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VERTEX FINAL  作者: 銀乃矢
22/27

第22話「離脱」

レースも中盤から終盤戦へと移っていく。


その時だった。


2位を走行していた松下の目の前で白煙が上がる。


「誰か!誰かエンジン壊れた!」

『確認している……分かった、フェラーリのオリビアだ、オリビアがブローだ。』

「セーフティーカー出る可能性は?」

『停止位置によるな…お前が走っているあたりでの停止だったらもしかしたらセーフティーカーは出動しないかもしれない。』

「了解」



これにより、フェラーリのタイトル獲得は絶望的なものになった。

このままで勝つには永野が首位、かつ、Storm F1の2人が下位に沈まなければならない。


しかし、状況は逆だ。

松下が首位、アンドリューが2位、永野は今9位となっている。





「おい!ストーム!マシンが何かおかしい!」

『待ってくれ、今こちらにもデータに異変が出ている。』


アンドリューに何か起きているようだ。

『今分かった、ギアボックスだ、ギアボックスにトラブルだ。』

「あぁ〜、まじか!」

『もうダメだ!アンドリュー、マシンを止めるんだ!このまま行っても走りきれない!』

「くっそ…仕方ないな。分かった。」


アンドリューはアクセルを抜き、減速していく。


「……悔しいな。あいつのすぐ後ろでフィニッシュしたかった。」

「それはそれとして…」


「くっそぉ!悔しすぎるー!」

ステアリングを叩き、悔しがっていた。




『聞こえるか?松下?』

「聞こえる、どうした?」

『アンドリューがギアボックストラブルでリタイアになった、あとはお前だけだ!頼んだぞ!』

「アンドリューリタイア、了解」

『残りはお前に託す。頼んだ。』

「…了解」


駿との差を稼ぐためにさらに加速していく。

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