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洒落怖・閲覧注意まとめ  作者: はまゆう


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66/115

第65話 離婚した妻の姪からのLINE

1: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 00:58:11.11 ID:ane67


離婚した元妻には姉がいて、その姉の娘──つまり俺にとっては“姪”にあたる子がいる。


といっても、会ったのは数回だけ。

まともに話した記憶もない。


当然、連絡先なんて知らない。

電話番号も交換していないし、当時はまだLINEすらなかった。


名前だけは覚えていた。

有名女優と同じ名前だったからだ。


そんな姪から、

ある夜、突然LINEが来た。


「○○おじちゃん久しぶり。覚えてる? えりかだよ」


メッセージと一緒に、

にこっと笑った自撮り写真。


確かに面影はある。


でも、

俺のスマホにその子の連絡先は入っていない。


不審に思いながらも、

「どうしたの?」と返すと、

すぐに長文が送られてきた。


──昔、みんなで海に行った時の話。


──帰りに寄ったサービスエリアで、

えりかがソフトクリームを落として泣いた話。


俺がもう一個買ってやったこと。


──元妻が車で寝てしまって、

俺と姪だけで携帯ゲームをしていたこと。


俺がダンジョン攻略を手伝ったこと。


どれも、

完全に事実だった。


ただ、

ひとつだけおかしい。


その頃の姪はまだ幼稚園児だ。


スマホどころか、

記憶だって曖昧な年齢だったはずなのに、

会話の細部まで妙に正確だった。


「よく覚えてるね」

と送ると、

すぐ既読がついた。


「だって、あの日のこと、

ずっと忘れられなかったから」


その瞬間、

なぜか背筋が冷たくなった。


思い出した。


あの日、

海からの帰り道で、

元妻の姉の車が事故を起こしている。


大事故ではなかった。


だが、

姪だけはしばらく意識が戻らなかった。


そのことを思い出した直後、

またLINEが来た。


「ねえ、

私、ちゃんと帰れたんだよね?」


胸がざわついた。


「帰れたよ。

今こうしてLINEしてるじゃないか」


そう返すと、

少し間があいて返信が来た。


「そっか


よかった」


その直後、

姪のアカウントは突然“存在しません”になった。


嫌な感じがして、

元妻に連絡した。


すると、

妙に驚いた声で言われた。


「え?

あの子、今海外に住んでるよ。


スマホ壊れてて、

しばらく連絡取れてないけど……」


俺は聞いた。


「……あの日の事故のこと、覚えてる?」


元妻は少し黙ってから言った。


「……あの子ね、

事故のあと、ずっと変なこと言ってたの。


“帰り道がわからない”って。


お姉ちゃん、

しばらく子供の精神科に連れて行ってた」


その夜、

俺のスマホに通知が来た。


“新しい友だちがあなたを追加しました”


名前はなかった。


プロフィール欄には、

一言だけ書かれていた。


「もう帰れたよ。ありがとう」




2: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 01:01:33.55 ID:yo

死んでないのになんでや


3: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 01:03:10.88 ID:ane67

幼稚園の記憶が細かすぎるのが一番怖い。


4: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 01:05:44.11 ID:yo

「帰れたよね?」って確認してくるの、存在の揺らぎ。


5: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 01:08:01.55 ID:ane67

最後の“友だち追加”が完全に異界のやつ。


6: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 01:10:22.77 ID:yo

≫5

生きとるんやろ?


7: 本当にあった怖い名無し:2026/12/10(木) 01:12:55.33 ID:ane67

プロフィール欄の一言が一番刺さる。



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