第66話 読売ランド近くの夢殿跡
1: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 00:58:11.11 ID:yomi69
ポケモンテーマパークができたので読売ランドに行った帰りのこと。
バスが1時間に2〜3本しかなくて、
待つより歩いた方が早いと思って、
マップアプリで駅までのルートを調べて歩き始めた。
最初は普通の住宅街だった。
坂を下って、また上って、
アプリの矢印に従って歩いていたはずだった。
なのに、
気づいたら 山の上の細い道 にいた。
舗装はされているけど、
街灯が少なくて、
人の気配がまったくない。
「こんな道あったっけ?」
と思いながら進むと、
急に視界が開けた。
そこにあったのは、
“夢殿跡” と書かれた石碑だった。
夢殿といえば、
奈良の法隆寺にある八角形の建物。
聖徳太子ゆかりの場所だ。
なんで関東の、
しかもこんな山の上にあるんだ?
石碑の横には、
古びた木の鳥居。
その奥に、
八角形の土台だけが残っていた。
まるで、
何かがそこに“あった”痕跡 のように。
不思議に思って近づこうとした瞬間、
スマホが震えた。
マップアプリが突然、
「現在地を取得できません」
と表示した。
電波は4本立っているのに。
その時、
背後から風が吹いた。
風の音に混じって、
誰かの声が聞こえた。
「……戻れ……」
振り返っても誰もいない。
でも、確かに耳元で聞こえた。
怖くなって走り出した。
来た道を戻るつもりだったのに、
なぜか道が分岐していて、
どれが正しいのかわからない。
とにかく下り坂を選んで走った。
しばらくして、
急に視界が明るくなった。
気づいたら、
読売ランドの正門近くに戻っていた。
時間を見ると、
歩き始めてから 15分しか経っていなかった。
あの山道を歩いた時間を考えると、
どう考えても短すぎる。
後日、気になって調べたが、「読売ランド 夢殿」で検索しても出てこない。
その場所に“夢殿跡”なんて存在しない。
地図にも載っていない。
ただ、ひとつだけ見つかった。
昭和の初め頃、
あの山の上に
八角形の祠を建てようとしたが、
工事中に原因不明の事故が続いて中止になった
という記録。
その祠は、
“夢殿を模したもの”
と書かれていた。
あの日、
俺が見たのは何だったんだろう。
2: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 01:01:33.55 ID:yo
夢殿って聖徳太子だけだろ
あの時代に関東行ったんか?
3: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 01:03:10.88 ID:yomi69
ガチの異界接続。
4: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 01:05:44.11 ID:yo
八角形の土台ってだけで“何かいた”感すごい。
5: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 01:08:01.55 ID:yomi69
戻れって声、優しいのに怖い。
6: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 01:10:22.77 ID:yo
読売ランド周辺って古い寺が多くて、パワースポットサイトに出てくる。
昔から噂あるよな。
7: 本当にあった怖い名無し:2026/12/12(土) 01:12:55.33 ID:yomi69
15分で戻るの、時間の流れがズレてる。




