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殺奪  作者: 夏野
学園対抗戦編

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装備作成 リーシヤ編

ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。


12時にssを投稿してるので興味があればそちらもお願いします。(読まなくても本編には影響しません)


※修正、追記点

33話目の入試

ミレアの実技試験担当をアーニャというどっかの誰かからミオに変更。

そこでギードのパーティーは【創世】と明かされておりギードのパーティーメンバーはギードがリーダー、シンヤ、ミオ、ドームスとなります。

カイン視点


「今日から各自の武器を作るために素材を集めてきてもらう。今、みんなの愛用している武器はミーア以外正直に言うと弱い。クロムのはマシだがこれからのことも見越して実験も兼ねて素材を集めてきてもらう。詳しいことと素材のある場所はメモにかいたからこれを見ておいてくれ。」


俺はメモを全員に渡してみんなを見送った。


◇◇◇


リーシヤ視点


素材集めかぁ。


素材を集めてくれたらカインが作ってくれるのは普通に嬉しい。


渡されたメモをみると各自にあった装備のための素材が書いてある。


私のは…やっぱり、杖ね。


素材は…南にある森の世界樹の枝。


私でやれるかしら?


森の奥に行くまでには幻影魔法を使う樹木系の魔物がおおく神霊樹の守護獣もいるとかいないとか。


昔なら勝てないけど今はゴットスキルもあるからね。


なんとかなるよ。


…あれ?私って公爵家の令嬢なのにどうしてこんな危ないことしてるんだろう。


◇


最近習得した〈空間魔法〉で街の郊外に転移して森に歩いて向かう。


森は靄がたっていて怪しい雰囲気だ。


木も変に曲がっており不気味さを醸し出している。


私は〈魔法図書館《ライブラリー・オブ・マジック》〉…略して図書館の本棚に手を入れて本を探す。


実は練習していて図書館に入らなくても手だけを図書館に入れて本を探すことができるようになった。


えーっと…これか。


〈光魔法〉でまとめていた本棚の中の〈日光照(サンライト)〉の本を取り出す。


あまり使ってない魔法はうる覚えだからちゃんと覚えたいな。


「〈日光照(サンライト)〉!」


魔法を発動すると昼間と変わらないような明かりが森の中を照らす。


うん、これなら怖くない。


「…ネェ?アソボ。」


うぅ…樹木精(トレント)。


人になりすまして不意打ちする木の魔物。


見た目も人に似ている。


…わけではなく幻影魔法で見せられている偽の姿。


なのでいつも殺すのを躊躇っちゃう。


あーもー!


手探りで本を探していく。


「〈火炎地獄(インフェルノ)〉!」


私から放たれた炎はどんどん広がっていき森を火の海にした。


あ、やばい。


こっちくる!


「〈魔法障壁(マジックシールド)〉!」


魔法攻撃から守ってもらえる魔法を使う。


ふぅ、危ない危ない。


あ、レベルが上がってる。


カインにみてもら…そうだ、解析魔法を作ればいいわ。


自分で自分の成長を視なくちゃね。


そんなことを考えつつ森の奥へと向かって進んでいった。


◇


1時間ほど歩くと洞窟についた。


〈魔力視〉を使い洞窟内を視る。


強大な魔力。


ダンジョンのボスと同じくらいの強さね。


よし、今のうちに魔法の詠唱をしておこう。


普通のは詠唱をなしでいけるけど使ったことのない高レベルの魔法は多少の詠唱が欲しい。


杖を洞窟に向ける。


「全てよ凍てつく究極の冷気よ、ここに顕現せよ。〈氷結地獄(コキュートス)〉!」


私の放った魔法は洞窟ごと凍らせた。


あ、やば!


