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健太の日記  作者: 蔓草登上
22/111

トンネルの出口戦略

ネット不良で、アップが遅れました。

サイバー攻撃かとも思いました。

インターネットが繋がらないと 人間って不安になるものですね。


今回は 内容がつまらないですが (つまらないとは失礼な)1年前の緊急事態宣言に劣らない 第2回目の緊急事態宣言をしてもらいたいものです。


表面では 代表者ですが 水面下では たくさんの誠意が働き合っていること 知っておいてもらいたいです。

2020/05/07




時は、夕方。

神社が閉門になったというのに

「なんか 外が騒がしいな」

黒いスーツ姿の男の人が多い。

寿樹と弦賀さんが 対応している。

 ん!?よく見るとどっかで 見たことある顔だぞ。

「鬼空、 あの人 どっかの 知事じゃなかった?そんな人たちとも付き合いあるの?」

「さぁ、うちらは神仕事。祈ってやることぐらいしか ステイタスはないがな。」

黒い乗用車がまたやってきて 降りるとたん 深々と挨拶をして輪に入って来る。

「ありゃ、医師や専門家も来ているな。」

鬼空が詳しいのは DSDの研究で自分を見に来ている顔ぶれを知っているからだ。


「ここずっと 寿樹と弦賀さんが 出掛け気味だと思ったら こんなお偉いさん方連れて来た。」



「ここでコロナウイルス感染者の預かりを行っているのですね。」

黒いスーツの誰かが 寿樹と対話をしている。


「32社もホテルや民宿が倒産していまして・・・」

なんだか 深刻な話題になっているようだ。

「菅官房長官が前倒し解除を認めまして。

13都道府県も解除をしていいと・・・」

黒いスーツ姿の人たちは その話題に沸いた。

「そうか それは良かった。

一時は西村大臣とねぇ。」

なんだ?暗黙の了解みたいな 会話になっているぞ。

「知事のトンネル出口戦略、良かったと思うよ。テレビでもキャスターが応援してくれていたし。」

一体誰が なんの話をしているのか 全くつかめない。

「あぁ、テレビで拝見しました。」

「まぁ何はともあれ 落ち着いて話が出来て良かった。」

「説法は聞かないとな。」

ポンと寿樹の肩を叩いた。

「共に、ウイルスと戦う者同士として、理解を深め合える事は 結果やって良かったと思えるのではないか?」

「ケンカするほど 仲が良いって・・・」

「我々には 強い先生がいるから 」

所どころではあるが そんな会話のように聞こえる。


黒いスーツの人たちは みな自分の事を 「私」と言う人が多い。

なんだか みんな 同士らしい。

暗くなった境内に 低い笑い声だけが こだまする。


「健太、来い!」

鬼空が 小声で呼んだ。


「弁当が 届いたから並べるぞ。」

密会でよく利用される 会議室だが

今回は コロナ対策で アクリルの衝立が追加されている。

今日は アクリル板と飛沫防止シートを張る準備で 1日終わったようなものだ。


健太と鬼空は部屋を追い出されて 今夜はどこで寝ようかと顔を見合わせる。



会議室に黒いスーツ姿のお偉いさんは全員着席されて 会議を始める。

プロジェクターから映し出された映像は 他の人とも繋がっているらしい。

「命対命だな。」

誰かが話し始める。

「そうだ、ウイルスから守って、経済も守るのが政治だ。」

「○○モデルと言うのはだね、第2波第3波の波に常に備えるためのものなんだ。」

「大事なのは どこまで目指せば我々は安心するのか?」

「どこまで目指せば 社会活動を戻せるのかという 目印をだね考えて頂きたい。」

「新しい行動様式ですよ。 その間に医療体制を強化していきたいんです。」


「守備範囲を強めていきましょう。」

「○○モデルに兵庫も合わせていきます。」

兵庫の人と会議していたのか・・・。それにしてもどえらい事を 生聞きしたぞと思った健太。

