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でした。刹那ロスト11

戦後であって、まだ戦時中でもあります

でした。刹那ロスト11


「たいわくせーぶんめーへーき。」

「はぁ。」

「対惑星文明兵器〜。」

「繰り返さなくていーわよ!もうやったでしょ!」

「ちがうちがう。」

「何が違うのよ。」

「わたしたちのほう。」

「ああ、太陽系第3惑星人式のほうね。」

「ってゆーわけで!こんかいのせつなろすとは!」

「クルルガンナ星人(ほしひと)の使用した対惑星文明兵器に着想、閃きを得て、時間圧縮を行う女神の邯鄲の元に製造された生体兵器の総称よ。」

「ぶっちゃけ、ハィエルちゃんとわたしも対惑星文明兵器のかてごりに入ります!」

「ただ、分類としてダクトロや準勇者、騎士って名前が割り当てられてるわけね。」

「そのくくりだと、個人のお名前が出されていないそこのおじさんや、そこで走り回ってるちびっこちゃん達も対惑星文明兵器になるんだよ〜。」

「急にぶっ込んだわね。」

「こまかーくわけて、ごせつめーします!」

「説明の簡単な順に行くわ。まず準勇者ダリアや駆騎士キミタケ、跳躍騎士オカイグサや万葉万倣のアイクルミエェタ、それとわたし、かわいいハィエルちゃんのような枠外ね。」

「ほんぺんをごらんくださいってこと?」

「ぜネロジオが特殊過ぎるのよ!」

「ふつーなきがするけどー。」

「そりゃ本人から見れば普通なのよ。その力の過程を知らない、また結果しか目にしないひとにとっては枠外なわけ。」

「ひとはみんな、生きてるだけで奇跡なのにね。」

「そうね、その奇跡もありふれた瞬間、陳腐なものとして処理されるわ。」

「ながくなりそー!まいてこ!」

「あんたに言われるとほんとに頭に来るけど、まあその通りね。枠外の下、主人公枠には緑雷と氷塊のぜネロジオ─星姫アセデリラ・アルマコリエンデ、飛鷹のぜネロジオ─読者の「あなた」─第九次元人─次元騎士ナイン・エルナ、星のぜネロジオ─スタークラスターと泡の準ダクトロ─イフェイアーナ・エル・ベラーナのペア、真光のぜネロジオを持つ女神直属騎士隊メリージェーン隊のパキラ・リアルラ・ミノとパートナーの、遍黒のアスターイスヴァティージスララテア、秋都市エルアートヌ都市長で女神直属騎士隊ヒラカワラの隊長アルカルブ・ヒラカワラがいるわ。」

「お話の中で獲得したり、挫折や努力を通じて成長していく枠だねー。」

「そうね、次に同様に挫折と成長をする準主人公枠、つまりいっぱいいすぎて名前と紹介するだけで1千文字は余裕だから割愛するわ、がいるわ。」

「お名前だけでもだめ?」

「…この子たちにはピンで主役になるエピソードも書いてるからそっちを見てほしいわね。」

「じゃあじゃあピックアップだけでも!」

「みんなにそれぞれエピソードがあるし、それぞれの人生があるのはどこの誰だって同じなのよ。それをべふこの匙加減ひとつで紹介するのは失礼だわ。」

「じゃーもー、そこのおじさんにインタビューしよー!おじさーん、今さつえいちゅーでーす!お名前おしえてもらえますかー?」

「うん?ああ僕のことですか?」

「そーでーす!」

「カラタケ・ラ・プリマだよ。」

かわいいハィエルちゃんの副音声─「クルルガンナ解放戦前からの生き残り、もれなく騎士ね。は個別のハウスネームを持ってるの。「あなた」の騎士隊フラマ セラタのメンバーだとヒヤシンスがトー家の生まれね。戦中戦後に生まれたひとは都市名をハウスネームにしているわ。ガルデニアやカランコエ、ナナカマドもこの枠ね。私かわいいハィエルちゃんと妹のフェイは少し特殊で、姉妹ともダクトロ、準ダクトロだからハウスネームがエル・ベラーナでエル・ベラノから変形しているの。」─副音声

「カラタケさんこんにちはー!おさんぽちゅーですかー?」

「ううん、そこのちびっこ達を見ていたんだ。」

「あー、ふしんしゃさん?」

「ははは、違うよ。」

「む!あー、パポだー!」

「そう、僕はこれを操作するぜネロジオを持っていてね。」

「ぉー、あのちびっこみたいにうごいてるー!」

「そう、ちびっこの動きを観察して、パポの操作に取り入れていたんだ。おじさんがおじさんの動きでパポを操作しても、おじさんパポになっちゃうからね。」

「ふーむふむ、あ、この子…。この、子。」

「この子かい?父達から受け継いだ練習用のパポさ。そう、何だかんだ戦争が無くても子を失うひとはいる。そのひと達の慰めになれば、という事で僕の祖先達はクルルガンナ解放戦の後から、パポの操作技術をぜネロジオに組み込んできたんだ。」

「おじさん…。」

「良いんだ。その紅い髪に青い瞳、君は準勇者ダリア・アジョアズレスに繋がるものだろう?」

「…はい。」

「ありがとう。僕の遠い祖先も、彼女に救われた命のひとつだ。時間だ、それじゃあね。」

「うー、インタビューのはずだったのに。」

「いいじゃない、それより何でそのダリア本人の転写模倣体だって言わなかったのよ。」

「そんなこと言ったら、わたし泣いちゃうよ。だってあのパポ、わたしが助けられなかった、あ、あ…。」

「もう泣いてるじゃない。私が奢るから今日のお昼はチョコパフェにしましょっか。」


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