特別試合①
ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。
唐突なんですけど、もう100話超えてるじゃないですか。
それなのに主人公が未だに8歳という。
大人になるところまで書きたいと思ってるんですけどいつになったらたどり着くんでしょうか。
「さぁ!つ、い、に、始まりました!!優勝した学園からの最強の選手が集まり殺し合いをする特別試合!」
「「「「「うぉーー!!」」」」」
「もちろん今までの試合通り安全面はバッチリです。それぞれの代表は舞台にお願いします!」
「今年も今まで通りに5人がバハムス学園、4人がエンル学園からです!」
「1年優勝、バハムス学園のカイン選手!最強の魔剣を手にする戦士です!」
「あはは、よろしくお願いします。」
紹介の後に挨拶をしろと言われてたので愛想笑いもおまけでした。
俺みたいな一般人にしては頑張ったと思う。
「2年優勝、エンル学園のティーファ選手!多様多種な魔法と聖杖を持つ華麗な魔法使いです!」
「ティーファです、よろしくお願い致します。」
全体的に白で清楚なイメージだ。
「3年優勝、エンル学園のナムダ選手!巨大なハンマーを使う重戦士だ!」
「オレがナムダだ、よろしく!」
いかにもハンマーを使ってそうな大垣な男だ。
「4年優勝、バハムス学園のミナ選手!細剣を使い華麗に舞う剣士です!」
「……(ボソッ)よろしくお願いします。」
例えるならミーアが細剣を持って恥ずかしがり屋になったみたいな。
さらに全身黒づくめならぬ白づくめで髪も白髪でミーアのように長い。
「5年優勝、バハムス学園の魔法剣士のフィリット選手!文武両道で魔法も剣も使いこなす!」
「よ、よ、よ、よろしくお願いしましゅ。…す!」
イメージとしてはいかにも理科室にでもこもって実験したりしてるけど体育も結構できるみたいな。
「6年優勝、バハムス学園のケンタ選手!異世界転移者という貴重な存在でありユニークスキルを数多く所有しているとか!」
「よろしくお願いします!」
いかにも日本人中学生という印象で服装も制服だ。
最近転移したのかな?
「7年優勝、エンル学園のアオイ選手。日本人ケンタ選手同様に転移者とのことで細剣を華麗につかいこなす!」
「よろしくねぇ。」
うーん?
どっかで見たことあるような…?
『前にマスターを襲ったやつです。』
あ!
学園に日本人の軍団が来たときの。
転移者でしかも女の子っぽい名前してるのかよ。
おっと、今の時代…異世界にいる間に変わっちゃったかもしれないけど俺の転生する前ではジェンダーレスとかで言っちゃ駄目なんだった。
俺がアオイを睨んでるとこっちを見返して笑ってきた。
こっわ。
「8年優勝、バハムス学園のフレイム選手!名前の通り炎のプロフェッショナルです!」
「おぅ、よろしくな!」
ボーイッシュだが赤髪の女性だ。
「9学園優勝、バハムス学園のフィーラ…フィーラさん!?」
「そ、そうなんです!実はまだ学生なんです。試合には出ませんでしたがクラスのみんなにどうしても出場してほしいと言われてしまって…。というわけなのでよろしくお願いします!」
「は、はぁ。ということだそうです。それでは、皆さん構えてください。」
それぞれが武器を構える。
「3!……2!………1!………………始めっ!!!」
「炎よ、焼き尽くせ!!〈暗黒火炎地獄〉、〈火炎増加〉、〈火炎強化〉!」
フレイム先輩の炎攻撃だ。
相手は先輩なのでちゃんと先輩と呼び敬意を払うのは当たり前だ。
え?ギード?