中学の頃は スーツ姿の人の会話なんて気にもしていなかったが、

今となったら 真正家の秘密ってヤバイと思う健太。


「一つ基準を作れば 周りも合わせた方が 経済的に楽になるからな。」

「だから、今皆さんの 力が必要なんです。」

「まずは、政府が処置しない解除基準を我々で考えていきましょう・・・・」




健太と鬼空は寿樹の部屋で話声を聴いていた。

「吉村さんって44なの?」

「そういってたな。」

「若くない?」

鬼空がコクリとうなずく。

「西村大臣っていくつなの?」

「57位じゃないか?」

「二人とも若く見えるね。」


「ここは 絆を深めていく場所だ。」

「ヒートした 皆の闘志を ここで鎮魂していくんだね。」



「もう帰るのか?」

「はい、長男がまだ2才なので帰りますよ。」

「双子もおるからな、気を付けて帰れよ。」

「妻に全部任せる訳に行きませんので・・」

「早く寝ろよ!」

「もう聞き飽きましたよ、そのセリフ。」

一同ドッと笑って帰る。




皆が帰って、かたずけをしながら寿樹に聞いてみる。

「寿樹の友人なの?」

「友人まではいかない 知人までだ。会議室の提供を行ったまでだからな。」

「ふーん。今さらだけど 寿樹のお屋敷が 秘密厳守が厳しいのがよく分かったよ。」


この時の健太に、神社が国と繋がっている事はまだ考えもしなかった。


挿絵(By みてみん)

「松井市長に言ってもらったんだだろう?」

寿樹と鬼空が深夜に話をしている。

「大阪モデル?」

「そうだ」

「大阪府で解除ではなく、繁華街、ビジネス街の大阪市の数字をみてくれと・・・。市内の解除は府が解除しても市はするな。だったな松井市長いわく。」

「市長からしたら、一番危ないのが梅田だもんな。」

「松井のとっちゃんなら やってくれるだろうよ。」

笑いながら去って行く寿樹。

松井のとっちゃんかぁ・・・なんかいい人なのかな。

ローカの先で 弦賀がやってきて

「今日はユックリしていくのかと思いきや 皆様帰られましたね。」

「岡本行夫さんがコロナで亡くなったからな。」

「あの、外交評論家でしたっけ。」

グツグツと音をたてて、ケトルがカチッと止まる。

健太がお湯を沸かしていた。

明日の分の 麦茶を作っていたのだが みんな 熱いお茶が欲しかったみたいで入れたてのお茶の香りにやって来た。

弦賀が 熱いお茶は落ち着きますねと入れたてのお茶をすする。

挿絵(By みてみん)

鬼空が 健太のアイパットをいじっている。

「健太、Twitter入れたのか?」

「そうだよ。お偉いさんの Twitter入れてみた。」

「岡本さんコロナで亡くなったな・・・」

「吉村さん 入ってるでしょ。」

「おまえも ミーハーだな。」

「なにそれ?死語じゃないの?意味わかんない。」

「おまえが 知識不足なだけだ。」

「あ、今赤ん坊あやしながら パチンコ営業再開を検討してるよ。」

「毎日 一刻も休むことなく 忙しいな。」

「松井さんとも 良く一緒にいるみたいだね。」

「あの松井さんと一緒に居られるのも 相当真面目にやってないと プッシュしてもらえないからな。」

「厳しいの?」

「厳しいんだよ 同じ党の中でも。」

「維新の会って党なの?」

「政党」


「そういえば、寿樹が最近疲労で倒れたのは 政党の人達と政策を練っていたから?」

「アレは 貧血だよ。」

鬼空が答える。

寿樹はお風呂へ行った。

「大阪モデルで炎上してるなか、和歌山の知事はスゴスゴ独自で和歌山モデル進めてるじゃん。」

「東京と大阪がゴタゴタしているわずか3、4日に他県は独自に動き出したな。」

「PCR検査が受けられるようになったとか、厚生労働省が見直しを進める前に実行を進める県のことですね。」

「待ってられないんじゃない?」

「待てない声が多いんだろうな。」

「知事さん偉いね。」



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