丸い何かを取り出し、口でピンを抜くとそれを躊躅いなくギャングたちが固まっているあたりに投げ込んだ。先頭車両のフロントガラスにぶつかってバウンドしたそれは空中で炸裂し、まばゆい閃光と爆発的なスパークを放つ。それをマトモに食らったギャングたちは情けない悲鳴を上げた。
「爆弾ですか?」
後部座席のマキナの少女が少し心配そうに訊いてくる。ニコはそんな彼女をあんなロクデナシ相手でも気に掛けるなんていい子だな~と微笑ましく思いつつ、
「ノンノン。あいつらはクズだけどアタシは"殺し"はしないタチでね。あれはEMP+スタングレネードだよ。あいつらの目と耳とサイバネと乗り物の制御システムを一時的に無力化しただけ」
「……その割には壁や廃倉庫に突っ込んだり仲間の車両に追突したり車両が横転していますが……」
「……まぁあいつらゴキブリ並みにしぶといから大丈夫。うん」
一応ニコがスキャンをすると彼らは骨折や打撲など多少の怪我をして意識も失っているが全員無事だ。取り敢えず匿名で『ホークアイ』に通報しておく。そうこうしている間にバイクはインターチェンジからハイウェイに合流した。多数の自動車やバイクが行き交うこの都市の大動脈といえる道だ。
「よし、ハイウェイに乗れたし後は問題ないかな。流石にあいつらもこんなに車の多いとこだと目立つ手段は取らないだろうし――」
「いえ、巨大な熱源反応がこちらに迫っています」
「うそーん!?」
少女の警告に、ニコはぽかんと口を開ける。
見るとハイウェイの右側から武装ヘリがゆっくりと顔を出し、ニコたちにぴったりと追従していた。ローターの風圧がバイクを揺らし、そのまま両サイドに固定されたコンテナのハッチを展開すると内部に収納されたミサイルが一斉に発射される。周囲の車両も異常事態を察知し、運転が乱れる。
「ここまでやる普通!? っていうかあいつらこの子が目当ての筈なのに"殺す"つもりなワケ!?」
ニコは慌ててNEØNを通じて『AuraNet』に脳内アクセスする。すると一気に世界がスローモーションになり、ハイウェイを行き交う車両も飛来するミサイルもすべてが停止しているように見える。
この世界を覆うネットワーク『AuraNet』――そこに脳内NEΦNによるブレインマシンインターフェースを介してアクセスし、同期準備し、知覚できる範囲内でありったけの空間内のNEΦNをターゲットに指定し、接続を確立。演算に必要なリソース割当を開始。続けて命令セットの作成とコンパイル、最後に実行。
集中力が極限に達し、汗が額を伝う。そのまま彼女はミサイル内部の制御ユニットにアクセスし、着弾地点を変更した――宇宙へと。ハッキングの緊張が体を震わせる。
そしてニコの主観時間は戻り、命令を書き換えられたミサイルはハイウェイに着弾する寸前で直角に軌道を変え、まっすぐ上空へ飛んで行った。しかし制御をやめれば再び着弾地点を書き換えられてしまうのでそのままの状態を維持する。疲労が脳を蝕むが、少女を守る意志が支える。
『――ちっ、『異能者』か!』
戦闘ヘリを操るパイロットが忌々しげに悪態をつき、ヘリの下部に設置されたガトリング砲の銃口をニコたちに向ける。回転音が不気味に響く。
「あ、やばい! 今ミサイルの制御で手が離せないのに!」
「Crow様……っ!」
ニコとマキナの少女が息を呑む。
しかしその時だった。
今まさに火を吹こうとしていたガトリング砲が根本から吹き飛ばされ、続けて2機の小型ドローンがヘリを包囲したかと思うとヘリもゆっくりと旋回し、ハイウェイの下を流れる川へと向かう。
「間に合ってくれた!」
笑顔のニコが下の川を観察すると慌ててハッチを開けて犬掻きで泳ぐパイロットの姿が見えた。しかし周辺には騒ぎを聞きつけた野次馬が大量に駆けつけておりカメラでばっちり証拠も押さえられている以上逃亡は不可能だろう。
しかしニコは気づいた。『武装外骨格』を装備したギャングが迫っていることを。どうやら『高次迷彩』技術により、こちらのレーダーの観測結果そのものを一時的に誤魔化していたらしい。
「よくも舐めた真似してくれたなぁ~? 許さねぇぞゴラァ!」
「ああもう性懲りもなく……!」
そいつは次々と車両の間を縫うように走り、あるいは踏みつけ、中央分離帯を軽々と飛び越えてニコたちの前に迫る。その手に『電磁砲』を携えた全長3メートル以上に達するデカブツは先ほどの武装ヘリより威圧感を与える。
「捕まって!」
ニコは咄嗟にハンドルを切り、『武装外骨格』の真横を滑るように通り抜ける。風圧と金属の匂いが鼻を突く。
「ちょこまかと!」
『電磁砲』の銃口を『ソニック』に向けるが、突如遠方から飛来した散弾を喰らって照準がズレ、上空に向かって弾が放たれる。続けて2機のドローンが『武装外骨格』を挟み込むように旋回するとわずかに相手の動きがぎこちなくなった。どうやらドローンがなんらかの妨害攻撃を行っているのだろう。
「ちっ、あのバンか!」
『武装外骨格』は左右の腕でドローンを追い払いつつ、遠く車内からこちらを狙うスナイパーを捕捉した。
『セレン、捕捉されたけどどうする?』
『取り敢えずアクセル踏んで加速して。距離を離してロングレンジからぶち込むよ』
バンが加速し、『武装外骨格』は無防備に背中を見せる車両へ『電磁砲』をぶち込んだ。
『――そこだ。『メテオストーム』』
直後、秒速2000メートルを超える速度のタングステンのスラグが空中で弾けた。
「うおー、セレンやっぱすご。レールガンの弾を狙い撃つとか並大抵のモッドやマキナでも無理だって」
「えぇ……!?」
ニコが感心し、マキナの少女が驚きを通り越してやや引く。
「――ほう。面白い相手だな」
涼し気な声があった。声の主の落ち着きに、戦場の緊張が一変する。
声が発せられたのは『軍警察』のパトカーからだ。ホバーにより下道から飛び上がってハイウェイに着陸したそれはドリフトしながら『武装外骨格』の前に立ちはだかるように停まる。
「リク、あれは『ホークアイ』でしか使用が認められていない兵装『武装外骨格』よ。一刻も早く回収しないと」
「わかっている、シオン」
気配もなく、ニコたちと『武装外骨格』の間に突如現れた二人組――少年と少女。彼らは『軍警』のエンブレムを背中に負うコートを羽織っており、『武装外骨格』の男に緊張が走る。
一方でニコたちは隙を突いてその場から離脱することに成功し、ニコは安堵のため息をついた。一方で後部座席の少女はそわそわしていた。
「彼らは大丈夫なのですか?」
「あのふたりはすごく強いから平気平気~全部丸投げしてオッケーだよ」
この都市に存在する11人の伝説、『イレヴン・レイヴンズ』の2位。
ニコにとってこれ以上に心強い味方は居ない。