彼奴は何故か下に見えるから呼び捨てだ。
「り、〈魔法反射〉!」
フィーラ先輩が魔法で炎を反射させる。
「〈魔法障壁〉。」
ティーファ先輩のシールドだ。
「あわわ、炎!?ま、ま、〈魔法障壁〉!」
フィリット先輩のシールド。
剣も使うらしいのに凄い。
「〈氷結付与〉。」
ミナ先輩が細剣に魔法を使い冷気を纏わせた。
「〈氷結地獄〉。」
さらに強力な〈氷魔法〉を使い剣先に集中させている。
炎が来ると同時に細剣を振るい氷で炎を相殺した。
「【次元操作】!」
ケンタ先輩は【次元操作】とかいうスキルで空間の裂け目を作り彼に迫っていた炎を裂け目の中に誘導した。
「うわぁぁぁぁ!?」
ナムダ先輩はハンマーなので炎は防げず見た目通り魔法も不得意らしく炎に包み込まれ場外に転移させられた。
「ふんっ。」
アオイ先輩は細剣を振るい炎を吸い取った。
自信ないけど、確か【吸収】とかいうスキルがあるんだっけ。
「〈超重力空間〉。」
俺は【魔導之神】で〈重力魔法〉を使い炎を黒い超重力空間に誘導して消し去った。
『〈法則操作〉で【火獄之龍】を再現するのがオススメです。』
そういえばダンジョンのボスからもスキルを奪ったんだっけ。
気にしてなかったけど【事象之王】に統合されたのか。
一人を除き全員炎を防ぐことに成功した。
「チッ、やるなぁ!」
「〈暗黒氷結地獄〉。」
それは一瞬だった。
ミナ先輩が全員が安心している隙に最上位の〈氷魔法〉を使い細剣を地面に突き刺すとそこから冷気が発生して全員の足元から氷が放たれた。
「〈火炎加速〉!」
フレイム先輩は何かの魔法を使い足に炎を纏わせ上空に向けて一気に跳んだ。
「ふ、ふ、〈飛行〉!」
「〈飛行〉。」
フィリット先輩とティーファ先輩は〈重力魔法〉で空を飛び氷を躱した。
アオイ先輩は蒼いオーラを纏い軽く跳躍して空中に跳んだ。
「どーだ!」
ケンタ先輩は特に何もしなかったので氷に囚われたが何もなかったかのように割って出てきた。
『多分ですが【氷属性無効】や【水系統無効】、【全属性攻撃無効】のどれかをもっているのでしょう。』
俺も人のこと言えないけどチートは良くないと思う。
「〈魔法障壁〉!」
フィーラ先輩はシールドを地面スレスレに張り氷を防いだ。
そんな中俺はいち早く〈神駆〉で跳躍し空中に立っている。
さらに大技を使う先輩がいると思ったが杞憂でいないっぽい。
「〈雷雨嵐〉!」
フィーラ先輩が俺に向かって魔法を使ってきた。
前にリーシヤと戦ってきたとき同様に魔法を無理やり凍らせ〈飛行〉で凍った竜巻の上に乗った。
「嘘っ!?剣士に私の魔法が凍らせられるなんて…。」
あの時は〈龍の瞳〉を使ったが多分このメンツなら全員耐えてしまうだろう。
「〈神威爆発魔法〉!」
俺の魔力は一般人からしてみれば無尽蔵なのでこの程度の魔法なら連射し放題だ。
なので様子見という感じで使ってみた。
「ッ………〈氷壁生成〉、〈絶対零度〉。」
なるほど、万物を凍らせる魔法、〈絶対零度〉を〈氷魔法〉の強化に使ったのか。
「〈火炎爆発〉!」
フレイム先輩は〈火魔法〉の爆発系魔法を使い俺の魔法を相殺したか。
「あ、あ、あ、やばい!?魔力が足りないっ…」
フィリット先輩は直撃を喰らいHPがなくなり退場した。
「ふんっ、そんなの効かないから。」
ケンタ先輩…なんか生意気だけど我慢我慢。
ケンタ先輩はやっぱり全属性に耐性があるらしく火系も効かない模様。
「あはは、あの時よりも強くなってるみたいだねっ!」
アオイ先輩は俺のことを覚えていたらしく笑いかけながら細剣を振るい爆発を吸収した。
「〈魔法障壁〉、〈障壁強化〉!」
ティーファ先輩は強化されたシールド1枚で爆発を防いだ。
「〈魔法障壁〉、〈障壁多重化〉、〈魔法反射〉!!」
フィーラ先輩は多重化された通常のシールドで爆発の威力を抑えそれを反射させて相殺したっぽい。
魔法戦だらけだし近接戦にしたいな。
アオイ先輩はどんなものでも吸収できるなら持久戦になる。
俺は特段持久戦に強いわけではないのでパス。
魔法戦となりそうなフレイム先輩、ティーファ先輩、フィーラ先輩もパス。
となるとミナ先輩か。
俺は凍らせた竜巻を壊して〈神駆〉を使いミナ先輩のところに跳んだ。
流石にペースがキツイので戻させていただきます。
むしろ4日も続くとは思わなかったです。(自画自賛)
次は明後日です。




