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殺奪  作者: 夏野
学園対抗戦編

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特別試合②

ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。


毎度ブクマとかのお礼を言ってますがこれをしてるとせがってるように見える気がする…。

「ミナ先輩、1対1で戦いませんか?」


「?、いいけど。」


「ありがとうございます。」


「では、フィーラ先輩とフレイム先輩は私と戦いませんか?」


「勿論です。これでも〈大魔導師(アークウィザード)〉ですから。負けませんよ。」


「おぅ、オレの炎を見せつけてやるぜ。」


「ケンタ君、僕達も戦うかい?」


「お願いします!」


「ところで、フィーラ先輩がこの結界を維持してるんですよね?形は変えられないんですか?」


「あ、出来ますよ。ちょっと待ってくださいね。……おっけーです。舞台をだいたい三分割しました!」


「おぉーっと、まさかのチーム分けがされそれぞれ戦う展開になった!?しかもフィーラさんにより結界の形も変えられた!どうなるのか!」


「ミナ先輩、いつでもどうぞ。」


「…〈氷結領域(アイスコート)〉、〈氷生成(クリエイト・アイス)〉、〈形状変化(シェイプチェンジ)〉。」


ミナ先輩は魔法で俺たちのいる舞台の3分の1を氷で覆いスケートリンクのようにした。


しかも氷を創り出し魔法で形を変えて靴に取り付けスケートシューズのようになっている。


なるほど、そういう戦い方もあるのか。


「〈氷属性付与(アイスエンチャント)〉。」


ミナ先輩の細剣(レイピア)〉から冷気が溢れ出る。


そして高速でリンクを滑り迫ってくる。


俺は一歩踏み出そうとするが滑りこけそうになる。


「〈火炎覇気(フレイムオーラ)〉!〈紅殺デット・オブ・クリムゾン〉!!」


フレイム先輩の〈火炎加速(ファイヤーアクセル)〉を基にして体全体を高熱のオーラで包み氷を溶かす今創った〈固有魔法〉だ。


「〈氷結覇気(アイスオーラ)〉。」


俺の〈火炎覇気(フレイムオーラ)〉と真逆に冷気を纏い滑ったところを更に凍らせている。


化け物がうじゃうじゃといるなぁ。


『マスターが1番の化け物ですよ。』


あー、あー、聞こえなーい、聞こえなーい。


あれ?


そういえばクロムのお兄さんでクストだっけ?


そんな人が優勝候補だとか言ってた気がするけどいなくね?


『クストは風邪で寝込んでいます。実力はここにいる者達と大差ありません。』


『そうなのか。ありがとう。』


とにかく今は集中だ。


無詠唱で〈支援魔法〉を自分にかけて強化する。


それでもミナ先輩の剣筋は速い。


〈思考加速〉も使いやっと素人の俺が対応出来るレベルだ。


ミミックは大剣のため動作が遅くなる。


そのため両手で無理矢理速く対応している。


ミナ先輩は一連の攻撃が終わったのか後ろに退いた。



大剣のミミックじや最速の武器、細剣(レイピア)には追いつけないな。


久々にアペタイトも取り出し右手に直剣と細剣(レイピア)を足して2で割ったような大きさのミミック、左手に大きめにしたアペタイトを持つ。


「フレイム選手の大魔法が決まったー!ケンタ選手は数々のスキルを使いこなすがアオイ選手に翻弄されてしまう!ん?おぉ、カイン選手の装備が変わっています!ミナ選手にどう影響していくのか!フィーラさんの〈空間魔法〉です!空間が裂かれた……」


