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第33首
第33首お届けできました。
第33首
金縛り
今日もきたかと
眼を開ける
じっと見つめる
男はイケメン
短歌解説
人づてに聞いた話ですので、話の真偽は分かりません。
話の出所は、ある会社に勤めている田中さん(仮名)という男性の方で、社食で食事中に後ろのテーブルから、以下のような女子社員たちの話が聞こえてきたそうです。
「また、あのイケメンと会っちゃった」
「えっ、前に話してくれた金縛りにあった時に見えた男?」
「そうそう、めっちゃイケメン。私のことをジッと見つめてくるの」
「かえで、それ霊なんでしょ。ヤバいんじゃない」
「大丈夫だよ。悪さはしてこないし」
「悪いこと言わないから、お祓いに行った方が良いよ」
「心配しなくっていいよ。私好みのイケメンなんだから。夢かもしれないし」
田中さんは女子社員たちを振り返ってみることはなかったので、顔は見なかったのですが、かえで(仮名)と呼ばれたのは、自分の課に所属している女子社員だと気付きました。
それから1週間後、そのかえでさんは仕事中に倒れ、原因不明の重篤な体調不良で緊急入院しました。
私が思うに、その霊はかえでさんを見初めて、あっちの世界に連れて行こうとしていたのかもしれません。
残り67本
オリンピックを見るので早めの投稿です。




