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殺奪  作者: 夏野
学園対抗戦編

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対抗戦第一試合

ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。


一応忘れてる方もいると思うので職業について。

追加設定でまず教会でそれぞれの神…魔法使いなら魔法神といった感じに祈って職業を授かる。基本は適正職業が鑑定の儀でわかるのでそれになります。で、剣士が騎士になりたいなら対応する神に祈ると進化します。条件を満たしてる場合のみで剣士から一気に魔剣使いや勇者になれたりはしません。

この小説では魔法使いの進化順は魔法使い→神官(プリースト)や回復術師、火術師などそれぞれの属性に因んだ職業になり万能型は魔術師→魔導師(ウィザード)何か一つの属性を極めた場合と万能型はこれ。→大魔術師(アークウィザード)大神官(アークプリースト)といった感じです。

お試しに俺が戦ってから数日。


時間の流れは速いものでもう本番だ。


開催される場所はここ、ガース子爵領だ。


すごい発展させてるのになんで子爵なんだろ。


もっと上の伯爵とか侯爵でもおかしくないと思うんだけど。


『ガース家は過去に大罪を犯し処刑は免れ…『言うな!聞いたら俺も殺される!』


とにかくその中の大きな闘技場でやる。


トーナメント表はこんな感じだ。


バハムス国立学園対サーテ領立学園、ティーファス私立学園対シャルフィーヌ領立学園、フィジネ領立学園対ドラテク領立学園、クロスト国立学園対3領で運営されているガーネット学園、侯爵家の運営するメローシュ学園対ティーゼ私立貴族学院、ロッド領立学院対最高神フォゴを崇めるフォゴ宗教学園、肉体派集まるキニュート学院対サドン領立学園、キャルドシーネ私立学園対エンル国立学園


トーナメント表はくじ引きで決めたらしく、不運なことに一番手だ。


相手は今年の3位候補のサーテ学園。


因みに2位候補のエンル学園は奇跡かわからないが1番最後だ。


お互い勝ち進めば一位候補の俺たちとは最後の決勝で当たる。


観客もたくさんいる。


クロムやリーシヤの親…この国の王や公爵家も来ている。


勿論俺の親やミレアの親も来ている。


俺の両親は俺が転移させて、ミレアの親も何故か俺が転移を手伝った。


メラスの親は仕事で来れないらしい。


で、もうすぐ1回戦が始まるので待機室にいる。


中にはテレビみたいのがありライブ中継されている。


観客席には無料で入れるので待機室の生徒たちと王族とかの拡大してみるようなんだろう。


開会式という王族の話したり偉い人の長い話を聞いた後にこの部屋に入ったのでライブ中継では注意事項などについて話している。



「先ほどの開会式でも述べた通り、ついに【ザーベスト王国学園対抗戦】が始まりました!今年も生徒の安全のために国に伝わる秘技でHPは1未満にならず周りへの被害もなくなります。では、今年の秘技の担当、〈大魔導師(アークウィザード)〉のフィーラさんです。早速、秘術について説明をお願いします。」


「は、はい。ご紹介に預かりました。〈大魔導師(アークウィザード)〉のフィーラです。この秘術は私の先祖であるフレン様が創り出した固有魔法で名前を〈神の守護域(かみのしゅごいき)〉と言います。詳しいことは秘匿のために言えませんが先ほどの説明通りHPが1未満にならないのと魔法やスキルでの範囲型攻撃が周りにまで影響を及ぼしません。相手の同意があることが条件ですが試合開始前に同意をもらうので問題ありません。HPが1になったら退場です。では、魔法を展開します。詠唱が長くなるので話を進めて下さい。」


「了解です。では、魔法の詠唱の間に試合のルールについて説明します。」


「1、即死系の魔法やスキルの使用禁止

これは〈神の守護域〉でも防げません。もし使用してしまった場合、失格になります。相手がこれにより死亡した場合ふつうの犯罪者と変わりません。フィーラさんは勿論、他の魔法の専門の方や剣の専門の方なども配置しているため即死技は発動前に注意を促します。」


「2、魔法薬(ポーション)魔法道具(マジックアイテム)の持ち込み禁止

〈支援魔法〉のバフや〈創造魔法〉や【錬成】といった魔法やスキルで創り出し使用するのは平気とのことです。また、開始前に使用するのも禁止です。開始前の鑑定、解析で見つかった場合は相手チームの不戦勝にします。」


「3、〈神の守護域〉の解除禁止

大魔導師(アークウィザード)〉のフィーラさんの魔法を解除できる人は限られますが一応とのことです。」


「大まかなルールは以上です。生徒の皆さんは開始前までに禁止事項の書かれた文書が渡されるはずですのでそれをお読み下さい。魔法は…まだかかりそうですね。では、試合の形式についてです。」


「全部で4試合あります。1試合目は各学園で1人ずつ戦っていきます。順番にルールはありませんが1番最後が総大将のことが多いです。これで勝った人数の多い方が勝利します。2試合目も1人ずつです。3試合目と4試合目は全員で連携して戦います。これのルールもあまり変わらずHPが1になった人から退場していきます。最後の1人が残っていた方の勝ちです。」


「ここで、HPが1になった時についてです。フィーラさんの一族は〈空間魔法〉や〈解析魔法〉も得意ということで〈解析魔法〉でHPが1になったら〈転送(テレポート)〉で強制的に結界外に出します。異常状態の場合は〈神の守護域〉を出る前に回復してくださるそうです。なお、ステータスの覗き見は違法です。そのためHPの割合以外は解析しないのでご安心下さい。」


