あとがき
※ ストーリーについて
他の連載の繋ぎで書き始めた『ミスティローズ』でしたが、思ったより後半だらだらとしてしまって、そのわりに最後の戦シーンカットとかしたり……不完全燃焼な作品になってしまいました。
まあ、私の力ではR15指定とか、これが限度というか……
他の作品よりも、少しだけあまあま度アップということで多めに見て下さい<m(__)m>
ファンタジーというよりも恋愛面重視で書いたつもりです。なんていっても逆ハーレムですからねっ!
ミスティローズの設定は以前から書いてみたいなぁと思っていたのですが、あまあまって書くのが難しいし恥ずかしいし。
だけど『ビュ=レメンの舞踏会 ―星砂漠のスルタン―』であまーいシーン書いたら、その勢いで書けそうな気がして書いてみました。
さあ、結果はどうだったでしょうか……?
乙女でなければならいないという設定上、キス以上のことは出来ないので仕方がないのですが、もっと青羽に朱璃にも攻めてほしかったです。
タイトルにあるような、「甘い香りに魅せられて、君に死ぬほど恋焦がれて」なあまあま展開にならなくて、残念……
※ 物語のその後について
登場人物たちの紹介もしたかったのですが、今回はちょっと省かせていただきます。すみません。
逆ハーレムを意識して書いたのですが、みんな意外と謙虚で……あえて説明しなくてもいいかな、と。
最終話の咲良の「いやぁー」の叫びですが、「なんでこのメンバーなの!?」と波乱万丈な旅になるであろうことが予測されての悲鳴でした。
クールだけど実は独占欲が強いっぽい青羽と、まだ咲良のことを諦めていない様子の朱璃が道中火花を散らすでしょうね。そんな二人を柚希が仲裁してとばっちりにあって、その様子を蘭丸がにやにや見ているっといったカンジが想像できます。
西の国へなんのために行くのか、他の三国の国宝はどうなったのか、四大国の危機は――と謎をいろいろ残したままですが、続編は書く予定は今のところありません。
気力があれば、カットした戦シーンを書けたらいいなとか思いますが。
※ for Thank you!
咲良の巫女修行はまだまだ続きます。青羽とのラブラブも、きっと邪魔されて出来ないんでしょうね。
そんな咲良に――むしろ、青羽? ――を応援してあげて下さい!
中途半端な終わり方をしてしまいましたが、咲良がミスティローズの力を目覚めさせて、決意するまでのお話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
本当にたくさんの方に読んで頂き、感謝です!
2012.2.3 滝沢美月