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サイドストーリー:理由
ぼ や き
小雨が降り出した。
「……どうしよ」
どうすることもできない。
深い苦しみから救い出すには、こうするしかないんだ。
スコップを手にし、えっほえっほと掘り始める。
あの投稿——
投稿したやつを、知っている。
でも、どう伝えるか、だ。
ただ、知っているだけなら、あいつに会って、「知ってます」。
そう、伝えられればいいんだろうが。
それをしたせいで、一連の罠がバレることだけはどうしても避けたいことだ。
『未来と過去は、交わるか、ずれるか』
ふっ、昔のドラマの名シーンみたいな言葉が脳裏に浮かぶ。
たぶん、自分の完全オリジナルの言葉だろうな。
変なことを考える。




