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21話
僕は魔界の支配者…大魔王サタンと出会った。
しかし…サタンからには捨てられた民達やオロバスと違う気配がした。
内面から感じる底が測れない力を感じるが恐怖感は全くなくて…むしろ暖かい感じだった。
姿も人間にしか見えない…その名に相応しい悪魔的な要素は欠片も見つからない。
「ん?俺の顔に何か付いているか?」
「す、すみません…今まで思ったイメージと全く違う感じだったので…」
「あはは…そうたね…俺の見た目ってあまり貫禄がないからな」
サタンもそれには自覚があるようで片隅に縮こまってかなり落ち込んでいた。




