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魔界の者は全て力で上下が決まる…なら彼を倒せば捨てられた民の蜂起は一時的に止める事は出来る。
「では…始めますか」
「ククク…軟弱な人間共の相手で拍子抜けだったが…丁度いい…暇つぶしにはなれるだろ」
僕は接近戦を仕掛けて彼の懐に飛び込んだ。
「おっと!予想より早いな」
「くっ!」
奴の本を1冊が僕の突撃を防御結界で防いた同時に別の本から数十の雷を発生して僕に向けて放った。
しかしこの防御結界はそんなに頑丈ではないようで次にはこじ開けそうで雷攻撃も避け切るのは問題無さそうだ。
グロスの力で雷を防ぐ方法が1番楽だが…手札は隠し持つべきと思って特訓で鍛えた瞬発力で避け切った。
「人間離れした力と動きだな…」
「攻守同時とは…手強いですね」
「あはははは…先の拳の突きで守りの書の力が大分削られた…次は防御結界を破ってワシを倒すと思っているだろ?」
「な、な、何の事ですか?」
「つる賢いやつめ…貴様は本当に幼児か?」
「見た目通り幼児だよ…バブバブ」
「ほざけ!そんな幼児がいてたまるか!…このまま接近されたら厄介だな」
「……あちゃ」




