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人の姿になった幻獣達が、不思議な世界で仲良くワイワイする話  作者: 土鳩
第1章 求めよ!さらば与えられん!
7/14

第7話 迎えに来たよ


⸺ここは、どこなんだろう?


まっくらで、なにも見えないや。

足元も、わからない。

ずっと、ずぅっと、まっくら。


…あれ?

さっきまで、誰かといた気がするのに。


…誰だっけ?

誰、だったっけ?


思い出せないや。

おかしいな。なんでだろ。


大好きな人だったはずなのに。

仲良くなったはずなのに。


⸺あれ?


アタシって、なんだったっけ?


こわい。

こわいよ。


なにも、わからない。

暗い。暗い。暗い⸺






⸺ミ さ




…ん?

だぁれ?

とおくからきこえる




⸺ミ ラさ ん




ミラ⸺




うん。ミラ。

ミラはアタシの名前。




「ミラさん!!!」


⸺パンッ、と。

世界にひびが入り、光が差し込んだ。

まぶしさに目を細めると⸺


そこに、タマがいた。


「わっ! タマちゃん!?」

タマちゃんだ!!」


ひらけていく。

世界が、ほどけていく。


タマが、手を差し出す。

ミラはそれを、ぎゅっと握った。


くるくると。

二人はゆっくり回りながら、光の方へと落ちていく。


「ミラさんが心配で、来ちゃいました!」


タマは、まっすぐに笑う。


「さぁ、帰りましょう!

ジャックさんが、待ってますよ!」


それを聞いてミラも笑う。


「うん!帰ろう!」


二人は手を取り合い、

光の中へ⸺













落ちていく。


底へ。


底へ。


ずぅっと、底へ⸺
































ミラさん。

ミラさん。

ミラさん、ミラさん、ミラさん⸺




⸺ボクはあなたの、

あなただけのタマです。




「どうか」




「どうか、ボクを⸺

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