血剣
ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。
明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお願いします。
新年早々からこんな不穏なタイトルで申し訳ありません。
私は学校もないので3日までは休みまくりたいなぁと思ってるので小説は一切執筆しない予定なので感想などが来ても多分気づきません。(毎日投稿は予約して投稿するのでちゃんと投稿します)
この小説の毎日投稿をお年玉代わりに思っていただけると幸いです。
それでは皆さん、良いお年を!
「〈限界超越〉!〈全ステータス強化〉!」
スキルと〈支援魔法〉によるステータス強化をし血染めの魔剣の奥義を待つ。
「死ねよぉ!クソ野郎!!」
えーっと……、そう、ジーフだ。
ジーフがそう叫び剣を地面に刺す。
刺したところから紅い血のような液体が溢れてきてどんどん広がってくる。
ホラーゲーの血の湧き出す泉とか噴水みたいな感じ。
それが広がっていきエレンさんとリーシヤが魔法で創ったシールド部分以外を埋め尽くした。
特にダメージは感じないしサータも大丈夫というので俺は足首くらいまで浸かっている。
〈神の守護域〉があっても外に出ないかという心配があったがフィーラさんがなにかの魔法で紅い液体…血の流出を防いでる。
他の魔法使いの人たちも同様にして防いでいるようだ。
俺の〈事象解析〉によると彼女等の魔力が0に近づいてきている。
ずっと減り続けているのでピンチだ。
で、俺にまだダメージが来ない。
『本来なら強力な呪いが付与されて死に至るのですがマスターの持ってるミミックの呪いの方が強力なため無効化されています。』
『今までも不思議に思ってたけどミミックの呪いってどうなったの?』
『簡単なことです。人の方のミミックが根性で抑え込んでいます。』
『…ミミックありがとな!』
『ん?どうしたって…なんだよこの膨大な呪いの付与された液体は!?』
『さぁ?ただ普通に対抗戦で戦ってただけなのにこうなった。』
『さぁ?ってな…まぁいい。それよりかも本命がきそうだぞ?』
赤い血が空中に球体として集まっていく。
1つ、2つではなく数十個の球体だ。
球体から細長い形になり俺に向けて放たれる。
また槍型の血は俺に向かってきているが地面にある血でどんどん新しい球体が作られていく。
なんか見たことあるような……。
『旧ミミックの〈血騒〉に似ています。規模から推測して〈紅い血〉の方が高性能です。多分ミミックの方がパクったのかと。』
『パクったってな…確かに数千年前にあの剣を見た記憶があるな。その時は手も足も出なくていつかあれを使いたい…って願ったことがあったようななかったような。』
とにかく今は血の槍の対処だ。
片手でミミックを振るい俺の近くに飛んできたのを斬り裂く。
それ以外はきっとリーシヤが対処してくれるだろう。
『リーシヤが〈魔法障壁〉にて血の槍を防ぎました。』
よし。
〈神の守護域〉の結界に当たりそうな槍はフィーラさんたちが対処している。
俺は〈神駆〉で槍を躱しつつジーフとの距離を詰めていく。
ジーフは頭をほんの少し上げて俺を一瞥すると剣を抜いた。
だが血はまだ湧き続けている。
ジーフは華麗な動作で俺のミミックを受け止めた。
「死んじまぇよ!」
『上に〈神駆〉してください。』
言われるがまま跳んだ。
するとさっきまで俺のいた場所から血の槍が飛び出していた。
詳しく言うならメラスの〈影の刀〉の本数が多くなった版だ。
危な、あのままじゃ串刺しだったな。
「ククク、勘のいいヤツめ。これならどうかなぁ!?」
ジーフが剣を片手に走り出し俺に乱暴に斬りかかってきた。
技術など皆無でただ振り回しているだけだ。
だがステータスは侮れないので意外にも防戦一方だ。
『しゃがめ!危ないぞ!』
今度は後ろから血の槍が伸びて俺を貫こうとしていた。
その証拠に俺の頭のあった位置には血の槍がある。
しかも今は球体からの血の槍の投擲も続いているので飛んでくる血の槍、ジーフの剣、背後からの不意打ちの3つに対処しなければいけない。
まぁこっちもサータとミミックがいるから3人で3つ対処…1人1つ対処するだけだから簡単だ。
『さぁ、反撃といくか!』
『任せてください。』
『おうよ!』
「死ねぇ!」
縦に振り下ろされた血染めの魔剣をミミックで弾き返す。
「クッ…。」
「〈神駆〉!」
俺は上空に向けて跳んだ。
『チャンスは一度です。あの魔剣を斬るには相当な力が必要です。』
『それは任せな。俺が一度だけミミックを覚醒させる。そしたら〈一刀両断之剣〉を始めとした奥義を使えるようになる。それで決めろ!』
『あの奥義程の威力なら血染めの魔剣を斬れます。マスター、任せました。』
結構高くまで跳んだのに血の槍が追いかけてくる。
それをミミックで斬る。
「〈一刀両断之剣〉!」
〈神駆〉で空を蹴り地面に向かって跳ぶ。
ミミックを両手で構える。
どんどんミミックが巨大化していく。
下では血が一箇所に集まっていく。
『〈千里眼〉の魔法を使ってみて下さい。』
え?
