準決勝、決勝
ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。
12月31日、とうとう一年の終わりです。
一年間お疲れ様でした。
国宝だとかなんだとか騒がれたけど一応は勝った。
最悪今の俺なら国と戦っても勝てるだろう。
…勝てるよね?
『マスター並の強者がいないとは断言できません。少なくともミオやシンヤ、ギードにみつかれば時間を稼がれ〈空間魔法〉の阻害やスキルの阻害も簡単になります。』
………。
うん、大丈夫だ。
大丈夫、大丈夫……。
◇
いつ殺されるか分からないままビクビクしてて寝不足の今日このごろ。
今日は第三試合なので1対1ではなく5対5だ。
「第三試合…もとい準決勝がとうとう始まりました!はじめの試合はバハムス学園対クロスト学園!どちらも国の運営している学園のため強者が集まっています!それぞれ、舞台にお願いします!」
今回の作戦としては俺とメラス、クロムはもちろん前衛でミレアが回復に専念、リーシヤが魔法攻撃をメインにやる。
詳しく説明すると〈影分身〉で刀を増やしたメラスが魔法攻撃の対処、クロムが通常の武器での攻撃の対処をして二人がミレアとリーシヤの護衛だ。俺がメインで攻め込む予定。
「両者、準備はよろしいでしょうか?構え、3、2、1、初め!」
「〈力向上〉、〈防御向上〉、〈俊敏向上〉!」
「〈力大幅向上〉、〈防御大幅向上〉、〈俊敏大幅向上〉!!」
相手の〈支援魔法〉とミレアの〈支援魔法〉が炸裂する。
先に動いたのは勿論こちらだ。
「〈氷結束縛〉、〈水氷増加〉!」
リーシヤから氷が放たれて相手側の地面を凍らせていく。
その氷は相手の足から凍らせていき体の半分まで凍らせた。
「クソ、なんだこれ。動けねぇ!」
「〈着火〉、〈着火〉!嘘、溶けない!?」
などと荒れている。
「もう全員でやらなくても余裕だな。メラス、お願いしていいか?」
「ふぁい。〈影の刀〉。」
前は一本だったが今回は5本の影でできた刀がクロスト学園の人達を貫いた。
「そこまで、勝者バハムス学園!!」
「「「「「うぉー!!!」」」」」
「フィーラさん、これはバハムス学園が優勝とみてもいいのではないでしょうか!?」
「いえ、他の二校もなかなか強いです。隠してるスキルがある可能性もありますし優勝できない可能性もあります。」
「なるほど。とにかく、優勝おめでとうございます!!」
◇
俺たちはまた観客席にいる。
「いやー、圧勝だったな。」
「だね。もっと魔法の試し撃ちしたかったなぁ。」
「試し撃ちって…。僕も奥義の実験台にしたかったけど。」
「実験台は私より酷いと思うわ。」
「私も〈回復魔法〉を一回ぐらい使いたかった!」
「それをいうなら俺も少しくらい戦いたかったよ。」
「スースー。」
「メラスはどこでも気軽に寝れていいなぁ。俺なんていつ暗殺者が来ると思うと怖くて怖くて…。」
「どうして暗殺者が来るの?」
「起きてたのか。昨日さ、俺のミミックが国宝級だとか言ってたじゃん?だからもしかしたら夜に暗殺者が来て俺を殺して持ってくんじゃないかなぁって。」
「大丈夫だと思う。並の暗殺者は力のステータスはそこまで高くないからカインの防御は貫けない。」
「なら安心た。確かに俺はステータスも高いしカオス装備なら一度死を無効化出来るからな。流石に気付けるか。」
「私も暗殺がとくいだからその目線でいうと死を無効化出来るのは凄いウザい。」
「いやー、このスキルには助かってます。」
◇◇◇
翌日。
「待ちに待った決勝戦です!!!最強が揃いに揃ったバハムス学園対器用に色々な技を使いこなしてきたエンル学園。どちらが優勝の栄冠を勝ち取るのか!?それぞれ、舞台にお願いします!!」
今日の試合は昨日と同じく俺、メラス、クロムが前衛でミレアが回復、リーシヤが魔法だ。
「それでは…構え!3、2、1……始め!!!」
「〈力向上〉、〈防御向上〉、〈俊敏向上〉、〈支援大幅増加〉。」
「〈力大幅向上〉、〈防御大幅向上〉、〈俊敏大幅向上〉!〈雷光撃〉!」
「〈巨大土壁〉、〈石土増加〉。」
リーシヤの電撃が杖から一直線に相手の魔法使い目掛けて放たれる。
相手の魔法使いは土の壁を作り防いだ。
「〈影分身〉、【影分身】、〈剣の舞〉。」
メラスの刀が7本増えて空中に浮かぶ。
さらにメラスが10人になり刀が…7×10で70本。
メラスのに握っている刀を含めると80本になった。
……。
相手の人達…同情します。
「〈勇気之聖剣〉、〈正義之天剣〉!」
メラスは70本の刀と共に敵陣に突撃していきクロムは大柄の大盾使いに向かっていった。