「魔法はフィーラさん以外にも安全のために配備されている〈魔法使い〉や〈魔導師(ウィザード)〉の方も〈空間魔法〉をいつでも使えるようにしてるので安全面はバッチリです。すぐに回復できるように〈神官(プリースト)〉と〈大神官(アークプリースト)〉、〈回復術師〉や〈回復魔法〉の熟練者を多数配備してます。」


「魔法の詠唱が終わったようです。」


「ここを神の聖域となれ!〈神の守護域〉!!」


「舞台を囲むように神聖な光が覆いました!流石は何年もこの大会で死亡者0を保ってきたことはあります!フィーラさん、ありがとうございました。では、第一試合の開始です。生徒は入場して下さい。」



俺たちは舞台の側にある長椅子にみんなで座っている。


ミーアは俺の両親と観客席にいる。


順番は話し合った結果、万能型なメラスが最初に。


2番目には次に万能なミレア。


3番目がクロム。


4番目がリーシヤ。


5番目が俺となった。


「では、第一試合の始まりです。双方、はじめに戦う選手は舞台に上がって下さい。」


「ふぁー、眠いけど頑張ってくる。」


先述の通り俺たちからはメラスが、向こうからはハンマーを持っている筋肉質の男だ。


「バハムス学園からはメラス選手、サーテ学園からはゴローグ選手です。構え!」


「3、2、1。始め!」


へーこんな風にやるんだ。


これも司会の人が言っている。


「【影移動】。」


メラスは影に潜ると同時にゴローグの背後に出て背中を斬った。


それと同時にゴローグがえーっと、あれ、女性。


『フィーラです。』


そう、フィーラ。


フィーラの隣にワープする。


「そこまで、勝者メラス!」


フィーラが宣言した。


それと同時に〈回復魔法〉をゴローグに使っている。


「解説のフィーラさん。どういうことですか?」


「シンプルにメラス選手が強かったんですね。【影移動】は影を移動するスキルですので純粋な威力でHPを1にしました。ですのでルール違反はしてません。」


「すごいですね。いきなりこんな強い選手を選ぶとは!まさか全員これほどなのか、それとも1番強い選手を選んだのか!?2番目に戦う選手は舞台に上がって下さい。」


「じゃ、行ってくるね。」


「バハムス学園はミレア選手、サーテ学園はティーナ選手です。構え!3、2、1、始め!」


「全てを燃やす巨大な炎よ、放たれよ!〈大火炎球メガ・ファイヤーボール〉!」


相手は〈魔法使い〉だ。


魔法の威力から〈魔法使い〉の上位職業、〈魔術師〉や〈魔導師(ウィザード)》ということはないだろう。


ミレアは1本の剣のまま魔法を斬る。


「嘘ッ!?えーっと、どうしよう!?」


ミレアは無慈悲にも一気に距離を縮め胸を斬り裂いた。


フィーラはまたすぐに〈回復魔法〉をかける。


「そこまで、勝者ミレア!」


「フィーラさん、またも純粋なステータスということですか?」


「そうです。今回は【影移動】も使っていませんし魔法も斬りました。相当な実力者です。剣は詳しくないのですが、剣筋も綺麗でした。」


「解説ありがとうございます。続きまして3回目の選手は舞台にお願いします。」


「行ってくるね。」


「バハムス学園は…なんと、第二王子殿下です!クロム殿下のお相手はサーテ学園のミーラ選手です。構え!」


「3、2、1、始め!」


「〈水流(ウォーターウェーブ)〉!」


ミーラから放たれた〈水魔法〉で生み出された濁流がクロムに迫る。


クロムは水を避けつつ回り込むように走り剣を振り下ろす。


「ッ!?〈物理障壁(マテリアルシールド)〉!」


「ふんっ!」


クロムは魔法のシールドごと剣で叩き割りミーラの片腕を斬った。


「勝者、クロム殿下!」


「フィーラさん、やっぱりメラス選手に続いて皆さん強いですね。」


「そうですね。クロム殿下も剣筋がよく使用してる剣も業物ですね。」


「そうですね。続きまして4人目の選手は舞台にお願いします。」


「行ってくるねー。」


「バハムス学園はクロム殿下に続きクロード公爵家のリーシヤ殿です。サーテ学園はザハド選手。ザハド選手は地元では【剣聖】と呼ばれており職業も〈剣豪〉です。構え!3、2、1、始め!」


「〈雷光電撃(ライトニングサンダー)〉!」


「天から魔法が放たれた!ザハド選手は…剣を構えた!」


「斬るのは到底無理ですね、彼女の魔法は私と同等の威力です。」


「結果は果たして…!?」


迫る雷撃をザハドは斬ろうとしたが剣が弾かれ感電してしまい退場となった。


「そこまで、勝者リーシヤ殿!」


「やはりみんな強いですね。大玉となる最後の選手は…?最後の選手は舞台にお願いします。」


「行ってくる。」


勿論ミミックセットだ。


「バハムス学園からはカイン選手、サーテ学園からはザハド選手とのライバル。〈剣豪〉のバート選手。構え!3、2、1、始め!」


【神駆】を発動させて目の前に跳躍する。


ミミックを振るいバートの剣を弾き胸を斬る。


「そこまで、勝者カイン!」


「いやー、凄いですね。」


「たしかに凄いです。ですが他の方々と大差はありません。強敵と戦う時どれくらいの強さか気になりますね。」


「そうですね。第1試合の勝者はバハムス学園!」


「「「うぉーー!」」」


観客から歓声が上がった。

次は明後日です。

30から31、1、2と4日連続投稿します。

もし気力があればさらに5日6日連続と増えるかもですが多分2日までで連続が終わります。

内容は今まで通りの本編を書く予定です。

ss?あいつはいいやつだったよ。

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