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書類提出1秒前、担当神スペン見参!

(12時59分58秒 ―― 締め切りまであと2秒)

サルム「うおおお!私の脳直超高速ハイスピードタイピングを見よー! レポート用紙1万枚分の隠蔽書類、添付完了! 送信ボタンを、ポチーーーーッ!!」

(カチッ……とサルムが勢いよくエンターキーを叩いた瞬間、空間の空気がガラリと変わり、システム画面が強制的にシャットダウンする。 shadow の中から、3人の背後に【分厚い出席簿】を持ったスーツ姿の男が立っていた)

スペン「……はい、そこまで。サルム、ニル、ライク。送信ボタンを押す前に、その『フィットネス』やら『デトックス』やらいうふざけた言い換え書類を、私に直接没収されると知りなさい」

ニル「(ゲッ……! 担当神(管理官)のスペン……! 一番めんどくさいタイミングで来ちゃった……)」

ライク「す、スペン先生! いや、スペン管理官。これはその、多次元宇宙の因果律を考慮した、極めて高度なシステム運用報告書であってですね……」

スペン「ライク、言い訳を考えるのに14時間使うのは禁止です。私はあなた達の担当ですよ? あなたたちが『14時間耐久じゅうよんデー』なんていう精神汚染バグを放置していることも、サルムが美味しいパン1枚で住民を筋肉痛の限界に追い込んでいることも、ニルが神託をネトゲのログイン通知で済ませていることも、全てログで把握しています」

サルム「ええっ!? スペン先生、ストーカー!? 怖いんだけど!」

スペン「ストーカーではなく職務です、サルム。……はぁ(深くため息をつき、記録簿で3人の頭を軽く小突く)。あなたたちという神々は、本当に放っておくとすぐこれだ。本来なら一発で『100年間のゴミ拾いボランティア』行きですが……私も鬼ではありません。あなたたちの世界が消滅するのは寝覚めが悪い」

ニル「……え、じゃあ、ペナルティは見逃してくれるの?」

スペン「条件付きです。今回のやらかしを相殺するために、今から私の前で【追加の救済審査】を受けてもらいます。これをクリアすれば、今回の定期審査は『合格』にしてあげましょう」




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