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100トンの金塊について
ニル「……ねえ、ライク。今さらだけど、空から『100トンの金塊』が降ってくるって、それただの質量爆弾だからね。優しいボーナスどころか、一瞬で首都が消滅してクレーターになってると思うんだけど。大丈夫なの?」
ライク「……え? 100トンの純金……重力加速度がこれくらいで、落下の衝撃エネルギーが……。あ、ああっ!! 嘘だろう、私の計算だと、首都のパン屋を中心に対半径30キロメートルが更地になる計算に……!? 住民を豊かにするはずが、私が自らの手で文明を滅ぼしてしまった……!! どうしよう、ニル、サルム! 私はなんて大罪を……!」
サルム「アハハハ! 大丈夫だってライク! ほら、さっきのニルの恥ずかしい賛美歌が鳴り響いてるおかげで、世界全体の時間が止まってるじゃん! つまり、金塊も空中でピタッと止まったまま浮いてるよ! ほら、上空に金ピカの巨大な天井ができて、むしろ超サイケデリックで綺麗じゃん!」
ニル「……よくその状況で呑気にしてられるね。バグ(私の歌)で、別のバグ(金塊メテオ)を相殺して止めてるだけでしょ。私の世界の勇者が目を覚まして1歩でも動いたら、世界時間が動き出してライクの世界は一瞬で終わるからね」
ライク「うわあああ! 勇者くん、お願いだからあと140年くらい寝ていてくれーー!!」