リーシヤは雷系の魔法を撃ち相手の魔法使いは土系か防御系の魔法で防いでる。
ミレアは片っ端から俺たちに〈支援魔法〉を使っている。
うん、俺だけ何もしてないな。
というか相手がまだ生き残っているのが驚きだ。
ミレアのような相手の双剣使いが分身したメラスの刀の対処をして10人のメラスは二刀流の戦士風の男子が対応してる。
大盾使いの人もクロム相手にギリギリ互角に戦っており武具の性能の差を除けば技術量はクロム以上っぽい。
相手の魔法使いは防御系に優れているのかリーシヤの魔法攻撃を防ぎきれておりそれによりなんとか相手チームが持ち堪えている。
で、相手の残り1人だがやばいオーラを出している。
そいつの剣は両手剣でミミックのように紅く変に歪曲していてトゲトゲしい感じだ。
あの剣からまじめにとてつもなくやばい感じがする。
『解析結果を表示します。』
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血染めの魔剣
階級 創世級
種類 魔剣
ゴットスキル
血染めの剣
奥義
紅い血
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血染めの剣▽
吸血:攻撃時 的中時の相手のHPの減少が0.5倍になる代わりに相手の魔力をHPと同じ分だけ減らす、相手の減少したHPと魔力の分だけ自身のHPと魔力を回復する
血染め:この剣が血を浴びるほど自身のステータスが上昇する、この剣が血を浴びるほどこの剣の性能が上がる、この剣が血を浴びないと自身のステータスが減少、この剣の性能も減少する
血の呪い:この剣によって傷ついたモノはその傷の部分とその分のHPが回復しない、同等以上の解呪魔法、スキルにて解呪可能
紅い血▽
浸む@*柳呂勢ルミ♪蹴les除け機器行き歴&由留木
つまり一撃も喰らっちゃダメと。
やばい、〈思考加速〉が働いてるのにあいつの動きが速すぎる。
俺なら光速も止まってるように見ることが可能なのにあいつは普通に速く走ってるように見える。
〈紅殺〉、〈神駆〉!
ミミックを振るい血染めの魔剣を受け止める。
「ひゃっはっはっ、オレの剣を受け止めやがった!おもしれぇなぁ!?」
「おい!この剣をどこで手に入れた!」
「ア?封印されてたのを解いただけだよ。んなこと今は関係ねぇだろうが!今、気分が悪くなった。オレの本気を見せてやるからせいぜい生き残るんだなぁ!!」
血染めの魔剣が紅く光り黒いオーラを纏う。
「カイン、魔素がアイツに向かって集まっていく!」
リーシヤは魔素を視るスキルがあったっけ。
『アイツの攻撃がマスターとミレアを除いた舞台の上にいる全ての人を殺す確率90%防御系のスキル、魔法の使用命令を言ってください。』
「おい、みんな!アイツはやばい!防御系スキルや魔法を使ってくれ!エンル学園の人達も信じてもらえないと思うが本当にやばいから備えた方がいいぞ!」
「確かにジーフに向けて魂のようなのが集まっています。みなさん、彼を信じてください。」
防御系の魔法を使ってた人だ。
というか血染めの魔剣の保持者はジーフって言うのか。
「分かった。エレンさんがそう言うなら僕は信じる。」
「もちろん俺もだ。。」
「ぼ、僕も!」
「みなさん、私を信じてくださりありがとうございます。バハムス学園の皆さんもこっちに来てください、防御魔法を使います。」
「リーシヤ!えーっと、エレンさんだっけ。エレンさんに協力して魔法を強化してくれ。」
「分かったわ。」
「おいおい、みんな?オレを信じてくてないのか?仲間じゃないか!」
今更だけどこいつらも同学年だから小2の歳だよね?なんでこんな生々しいんだよ!
「あなたは殺しすぎました。いくら同級生といえどもあなたは敵です。」
「ケッ、そうかよ。じゃあ皆殺しだなぁ!!!!奥義!〈紅い血〉!!」
「ッ!〈魔法反射〉、〈巨大土障壁〉、〈石土増加〉、〈石土強化〉、〈魔法障壁〉、〈物理障壁〉、〈障壁増加〉、〈障壁強化〉!!」
俺を除く全員にエレンさんが魔法で結界を張る。
「〈神威魔法強化〉、〈暗黒魔法強化〉!」
続けてリーシヤが魔法を強化した。
ミレアの武器の名前を借りるなら陰と陽のどちらに対しても魔法が強化された。
今回は無属性の魔法が多いので聖と魔どちらで強化されても問題ないのだ。
『あの、サータさん。俺は喰らっても平気なんだよね?』
『多分大丈夫です。』
「こうなったら、やけくそだよ!」
次は1月1日0時に投稿します。
折角なので遊び心で新年の始めにです。




