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健太の日記  作者: 蔓草登上
53/111

強制連行

挿絵(By みてみん)

―赤城家へ強制連行―




 そんな会話をしたばかりだったのに、寿樹じゅきは父親の命令で赤城家に強制連行されてしまった。


健太は泣き叫ぶは、弦賀は呆れた状態になるは、で真正家しんせけは大混乱に見舞われた。



 「誰もあの父親に反抗できないの? 弦賀さん 本当は文部科学省の人間なんでしょう?」


「文部科学省の人間ではありません。」

「父親は国に 鬼空を研究材料に捧げたんだよ!なんとかしてよ!」

「できませんね、私は真上しんじょう様の命でここに配属されているだけですから、真上様の機嫌を損ねますと他の物と交代させられてしまうか、ここへ研究員も止められるかもしれません。」


「久々に親父の顔見たな。」

鬼空が割って入ってきた。


「ねえ、鬼空ならお父さんに言えるでしょ?」

「無理だね。許嫁の話は母親が別れる条件だったらしいから。」


なに?そんな事、寿樹から聞いてない。いや、言えなかったのかもしれない。僕があまりにも赤城家へ嫁ぐ事を反対したから。


「で、どっちの許嫁になるの?恭司郎きょうしろうじゃダメだからね!」

力強くここで言っても虚しいだけだった。



 今日の父親訪問、寿樹強制連行は 恭司郎が寿樹をもらうという話で父親が来たらしい。

寿樹は恭司郎の許嫁は嫌だとハッキリ父親に告げていた。

それで、赤城家へ向かったのだから寿樹には何か策があるに違いない。健太はそう思う事にした。




 夕飯の支度をしたが、食事がのどを通らない。

夜も眠れない。

寿樹が恭司郎に嫌な事されてないか心配でたまらなかった。


 僕、全然君を守ってあげられないよ。

自分の無力さに これほど 悔しいと思った事は無かった。

 鬼空に 泣きついていた

鬼空がスマホを取り出して寿樹からだと告げる。

健太は スマホをのぞき見る。


とりあえず、寿樹からメールで安否を知らされる。

















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