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殺奪  作者: 夏野
学園対抗戦編

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対抗戦第二試合

ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。


今回の話に関係ないですが閑話とssの違いについて。

閑話は本編に関係のある読まなくては分からない話。

SSは読まなくてもいい話というイメージです。


修正点

ダンジョン探索⑤を魔法名や誤字の修正をしました。

「みんな、お疲れ様。無事全員勝ったから第二試合に進出だな。」


「うん、お父様の前で勝てて良かったわ。」


「うん、僕も兄さんに近づくために頑張んないと。」


俺たちは無事に第一試合を突破し第二試合は翌日のために観客席にいる。


みんな家族のところに行きはせずに纏まっている。


「それにしても本番なのに先生はどこに行ったんだろ?」


「さぁ?ドームス先生といえば【幻影】の二つ名だし今回の最強ってのかもよ?」


「リーシヤが言うならありえるな。というかギードさんにミオさん、シンヤさんの3人が同時にきたりして。」


「それもありそう。」


「クロムの言う通り可能性はあるわ。…カイン、頑張って。」


「やっぱり俺が戦うんですね。」


「さぁ、第一試合の第二部の始まりです!」


ふむふむ、俺たちと戦えそうなのはいないな。


たまに固有スキルで基本はユニークスキル持ちがいる程度。


クロムは完全にゴットスキルを覚醒させられてないけど最強の剣があるし大丈夫だろう。


話が逸れたが出場選手はヤバそうなのはいない。


もしかしたらスキルを隠蔽してるやつもいるかもしれないがゴットスキルのサータから隠蔽するとなると隠蔽系のゴットスキルとなるので脅威ではないな。


「さぁ、残る試合もこれで最後!第一試合第八部の選手は舞台にお願いします!」


準優勝候補の学園の中で1番強いと思われる生徒。


特に危険はなさそうだな。



「さぁ、待ちに待った第二試合の幕開けですっ!第一部ではバハムス学園対シルフィーヌ学園。どういう結果になるのか!?フィーラさんの予想は?」


「バハムス学園一択です。」


「おぉ、バハムス学園もシルフィーヌ学園の皆さんも頑張って下さい!では、はじめに戦う選手は舞台にお願いします。」


今日は順番を変えてクロム→メラス→リーシヤ→ミレア→俺だ。


話し合った結果弱い順ということになった。


自身のゴットスキルを持たないクロムは自分でも弱い…世間で見れば強いが俺たちの中では弱いと自覚してるので最初を懇願してきた。

懇願してきた。


「じゃ、行ってくるよ。奥義とかは温存するようにする。」


「バハムス学園からはクロム殿下!シルフィーヌ学園はサラム選手。双方片手剣使いです。結果は!?構え!3、2、1、始め!」


「うおぉぉぉ、奥義、〈疾風剣〉!」


奥義って獲得の難しいものじゃなかったのか。


『マスターやクロムの奥義は武器に自然と宿るもののため難易度が高いですが前の時の魔神のような奥義は簡単に習得出来ます。魔神は多いだけ無駄だと思い数が少なかったのかと推測しますが一般的には剣士なら1人1つは持ってるレベルです。』


クロムは奥義もスキルも使わずに剣を振った。


「なに!?」


奥義の剣を素の剣で受け止められたのが驚きだったのだろう。


「ふんっ!」


クロムが剣を弾き胸を斬った。


「そこまで!勝者クロム殿下!」


「まさか奥義をスキルも奥義も使用せずに受けるとは普通は出来ませんね。」


「そうですね。よっぽどの馬鹿か…今回のように圧倒的強さがある場合にしかこんなこと出来ません。」


「続いきまして2番目に戦う選手は舞台にお願いします。」


「行ってくる。…ふぁー。眠い。」


「バハムス学園からはメラス選手!対するシルフィーヌ学園からはシード選手!メラス選手は暗殺系の職業とのことですがシード選手は大盾使い。どうなるのか!?構え!3、2、1、始め!」