えーっと…。
「〈千里眼〉!」
舞台の上が拡大されて見えるようになった。
そこでは血が血染めの魔剣に集まっていっている。
そして血により魔剣が巨大化していく。
ミミックと同じくらいの大きさだ。
「死んじまぇよ!」
ジーフが上に剣を掲げると血が伸びていき俺のミミックと衝突する。
「うぉぉぉぉ!〈神威力向上〉
、〈神威全ステータス強化〉!」
血の大剣とミミックが更に激しくぶつかる。
「〈能力破壊〉、〈能力束縛〉!」
遠くて聞こえなかったがリーシヤが何かの魔法を使うと血の大剣の動きが明らかに悪くなった。
『リーシヤは〈思考加速〉と〈魔法図書館〉を駆使して魔力を使い魔素を乱してスキルの効果を破壊、スキルの使用を封印する魔法を創り出しました。』
凄。
「なんだぁ!?何をしたぁ!!」
「〈神罰〉、〈全ステータス減少〉!」
白い光がジーフを穿き黒い魔法陣とともにジーフのステータス見てわかるほどに下がった。
「カイン、今よ!あいつは国で指名手配されてる奴、〈幻影魔法〉かなにかで姿を変えてる!だから遠慮なく殺しちゃって。」
あの、急にそんなこと言われても困るんですが。
『大丈夫です。リーシヤの言う通りあいつは犯罪者予防更生法でる。ジーフ本人は結構前から違う場所で監禁されています。』
……。
「クソッタレがァ!死ネ、死んジマぇヨ!」
ジーフはステータスが下がっている中、無理矢理剣を動かし俺を斬ろうとしてきた。
俺は迷うことなくミミックを振るい剣ごとジーフを斬った。
◇
「ふぅ、疲れた疲れた。あ、エンル学園の皆さんとは決着がついていませんがどうします?」
「ジーフも死んてしまった以上私達の負けで問題ないですが…まさかジーフが大罪人だったとは。」
ジーフもとい名前も知らない犯罪者はリーシヤの発言から俺が戦っている間に大罪人の人の愛剣と血染めの魔剣が一致したことや口癖によりジーフの偽物で犯罪者だと確定。
一番の決め手はフィーラさんが〈幻影魔法〉を解除したことにより素顔や体格が判明して本人と完全に適合。
俺はただ対抗戦に参加していた犯罪者を処罰として処刑したという扱いだ。
「あ、本当のジーフはどこかに監禁されてるっぽいですよ。」
「本当ですか!?探しに行かなければ…今日はありがとうございました。特別試合はがんばってください。」
「勝者バハムス学園!これにより優勝はバハムス学園です!!」
「「「「「うおぉーーーーーー!!!!!!」」」」」
「明日からは2年の試合、3年の試合とやっていき9年までの試合が終わったら特別試合としてやる予定です。お楽しみに!」
次は明日です。(12時です)




