イベント
「ええ茜から話来たわ」
「うんまあいいんじゃないかな」
リビングに居た両親へ姉からの持ち込み企画の事を聞けばあっさりオッケーを出したような空気であった
「店の十周年はめでたいけど急にどうしたの?今までそんなイベントってやらなかった記憶なんだけど」
「そうだな確かにクリスマスやハレの日に要望あって特別メニュー出したりはしたがコチラからイベントと銘打って何かはあまりしてないな」
父は昔を思い出すよう顎に手を当てながら振り返る
「それだけ今回茜が企画して持ってきたものに想いを感じたのよ」
「まあ店を十年続けれた節目と言うのは私達にとっても特別なんだ、茜は二十歳で優斗が十六歳という節目でもあるからな」
確かに色々重なりあったメモリアルイヤーと言えばそうかもしれない、しかし何をどう具体的にやるんだろう
「実際その日どんな事するの?」
「茜とまだ詰めなきゃいけないけど大きくは宣伝セール告知と限定メニュー販売かしらね〜あ、飾り買わなきゃ」
「限定メニューのレシピ開発は父さんに丸投げしてきたけどな...さあどうしようかな」
両親は両親で割とその気になっているようである
(なんか良いなこんなのも)
そう感じつつ自分もできる事を協力しイベントに向けて頑張ってみるかと気合いを入れ直し
「俺も期末考査頑張ってから皆手伝うよ」
そう告げて改めて勉強をしに自室へと向かった




