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第九十五章 Tush Is Not Convinced
「その者は王を殺したのだぞ!」
ラガナルは叫んだ。
「あぁ、その話はネウから直接聞いた。
だが、王はサミュラカアンとも通じていたと言うではないか。
そもそも、此度の遠征に、何故王自らが出向く必要がある?
この戦いには不可解な出来事が多すぎるし、王は以前からタス教に関する書物を集めてのめり込んでいた。
詳しい理由を解き明かす必要はあるが、ネウはこの一連の出来事を仕組んだというよりは、巻き込まれたと言った方がいいだろう。」
「だが、王殺害の嫌疑は…。
王を殺し、私までも亡き者にしようとしたのだぞ。」