「〈火炎球(ファイヤーボール)〉!」


洞窟の入り口部分にあたりいい感じに氷が溶ける。


「危うく私も通れな…く……?」

私の陰に重なり大きな影が現れる。


「グォォォォォォぉ!」


「……。〈雷光電撃(ライトニングサンダー)〉!」


後ろに振り返り得意の雷系魔法を放つ。


そこにはピンピンしている龍(ドラゴン)の姿があった。


「退避ー!」


〈魔法図書館《ライブラリー・オブ・マジック》〉に入る。


「あ、危なかった。」


図書館内はよっぽどの化け物以外は私の許可なしに入れないので一安心ね。


「取り敢えず紅茶でも飲みながら対策を考えなくちゃ。」


紅茶を出すように念じると目の前にテーブルと椅子、ティーカップにポットが出てくる。


図書館内ではある程度自由にできる。


主に内装を変えたり何かを生み出したり出来る。


◇


「ふぅ、出来た!」


〈思考加速〉を駆使しつつ紅茶を飲みながら魔法を作っていた。


〈思考加速〉の時間も含めると24時間ぶっ通し…。


疲れた疲れた。


腕を伸ばしつつ魔法の確認をする。


名前は〈断罪の雷《ジャッジメント・サンダー》〉。


神々の使う〈神罰(ジャッジメント)〉を基に雷属性を付与した。


カインやミーアのような魔力はないので威力も相当落ちている。


だけどこの魔法には防御貫通の効果がある。


どれだけ強固な鱗に守られていても、〈魔法障壁(マジックシールド)〉を展開していても無視してHPを減らせる。


ついさっきまで書いていた〈断罪の雷《ジャッジメント・サンダー》〉の本を片手に持つ。


もう片手には杖を持ち図書館の出口に向かって歩く。


歩きつつ詠唱をする。


「穢れし者に罰を与えよ。時は来た、断罪の時だ。その罪を償え。」


図書館を出る。


「グォ?」


私が出てくるとは思わなかったのか不思議がっている。


「グォォォォォォ!」


「〈断罪の天雷《ジャッジメント・サンダー》〉!」


空から白い雷光が落ちて龍(ドラゴン)に直撃する。


「グ…ォ。」


龍(ドラゴン)が倒れると同時に爆速でレベルが上がっていく。


カインと出会ってから凄い勢いで強くなるなぁ。


龍(ドラゴン)から魔石を回収して洞窟に進んだ。


◇


暫く歩くと先程までとは違う明るい森に出た。


もういいし〈日光照(サンライト)〉を解除する。


そしてここからでも見える森の中心に大きな木がある。


外からは見えなかったのに空の果てまで続いている大樹だ。


あれが世界樹かな?


お父様に聴いた話でもああいうのらしいし。


〈魔素視〉を使うと世界樹…いや、世界樹を中心にこの森から途轍もない魔素が視える。


この森は珍しいが珍しくない。


私の倒した龍(ドラゴン)を倒せる強さがあれば普通に来れるから。


ただし世界樹に行ける者は少ない。


世界樹の周りにまではみんないけるのだが登ろうとしたり枝を折ろうとすると入れる者が限られる。


何故そうなのかは解明されていないが私は世界樹の意思と考えている。


そう考えつつ世界樹に近づいた。


結論から言うと私は無事に世界樹に近づくことができた。


枝に手をおき折る。


「んーー!」


全然折れない!


「〈神威力向上《セイクリッド・パワード》〉。」


これでどうだ!


「ふーーーーん!…わ!?」


枝が折れるとそのまま後ろに転がってしまう。


「いてて…あ!やった!」


他に必要な素材は…うん、ないね。


「〈転移(ワープ)〉!」


いつもの部室に戻る。


「あれ?カインいたんだ。」


「あぁ。ミレアは白虎がいるから一人、メラスは非常事態のためにミーアと、クロムも一人で攻略中。」


「なんで私一人なの?」


「ゴットスキルあるし大丈夫かなーって。実際問題なかったろ?」


「なかったけど…。あ、これ枝ね。」


「い、どれどれ?……うん、上品質だ。あ、途中で龍(ドラゴン)いなかったか?」


「ついでに倒してきたよ。これ、魔石。」


エメラルドグリーンの綺麗な宝玉だ。


「これ貰っちゃっていいか?杖の素材にしたい。」


「全然いいよ。かわっこいいのよろしくね。」


「任せとけ。」


1分後


「出来たぞ。」


「早っ!?」


「これだ。」


そう言って杖を渡される。


見た目は木を綺麗に削って絡めた感じ。


先端に魔石が取り付けられていている。


魔法使いの杖というよりは神聖な神官(プリースト)の使うような神々しさがある。


龍(ドラゴン)と戦う時についでに作った〈事象解析(アナライズ)〉を杖に使う。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


世界樹の杖 ノーネーム


階級 創世級(ジェネシス)

種類 聖杖


エクストラスキル

不壊


ゴットスキル

魔力之王(スペーク)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


魔力之王(スペーク)▽

レベル-

超魔力循環:魔法発動に使用した魔力が500%になる

魔力品質向上:魔力の質が上がる

魔力操作:魔力を具現化し操作が可能になる

残光(ざんこう)の裁き:1日に1度〈神罰(ジャッジメント)〉を使用できる


神罰(ジャッジメント)▽

属性:神

種類:範囲指定型、スキル魔法統合型

効果:〈耐性無効〉、〈神の束縛〉


〈耐性無効〉▽

耐性を無視して攻撃をする


〈神の束縛〉▽

デメリットのあるデバフを全てかける

重複すると効果がなくなるものも効果を発揮する


「えっ!?」


「うん、俺も驚いた。まさか〈創世級(ジェネシス)〉になるとは思わなかった。」


「いや、そこじゃなくて。〈神罰(ジャッジメント)〉だよ。」


「あぁ、それか。どうやら世界樹自体神の代理みたいなものらしくて…うーん、プログラムされたことだけをやる存在っていうのかなそんなのだから神罰を落とす権利があってな。なんとか再現したんだ。」


「なるほど?とにかくありがとう。」


「あぁ。2番手は誰か賭けないか?」


「いいよー。」

次は明後日です。

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