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殺奪  作者: 夏野
領地運営編

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79/325

マモンvsミミック

ブクマ急上昇&総合pv150,000突破です!

評価もありがとうございます。


ちょっと短めです。

最近短めなのが多くてすみません。

「え?ミミックなんでいるの?というかミミックだよね?」


「そうだ。カインの愛剣ミミック様だ。で、「なんでいるの?」だがアペタイトと旅行に行ってたんだがアペタイトが「カインが危ないですね。」と言うから超速で帰ってきてやったんだよ。俺が助けてやる。ミミックを貸しな。」


「あ、はい。」


ミミックをカオスから元に戻し渡す。


「ミミックもう一度暴れようぜ!」


ミミックが光って反応したように見えた。


気のせいかな。


「ミミック、俺も戦うぞ。」


「やめときな。あいつはお前じゃ勝てない。」


「…わかった。健闘を祈る。」


俺は白虎に近寄り結界を張り回復魔法を使っている。


さて、ミミックの実力はどんなもんかな。


◇◇◇


「話ハ終ワッタカ?」


「おうよ。ここからは俺が戦うぜ。」


「フフフ。我ヲ楽シマセロヨ。」


「あぁ。〈紅血之剣(のつるぎ)〉!」


ミミック(人)のミミック(剣)が紅く怪しげなオーラを放つ。


ミミック(人)が片手で豪快に振るう。


マモンは6本の剣で防ぐが2本の剣にヒビが入り折れてしまう。


更にノックバックで後ろに吹き飛ばされる。


「ミミック、カ。何処カデ聞イタ名ダ。」


「一時期は〈神の敵〉やら〈反逆者〉と呼ばれてたからな。」


「ソノ剣…ミミックト言ウ剣……天罪者か。」


「そうだ。どうだ?降参するか?」


「舐メタ口ヲ。我モ〈大罪ノ大悪魔〉ト呼バレル者。ソウ簡単ニハ退()ケン。」


「そうか。なら、死ね。〈痕跡之剣〉!」


ミミック(人、剣)は微妙だにせずミミック(剣)を構えているだけだ。


「?」


マモンも困惑している。


「はぁ!」


ミミックがその場でミミック(剣)を振り下ろす。


勿論、空振りだ。


「ッ!?」


ミミック(人)が剣を振り下ろすと同時にマモンの胸部が急に斜めに引き裂かれ鮮血が飛び散る。


マモンは苦しそうに折れた剣を持っていた2つの腕で胸を押さえうずくまる。


へー、悪魔も赤い血なんだ。


『で、今のは何?』


『多分ですが〈時間属性〉の技で過去を斬ったと推測します。』


なるほど。


確かにミミック(人)がマモンと戦っていた場所でミミック(人)はミミック(剣)を振り下ろしたな。


「今ノハ…〈時間属性〉……カ?」


「そうだ。〈時間属性〉は耐性がなければ防ぎようがない。このままだと本当に殺すしかなくなるぞ?」


「無ケレバ手ニ入レルマデ。」


「…!?おい、カイン!あいつが【空間属性無効】を獲得しやがった!このままじゃ殺しにかかんないと負けるぞ!どうする?」


「あいつは〈強欲の悪魔〉だ。望んだものは自由自在に手に入れられる。構わん、殺せ!」


「おうよ。〈一刀両断之剣〉ッ!!!」


ミミック(剣)が巨大化しミミック(人)が両手で上に掲げるように構える。


「……。遺言ヲ聴イテクレルカ?」


「なんだ?」


ミミック(人)ではなく俺が答える。


「〈暴食の大悪魔〉ベルゼブブニ会ッタラ伝エテクレ。我ハ死ンダト。」


「…会ったら考えてやる。」


「アリガトウ。」


マモンは諦めたのか剣も地面に置き無抵抗だ。


「さぁ、死ね!」


ミミック(人)が叫びミミック(剣)を振り下ろす。


ミミック(剣)はマモンだけではなく空間、時間、神山ごと斬り裂いた。


ミミック(剣)が山ごと真っ二つにするとミミック(剣)は元通りの大きさに戻った。


ミミック(剣)の大きさが戻ると何故か神山、時間、空間が元通りに戻った。


うん、世の中には謎が多いな。


◇◇◇


「いやぁ、ミミック。今回は凄いに助かったよ。」


「それ程でもあるな!」


「本当にマジで助かった。マモン…いや、〈大悪魔(アークデーモン)〉を正直言って舐めてた。〈熾天使(セラフィム)〉を倒したとは言え甘くみていた。」


「は?〈熾天使(セラフィム)〉だと?」


「あぁ。そうだけど。」


