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第八十一章 The Childish Thought of the Great King
「確かに、先ほどのお前の動き、あれは人間になせる技ではなかった。
ハカル王の胸を一突きか。
見事な剣技であったが、それが剣自身の意思した動きだったとはな。」
「そうだ、まさに、剣に導かれるような感覚だった。
気がついたら、ハカル王のご臨終だったというわけだ。
しかし、サミュラカアンの妄想に付き合って、集団自殺まがいの戦争ほう助をするとは…。
一国の主としては、なんと幼稚な考えの持ち主だったことか。」
「ネウ、それにしても聞かせてくれないか?
ピュア・ウォーターの伝説のことだが、あれは、お前の国で語り継がれている伝承なのか?」