メラスが影に消えた。


だが俺の【万物感知】には分かる。


不意打ちのために背後…ではなくシードの横から出ようとしてる。


「どこに行った!?奥の手だが…【心眼】!」


『【心眼】は攻撃の軌道を視るスキルです。」


「おぉーっと!?メラス選手が消えた!」


司会の人がそう実況するとメラスが【影移動】で飛び出した。


「甘い!【金剛】、【剛力】!」


俺の【金剛】と【剛力】はステータス上昇スキルだったけど本来は一時的に防御力と力を上げるスキルでおまけでステータスが少し上がるらしい。


スキルは同じスキルでも差があるらしい。


【剣術】でも剣の補正が入る人もいれば奥義を習得しやすくなる人もいるんだとか。


で、それはおいておきメラスの方だ。


なんとギリギリ大盾でメラスの刀を防いだ。


…が、盾ごと一刀両断されてしまった。


幸運なことに盾が衝撃を吸収して本人はギリギリ躱すことに成功したようだ。


「なんで盾が斬られちまうんだよ!」


シードは半分ほどに斬られた盾ともう片手に腰に下げていた短剣を取り出し構える。


「長引くとめんどくさいからちょっとだけ本気出す。影よ、刀の形となり敵を殺せ。〈影の刀〉」


メラスがそういいスキルを使うとシードの足元の影が伸びて刀のようになり串刺しにした。


そうして〈空間魔法〉で場外に転移したのだがなんであれでHPが0にならないんだよ。


魔法とはいえ絶対死ぬでしょ。


『絶対に死ぬ状況でもあの魔法の効果内では死にません。心臓が刺されようが首ごと落とされようが人の命はHPがある限り死なないからです。』


『え?じゃあ首ちょんぱされた場合どっちが生きてることになるの?魔法やスキルのない地球人視点では意味不明なんだけど。』


『人間の場合、頭の方が生きていることになります。魂…もとい星幽(アストラル)体は脳の奥にある霊子の塊のことです。魂のある方が本体ということになります。人以外は心臓部で思考する存在もおりますので、そういったもの達は心臓部に魂があります。因みに〈神の守護域〉にはもう一つ効果があり〈回復魔法〉や〈神聖魔法〉の効果が必ず発動するというものです。なので魔法に失敗しても必ず生きて帰ることができます。』


