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魔道具開発は世界を変える  作者: 博雅
第一章 魔力補充の粉編
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 結局あれ以上結界核に触れなかった。

 眼鏡っ子め。とんでもない守備力だった。


 そこから家に戻るまでは、皆無言だった。


 それもそうだ。

 既に空が明るくなり始めている。ほぼ徹夜の作業だったため、歩くだけで、精一杯だった。


 家の前には母さんが立っていた。

 色々と言われるかと覚悟したが、手をぎゅっと握られて、「もう寝なさい」と言われただけだった。


 正直、倒れそうだったので助かった。おれはそのまま部屋に戻り、布団に倒れ込んだ。

 そのまま、意識が途切れた。

 

 その日は夢をみた。普段あまり見ないのだが、最近良く見る。


 かといっても特別な夢ではない。単純に親父がでてくる夢だ。


 親父が大きな丸太から熊を作ると言い出して、真似して小さい熊をおれが作った時だ。

 母さんがそんなの宿に置くの?と呆れつつも、おれの熊を可愛いと褒めてくれた。

 かっこいいように作ったのにと膨れていると、親父にかっこいいと褒められて嬉しかった。

 親父の楽しそうな顔を久しぶりに見た気がした。


 心地よい気持ちで目が覚める。


 あれ?っと状況が飲み込めないが、自分が昨日と同じ格好であることを見てすぐに思いだす。

 昨日はよくわからない一日だった。

 おしぼりで顔を拭き、眠っている思考を叩き起こす。


 窓の外を見ると、太陽は既に真上だ。


 やばい。既に帰ってるかもしれない。

 昨日の2人に聞きたいことが山ほどある。

 おれは慌てて服を着替え、部屋を飛び出して、ロビーへ向かった。

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