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この事を知ってしまったには知らないふりはできないし…きっと僕は死ぬまで後悔すると思った。
「ナイア兄さん…僕は彼等を助けると決めたよ」
「だめだ…」
「ナイア兄さん…お願い!このまま彼等を見捨てたら僕…一生後悔しながら生きる気がする…それはいやだよ」
「一生か…仕方ないな…ティルナノークの領主はハルトだ…ハルトの気のままにしなさい」
「ナイア兄さん…ありがとう!」
ナイア兄さんは僕の頼みを渋々受け入れてくれた言い方だったが…顔は優しい笑顔だった。
「しかし…この事はハルトと私たけで決められない…まずサタン…彼等の事は私達に任せてくれませんか?」
「俺は構わない…彼等が居場所が見つけて幸せに生きていけるならむしろ頼みたい…しかし、大丈夫なのか?下手したら取り返しがつかない事になるぞ?」
「私達だけなら無理ですね」
「気持ちは有り難いが…君達まで危険に晒されるのは避けたい」