「そこまで、勝者メラス!」


「フィーラさん、今の影で作られた刀は何なんでしょうか?」


「魔法ですね。多分固有魔法でしょう。〈闇魔法〉でも影を操れますがここまで具体的には操れないのでなんらかの固有魔法です。」


「なるほど。固有魔法を持ってるだけでも王国魔法軍団や王宮魔術師になれますからね。3番目の選手は舞台にお願いします。」


「メラス、お疲れ様。じゃあ私もいってくる。」


「バハムス学園からは第一試合で強力な魔法を使ったリーシヤ殿だ!対するシルフィーヌ学園からも〈魔術師〉のシーナ選手だ。構え!3、2、1、始め!」


「〈紫電〉!」


「〈巨大土壁(メガ・アースウォール)〉!」


〈紫電〉は攻撃威力は低いものの異常状態で〈感電〉や〈麻痺〉を高確率で付与する魔法だ。


さらにシンプルに他の雷系魔法より遥かに痛い。


「おぉ!シーナ選手、土の壁を作り雷の魔法を防ぎました。」


「〈雷光電撃(ライトニングサンダー)〉!」


「〈魔法障壁(マジックシールド)〉、〈物理障壁(マテリアルシールド)〉、〈魔法反射(リフレクト)〉!」


三重の魔法のシールドが天からの雷に当たった。


三重にしていたため1、2枚目のシールドで威力が落とせて〈魔法反射(リフレクト)〉で魔法を反射して雷はリーシヤに向かった。


「〈魔法解除(アンチマジック)〉。〈雷雨嵐(テンペスト)〉!」


自分の魔法は簡単に解除できる。


基本中の基本、〈魔法解除(アンチマジック)〉といい抵抗されない魔法を壊すという魔法だ。


いわば〈魔法破壊(ブレイクマジック)〉の下位互換だ。


魔法破壊(ブレイクマジック)〉の原理としては無属性の魔力を相手の魔法に流し込み内部から破壊するという〈無属性魔法〉になる。


ただ魔力を魔方陣に込めて放つという魔力操作の練習にもなる。


リーシヤの放った嵐はシーナを包み込んだ。


「〈巨大土障壁(メガ・アースシールド)〉!」


シーナを囲むようにドーム型の土壁が覆う。


「〈天雷〉!」


〈天雷〉は〈雷光電撃(ライトニングサンダー)〉の似たもので〈雷光電撃(ライトニングサンダー)〉は〈感電〉や〈麻痺〉付与するが〈天雷〉は物理攻撃のみで異常状態は付与しない。


天からの雷は土の壁を突き抜けシーナを襲った。


「そこまで、勝者リーシヤ殿!」


「凄い魔法の戦いでしたね。シーナ選手は土属性を得意としているのに対しリーシヤ殿は土に効きにくい雷属性だったのに勝ってしまいました。凄かったです。4番目の選手は舞台にお願いします。」


「リーシヤ、ナイスファイト!行ってくるね。」


「バハムス学園からはメラス選手、対するシルフィーヌ学園からは〈魔術師〉のシノン選手。男性に珍しい魔法使いですがどんな技を見せてくれるのか、またミレア選手は魔法にどう対処するのか。構え、3、2、1、始め!」


「我は天からの裁きを望む。魔に染まりし穢れし者を祓いたまえ。その聖なる光はやるとなる。〈聖光槍(ホーリースピア)〉、その魔法を増やしたまえ。〈魔法増加(インクリース)〉!」


1本の光の槍が増やされて5本になりミレアを襲う。


「〈反転〉、あの魔法は存在しない。」


ミレアがそう呟くと魔法は粒子となり霧散した。


「フィーラさん、どういうことですか?」


「スキルでしょう。多分相当上位の。多分固有スキルです。スキルの権能は魔法を消す能力だと思います。」


「なるほど、とにかく凄いんですね。シノン選手はどうするのか!?」


ミレアの呟きはステータスにより全ての身体能力の上がっている俺だから聞こえたのだろう。


「卑怯です!僕に勝ち目ないじゃないですか。…降参です。」


「了解です。勝者ミレア!」


「流石に魔法を無効化されるなら勝てませんね。シノン選手に同情しますしあの降参は正しいと思います。最後に戦う選手は舞台にお願いします。」


「ミレア、お疲れ。じゃ、行ってくる。」


「バハムス学園からはカイン選手。シルフィーヌ学園からはドニス選手。両手剣対決です。あの禍々しいカイン選手の剣はどれほどの威力なのか、また神々しいドニス選手の剣はカイン選手の剣に勝てるのか!?構え、3、2、1、始め!」


「うおぉぉぉ!!!〈地割りの大剣〉!」


奥義か。


ドニスの振るった大剣は俺のミミック目掛けて振り下ろされる。


俺は特にスキルや奥義は使わずミミックの素の力で弾こうと構えているとミミックのヤイバに当たると同時にドニスの大剣は真っ二つになった。


自ら斬られにいく形になっちゃってすまん。


心の中で謝っておく。


「なんだと!?俺の、俺の剣が!……すまない、興奮してしまった。降参だ。」


「勝者カイン!あの剣は凄いですね。聖剣レベルのドニス選手の剣が当たっただけで斬られてしまういまともに打ち合うことすらできないとは。神話とレベルの剣かもしれませんね。」


「なんと!?本当にそうなら国宝レベルですよ!?個人の詮索は禁止なのでしませんけど。とにかく、勝者は、バハムス学園!!」


「「「「「うぉー!!!!!」」」」」

次は明日です。

前回言った通りしばらく毎日投稿します。

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