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不条理と辻褄合わせ
ある晴れた日。
会社に、ふと立ち寄ったことがある。
確か、何か業績が良いらしい、とのことだった。
神山は、会社を離れてしばらく経っていたので、何だか他人のことのように感じていた。
「あの、神山さん」
会社の人が声をかけてきた。
ちょっと、相談がというので、書類を渡してきた。
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神山が渡された書類には、何か兄弟の登録がどうのこうのという内容だった。
そんなヤツいたかな、と思った。次の資料を読んでみる。
なんと黒木が、あれからずっと神山のふりを続けているらしい。
それで、周りも混乱して神山と黒木がわからなくなってきているらしい。
困った会社員が、兄弟がいることにしてくれと、事後承諾だった。
「で名前が、神山 礼介ねぇ...」
神山は、もう関わりたくない気持ちでいっぱいだった。
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補足資料を読んだ。
あれから、黒木はずいぶん女性問題を起こしまくっていたらしい。
しかも神山の名前で。
いやもう、ひどい迷惑である。
会社の人が何か対策を取ろうとして、トリッキーな手段に出まくっているが。
暗すぎてどこからか笑い声が聞こえてくるようだった。