司会の人忙しいな。


本戦でも俺は気づいてないけど沢山実況していたらしい。


さっきから俺は聞こえていないがずっと実況しているらしい。


少しは聞いてあげることにした。


とにかく俺は装備を変えてミナ先輩に向き直った。


「それが本気?」


「えぇ。全力ではないですが本気ではありますよ。」


「…そう。私も本気少しだけ出す。〈蛇よ、我が(つるぎ)に宿らん〉、【分身】。」


ミナ先輩の細剣(レイピア)が増えて二刀流になる。


更にミナ先輩も増えて5人になる。


細剣(レイピア)の刀身が赤目の白蛇になる。


全ての細剣(レイピア)が蛇になっているので計10匹だ。


「事象自体を変えるなんて凄いですね。ゴットスキルですか?」


「ん。名を【白雪之蛇(シラユキノハクジャ)】。これが私の剣に宿るスキル。私自身は氷を自在に操るスキル。」


「教えてくれるんですか。親切ですね、ありがとうございます。」


「教えたけど勝てるかはあなた次第。」


「えぇ、頑張りますよ。」


5人のミナ先輩が細剣(レイピア)を振るうと自在に白蛇が動き俺に襲いかかってくる。


そこまでの大蛇ではないのでミミックで弾ける程度の大きさだ。


ミミックやアペタイトで連続で迫ってくる蛇を防ぐ。


防ぎながら近づいきミナ先輩の分身を斬ろうとしたが斬ろうとしていた分身体も含め全ての分身体が本体とくっついた。


がミナ先輩はまだ二刀流で、左手の細剣(レイピア)は10匹の白蛇で右手の細剣(レイピア)は絶対零度の冷気を放っている。


しかもミナ先輩自身体が凍てつくような覇気を放っている。


「来ないの?」


「やってやりますよ!〈限界超越〉、〈全ステータスメガ・オールステータス大幅強化(リーンフェースメント)〉!」


〈神駆〉を使いつつミナ先輩との距離を詰める。


ミナ先輩は蛇を巧みに操る。


「〈暴食(グラトニー)〉!」


久しぶりのスキルだ。


盾から黒い霧が出現して10匹の蛇を真っ向から喰らい尽くす。


盾を構えて〈暴食(グラトニー)〉を発動させている中、俺は右手に握ったミミックでミナ先輩に斬りかかった。


ミナ先輩も俺と同じような体勢で右手の細剣(レイピア)のみで対応している。


正直なところ強者とはいえステータスが化け物の俺と打ち合えるってことはミナ先輩も同じくらいのステータスってことでしょ?


うん、この世界は恐ろしいな。


「ミナ先輩お強いですね。」


「私は〈力〉と〈俊敏〉のステータスに極振りしてるだけ。」


へー、極振り。


ん?極振り!?


『ステータスって割り振り出来んの!?』


『変更できるスキルを持つ者だけです。ちなみに【万象眼(ゲームメニュー)】の頃から出来ましたよ。』


『初めて聞いたんだけど…。』


『どうしますか?振り直しますか?』


『えっと…あ、デメリットとかはないの?』


『特にはありません。強いて言うなら1日に1度が限界です。』


『おっけー。取り敢えずそのままでいいかな。』


『了解です。』


「教えてくれないとは思いますがどれくらいで?」


「黙秘する。」


「俺はどのステータスも100億くらいですよ。」


「ん。ホントにこの試合は強者が多くて楽しい。」


「あはは、意外と俺も強者と戦えるのが楽しいみたいです。戦闘狂にはなりたくないですがね。」


真面目にこれは思っている。


まだ剣を交えるのが楽しい程度なので戦闘狂の域には達していない。


大丈夫、俺はまともだ。


「そろそろ本気出す。〈白蛇よ、八首の龍となれ〉。」


細剣(レイピア)から伸びていた10匹の蛇はくっつき8匹の大蛇となった。


赤、緑、黄、青、白、黒、紫、橙だ。


『それぞれ火、風、土、水、光、闇、防御、攻撃に特化しています。』


モデルは絶対にヤマタノオロチだな。


こっちも遊び半分で日本の神器でも創るか。


『作成中…完了しました。現在は〈神剣 クサナギ〉となっています。スキルにより魔法支援に特化した〈神玉 ヤサカニ〉、防御に特化した〈神盾 ヤタ〉に変更できます。』


『あの?俺まだ頼んでませんよ?というかサータに話しかけてすらいないよ?』


『私レベルになればマスターの思考回路くらい演算できます。』


『だから心が読まれてたのか。…まぁ、創っちゃった物は仕方ないな。解析結果を頼む。』


『あ、ちょっと待った。名前って何になるの?クサナギ?ヤサカニ?ヤタ?』


『全てが名前になるので問題ありません。呼びやすいので。』


『じゃあクサナギで頼む。』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


神器 クサナギ


階級 神器

種類 神剣、神玉、神盾


エクストラスキル

種類変化(タイプチェンジ)


