大天使の目覚め
ブクマ、評価、いいねありがとうございます。
ちょっと短めです。
やばいです、毎回毎回「のんびり回にしたいと言った、あれは嘘だ!」って言いたいです。
どの話もバトルの展開にしたいにした方が繋げやすい…それでものんびり回にはしたいんだ!
ダンジョン探索⑥のスキル設定を少し変えました。
星幽体化が生命維持活動がなくても平気ということになりました。
久々に屋敷に帰ってきたので中を見ていくことにする。
マップでみるとミレアはまだ学校らしい。
ミーアもどこかに出かけている。
船じゃこんな速度で着かないし先生の魔法で馬車での道のりを端折ったのかな?
うーん、なんか昔を思い出すなぁ。
小学生の時は学校を休むと特別感?みたいなのが良かった思い出がある。
今回はちゃんとした休みだし、先生が無言の圧で見ず知らずの校長を脅していたこのなんて知らない。
屋敷の中を見て回っていると埃1つ無く綺麗だった。
アペタイトとかが掃除してくれてたんだな。
万物感知に反応がある。
空き部屋に反応がある。
…ウリエルか。
そういうば結局、ウリエルの信者の人たちの大魔法は発動されなかったな。
ウリエルのいる部屋に行く。
「よぉ、元気してるか?」
「……。」
「どうした?寝ぼけてるのか?」
「……。」
ふむ…。
万象眼の鑑定では妨害されてみれない。
『万象眼は鑑定を目的としたスキルではないため鑑定に成功しても異常を感知できない可能性が高いです。』
『じゃあどうするんだよ。』
『通常の鑑定眼やアードの持っていた真理眼ならばレベルによりますが鑑定できます。』
『持ってないね。』
『はい。ですのでいずれは獲得してほしいですが今はウリエルの命に関わるので魔法で代用します。』
『あれ?』
『どうかしましたか?』
『ウリエルは呼び捨てなんだな。』
『ウリエルは私より下位の天使ですので。』
『そうなんだ。悪かった、続けてくれ。』
『魔導之神による魔法創造で事象解析を作ります。』
アナライズ…解析ってことか。
『どんな風に作ればいい?』
『私が本体の体で事象解析の魔法が使えるのでそれをコピーして作成します。…情報をコピーし、魔法創造にて複製。成功しました。これで事象解析が使えます。』
おぉ!
「事象解析。」
白い魔方陣とともに魔法が発動する。
白ってことは無属性魔法かな。
うっ…。
とてつもない情報量が入ってくる。
ミーアと戦った時より多い。
『整理が完了しました。』
ふぅ、落ち着いた。
サータが制御してくれるため俺はここをみたいなどと念じるだけだ。
ステータスも0.0001の位まで見れるし状態も健康だけではなく1つ1つの細胞の状況まで分かる。
ざっくり見ていくと束縛の呪いというのがかけられていると分かった。
これが原因か。
『なんか良い魔法ある?』
『前にミレアの使っていた状態回復でも良いですが解呪魔法の解呪で良いでしょう。これは呪いの解除のみをメインとしているため異常状態全般に効く状態回復よりも効果覿面でしょう。』
「解呪。」
金色の魔方陣から光が注がれ呪いが解かれる。
黒だった翼、髪、天使の輪など全てが純白になる。
今気にすることじゃないがベットで寝てた時って天使の輪ってどうくっついてるんだろう。
「ッ!?……。」
ん?