「〈熾天使(セラフィム)〉は〈大悪魔(アークデーモン)〉の100倍以上のステータスだぞ?カインが異常とはいえそれは無理だろ。俺でも勝てないんだぞ?」


「ミミックでも勝てないのか。となると【分身】スキルだったのかなぁ。」


「エクストラスキルには【分身】や【影分身】というスキルがあるからそれだろうな。あ、忘れてたがミミックだ。」


ミミック(剣)を渡される。


「俺はいいんだがミミック(人)はミミック(剣)は使わなくていいのか?ミミックも実体を持てるんだしお前が持っててくれた方が心強いんだが。」


「悪いな。俺は過去の存在だから無理だ。今のミミックの持ち主はお前だ、カイン。」


「…そうか。分かった。無理を言って悪かったな。」


「いいってことよ。」


「そういえば、俺の知らない〈奥義〉をたくさん使ってたんだがどうすれば使えるようになるんだ?」


「〈○○之剣〉ってやつだろ?アレは最上位の奥義だ。今の奥義を磨いていけば色々なやつが使えるようになる。いわば〈スキル〉と同じだ。」


「そうなのか。世の中広いなぁ。」


「それはそうとそいつは白虎か?」


「ん?あぁ、そうだが?」


「白虎も弱っちくなったなあ。実はよ、昔の相棒でな。ミミックと俺が〈天罪〉に目覚める前のだがな。」


「…。」


「白虎は神獣。神に仕える獣だ。俺とは敵同士だからな。仕方なかったんだ。」


「…ッ……。」


ん?


「お、帰ってきたみたいだな。俺はここまでだ。また剣に戻らせてもらうぞ。」


「分かった。また何かあったらよろしくな。」


「おぅ。」


ミミックが消える。


いつものような精神生命体?になったな。


「カイーン!」


リーシヤと先生が戻ってきたみたいだ。


◇◇◇


「山がカイン君の持っていたあの剣で斬られたんですが何があったんですか?」


「…実はですね。」


「はい。」


「太古の英雄がですね。」


「はい。」


「来てくれたんですよ。」


「はい。」


「それで僕を助けてくれました。」


「なるほどなるほど。で、本当は?」


「本当にそうなんですよ!」


嘘は言ってない。


英雄と盛りはしたが実際英雄だったし問題ないだろう。


「まぁそういうことにしてあげましょう。」


「ほんとなのに。」


「それにしてもカインが勇者様だったとはね。」


「俺もなりたくてなったわけではないんだけどな。」


「えー、そうなの?勇者、かっこいいと思うけど。」


「どんなものも他社からみるとカッコよく見えるものさ。」


「確かに私のお父様も公爵だから憧れてる人は多いけど仕事が大変って言ってたわ。」


「世の中そんなものですよ。そろそろ帰りますよ。」


もう夕方じゃん。


「僕なら魔法で白虎も含めて〈転移〉させられますけどしますか?」


「魔力は足りるんですか?結構な激戦だったと思うのですが…。」


「大丈夫です。魔力だけは自身があるので。」


「なら、お願いします。」


バハムス学園の校門をイメージする。


「〈転送門(テレポータル)〉。」


白の複雑な魔法陣が地面に描かれ空間に穴ができる。


穴の先は勿論学園前だ。


『サータ、白の魔法陣なら〈無属性魔法〉で魔力に属性を宿す必要がないから白なんだろ?ならなんで空間魔法は白なんだ?』


『〈空間魔法〉と〈時間魔法〉は〈無属性魔法〉の上位互換です。そのため〈空間属性〉や〈時間属性〉とは言いますが正確には〈無属性〉に分類されます。』


ふむ、なるほどなるほど。


そんなことをしつつも先生とリーシヤは〈|転送門《テレポータル〉をくぐっていく。


俺もあとに続いて通り、通り終わると魔法を解除する。


「先生、解散でいいですか?」


「えぇ。今日はありがとうございました。白虎はソレード先生に預けておきますね。」


いないなぁと思ったら先生が運んできてたのか。


「リーシヤ、またな。」


「さよなら、また今度。」


……そろそろ学園に戻らなくちゃなぁ。

次は明後日です。


ミミックが分かりにくい!

誰だ!こんな設定にしたやつ。…はい、私です。すみません。


急ですがこの次から新章になります。

それと章終わりのステータスですがなくします。

ここからはあまりステータスの変動がない(予定)なのでいらないと思ったのと私が毎度のように章終わりにステータスをつけ忘れるのでなくさせてもらいます。

もし欲しいと言う意見があれば復活させます。

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