ゴットスキル

草薙之剣(クサナギ)(神剣の時にのみ使用可能)

八尺瓊勾玉(ヤサカニ)(神玉の時にのみ使用可能)

八咫之鏡(ヤタ)(神盾の時にのみ使用可能)

武之神王(スサノオ)(どの状態でも使用可能)


固有スキル

神の剣(神剣の時にのみ使用可能)

神の玉(神玉の時にのみ使用可能)

神の盾(神盾の時にのみ使用可能)


概要

最古の神が空間軸○、時間軸◇の世界に渡した3つの神器。

魔力とスキルによる干渉で別世界に転送され1つの神器となった。

日本という国の神、スサノオの力が宿っている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


神の和服


階級 神器

種類 神の衣


ゴットスキル

神之守護(アマテラス)


固有スキル

島国創造(セカイノハジマリ)(封…解放条件に必要なツクヨミの要素を獲得してください。)


概要

日本という国の神、アマテラスの力が宿っている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『ちょっと待ったー!』


『何ですか?』


『何ですかじゃねぇ!概要の二行目を見ろ!絶対お前の仕業だろ!!しかも〈神器〉って…〈創世級(ジェネシス)より上じゃねぇか!』


『違います、私ではなくマスターのやったことになってます。ですが安心してください。証拠は残してません。』


『……、もうやだサータ(このスキル)。』


というか日本ではどうなってるんだろう…。


コピーでもサータが渡したのかな?


種類変換(タイプチェンジ)

レベル-

その武具に宿っている種類に自由に変えられる。


草薙之剣(クサナギ)

レベル-

全ての事象を斬り裂く。

闇系統の全ての事象に絶対に干渉出来る。


八尺瓊勾玉(ヤサカニ)

レベル-

全ての魔法を自在に操る。

このスキルにより創造された魔法はあらゆる事象の影響を受けない。


八咫之鏡(ヤタ)

レベル-

全ての事象を反射する。

このスキルによる防御は万物の法則すら無効化する。


武之神王(スサノオ)

レベル-

武具創造:万象に囚われない武具を自在に創り出し、自由に操ることができる。(神剣の時にのみ使用可能)

神の勾玉:万象にアクセスする(神玉の時にのみ使用可能)

全てを映す鏡:万象を反射すると同時に万象をコピーし情報化する(神盾の時にのみ使用可能)

奥義創造:どんな難易度の奥義も自在に創り出せる

武の神:武に関する全ての概念に絶対的権限を持つ


神の剣▽

レベル-

万象の影響を受けず万物の法則を斬る。


神の玉▽

レベル-

万象の影響を受けず事象を創造する。


神の盾▽

レベル-

万象の影響を受けず万物の法則に囚われることがない。


神之守護(アマテラス)

レベル-

光の守護者:自信にかけられた光系統のバフ効果を増幅させる、週に1度死を無効化する

日の神:火系統之攻撃を吸収して自身の糧とする、日系統の魔法、スキルを自由に使える

神の守護:守りに関する全ての概念に絶対的権限を持つ


島国創造(セカイノハジマリ)

レベル?

封印されています、解放条件を満たして下さい。


「そろそろ俺も本気出しますよ!」


俺は神の和服とクサナギのセットを〈万象眼(ゲームメニュー)〉のコスチューム4に登録して素早く着替えた。

次は明後日です。


気づいたら強力なスキルか武器をカインに手に入れさせてしまっている今日この頃。

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