束縛の呪いとやら以外にもあるのかな。
「わ…たし、は、ウリエ…ル。あの、呪いを、解い…てくれて、あり……がとう。」
「いいって。束縛の呪いは解いたが他に何か問題はあるか?」
「忍耐をなくした大天使…は?」
「お前が持ってるんじゃないのか?」
「わから…ない。ステー、タスか……見られ、ない。」
……あっ。
俺が魔法で拘束してたんだっけ。
「魔法解除。」
「これでどうだ?」
「…忍耐之神王がなくなって、る。嫉妬之神王を獲得、し…てる。」
「なぁ、普通に話せないのか?途切れ途切れだとわかりにくいんだが…。」
「まだ…呂律が回ら、ない。呪いが…完全、に、解ければな、おる。」
「分かった。それならいい。スキルについては詳しく聴きたいが忙しくてな。取り敢えず確認だ。お前は俺と敵対するか?協力するか?」
「…協力した、い。」
「よし、分かった。場所を移そう。俺がお前を転移させるから着いたところの空いてる部屋に住んでくれ。」
「わか、った。」
「詳しくはこれを見といてくれ。」
創造魔法でサータに速攻で作ってもらった説明を紙に転写して作った。
「じゃあ、また後で。空間転送。」
因みに空間転送と転移は微妙に違くて自分がワープするなら転移。
相手を送るなら転送になる。
◇◇◇
次はー、俺の実家かな。
マップで転移する。
門番に挨拶をして中に入る。
うん、変わりなし。
あんな魔神が現れたのに平和そのものだ。
というか俺の扱いはどうなるんだろう?
素顔のまま俺…ミミックが魔神と戦っちゃったからなぁ。
とか考えていたら家に着いた。
扉を開ける。
「帰りましたよー。」
「カイン!お帰りなさい。」
「あれ、父さんはいないんですか?」
「農作物を大きな街に納めに行ってるわ。」
そういえば平民だけど農業してるんだっけ。
「なるほど。」
「今日は遊びに帰ってきたの?」
「父さんがいる時に話そうと思ってたんですけど、僕が領地を持つことになったんで父さんと母さんもそこに移住するのはどうかと思いまして。」
「カインももうそんな歳なのね…。お母さん、嬉しいわ。」
昔っていいよね。
子供の頃は将来なんて気にせずに気ままに生きてたのに…今では異世界に来て色々やばいめにあって……。
…日本にいた頃とあんまり変わってない気がする。
銀行に行けば強盗が居合わせ。
道を歩けば転んで犬に噛まれて通り魔にあって。
買い物をすればカビてたり腐ってたり不良品だったり。
うん、変わってないね。
「勿論お金とかは取りませんし引っ越してみませんか?」
「そうしようかしら。取り敢えずお父さんが帰ってきてからでもいい?」
「えぇ。いつぐらいに帰ってきますか?」
「そうねぇー、2、3日はかかるわね。」
「じゃあ4日後くらいにまた来ますね。」
「あら?泊まっていかないの?」
「色々と忙しくて。」
「そう。次来るときは泊まっていってね。」
「はい。では、また。」
家を出て転移する。
転移先は学園だ。
まだ学校のある時間だが休み時間のために来た。
目的としてはミレアに聴くのと先生との情報交換だ。
校門には学生が大勢いた。
だが注目は集めていない。
ふふふ、ちゃんと幻影魔法で姿をみえなくし、マップでの転移なので魔力の痕跡もない。
途中でトイレに入り幻影魔法の姿隠しを解除してアイテムボックスでの速着替えをする。
それでSクラスに行く。
中に入る。
「よぉ、ミレア。」
……。
誰もいねぇ。
マップでミレアの位置をみると西にある高い山の方に先生達と向かっている。
マップでは東の神山と出てる。
神山…あ、白虎のとこか。
仕方ないのでミレアに念話を送る。
『ミレア、忙しいとこ悪いがいいか?』
『ん?カインね。何?』
『メインの住居を屋敷から領地にある城にしたいんだけどいい?』
『別にいいよ。』
『おっけ。屋敷の中にその城に転移出来る魔方陣設置してあるから荷物をまとめて来てくれ。アペタイトやウリエルにも移ってもらったから引っ越しが済んだら連絡をくれ。』
『りょうかーい。』
よーしっと。
あとは先生のところか。
先生は…うん、ミレアのところだね。
『わりぃ、先生に今度俺が会いに行くと伝えてもらってもいいか?』
『分かった。』
あ、ミーアはどこに行ったんだろ。
マップではこの街の図書館にいるらしい。
入試のための勉強かもしれないので用意ができたら俺が作った海底城に引っ越すようにメッセージを残す。
仕方ないしウリエルのところに行って話を聴くか。
…やべ、フレンを運ぶの忘れてた。
まだ眠っているフレンを海底城の部屋に運び俺はウリエルの部屋に向かった。
次は明後日です。
ちょっとだけカインの日本の頃の話を書きました。




