表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最終問題児 ー神山シリーズ短編集ー  作者: タッセル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/19

神山歓迎会

どうやら、会社の役員たちが神山の歓迎会を開いてくれるらしい。


「先日は、襲撃されて大変でしたね神山さん」


「ああ、はい...」


未だに病院から退院できずにいる神山は、ベッドの上で、会社の社員の話を聞いていた。


「会社の方もテロリストグループに狙われたりと大変でして」


まあ、確かに。


「それで、次期社長候補の神山さんをリーダーとして、もう一度、組織の団結力を高めておこうかと」


それで、この神山歓迎会の話が出てきたのか。


「なるほど、わかりました」


会社の社員がいくつか書類を渡してきた。


「ところで、まだ骨折で入院中なので、動けないのですが」


「ああ、それでしたら、開発部長の黒木が神山さんの代わりに歓迎会の企画を担当しております」


何だか、嫌な予感がしてきた。


黒木か...社長も警戒していた。


「では、これで」





2週間後。


神山歓迎会のネット配信が開催されることになった。


会社がその計画表を送ってきた。神山が、その内容をみてみると...。


·黒木がオーダーしたオリジナル音楽。

·黒木がデザインした会場。

·黒木が考えたステージプラン。


「...何だこれは」

神山は思わず頭を抱えた。


それに開催日は、明後日。


神山は、まだ病院に入院中。

参加出来るわけない。





「わあ、これはたまげたなあ」


神山歓迎会。

歓迎会の生配信を見ながら、会社の社員がつぶやいた。


「どうも、私が神山です」


神山歓迎会の中央で、黒木が神山の変装をしながら記者のインタビューに答えていた。


「酷いことになったな」


そう思いながら、ふと気がついた。


あれ、これって私の身が危ないのでは。



「ふー」


病院の近くのフェリー乗り場まで、神山は慌ててやってきた。


あのまま、病院にいれば危うく殺されるかもしれない。


そう思って、次の便が来ないか、フェリー乗り場でそわそわしていると、あの会社の襲撃犯たちがいた。


どうやら、彼らも同じ便で逃げるらしい。


神山は、これからどうするか、彼らの顔を見ながら考え込んだ。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