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第八十四章 Reunion
それは、いくら考えても答えの出る問いではなかった。
わたしは、ピュア・ウォーターの刀身をまじまじと眺めた。
青い刀身はハカル王の血に染まり、赤黒い色を帯びている。
剣が生き物のように鼓動しているような感覚を覚え、わたしは慌ててピュア・ウォーターを鞘に納めた。
ヴォイドという名かも知れない、その剣を。
その時、聞き覚えのある声がした。
「ネウ、マカ!
ここにいたか!」
遠くから駆け寄ってくる二つの人影。
ラミスとラカラスだった。
「二人とも無事だったか!
いったい今までどこにいたのだ?」
わたしは二人との再会を喜んだ。
死んでしまったと思っていた。
このひどい戦場の中、生き残ってくれていたとは…。




