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殺奪  作者: 夏野
転生編

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二体目

改稿済みです。

帰りは魔物に会わなくて良かった。


いたら最悪少しだけ回復した魔力で〈雷魔法〉で試し焼きはずだったんだが。


因みに魔力は24時間で限界まで回復するっぽい。


というわけで家に着いた。


「ただいま帰りました。」


「カイン!?無事だったのか?本当にお前なんだな?」


「そうですよ?何かあったんですか?」


「ん?あぁ、森の方から落雷や咆哮やら爆発が聞こえたからな。心配だったんだ。」


やばい。


よし、本当のことを話そう。


相手がA+ランクでも分かってくれるはず。


「実は森でこの魔物と遭遇して助けを呼ぶのもままならなかったので近くにあった自作の槍(木の枝)でなんとか倒せたのですが……。」


「ふむ、見せてもらえるか?」


「はい、持ってきます。」


家の外にいておいたのを持ってくる。


「何!?こいつはここらの魔物を支配をしてるやつではないか?最近、こいつの被害が酷くて大きな街から討伐隊を募集し、討伐に向かったんだがギリギリ仕留め損なったんでな。一回こいつは貰ってもいいか?」


それで弱ってたのか。


「出会った時には弱っていたのでそいつで間違いないと思います。一回預かってもらってもいいのですが記念に牙と(たてがみ)を少しずつ貰ってもいいですか?」


「ん?あぁ、構わないぞちょっとまってな。」


牙を二本抜けかかっていたのを抜きナイフ?で鬣を刈り取り手に乗るくらいを取る。


「これ以上は素材価値が減ってしまうからこのくらいしか渡せないが……」


「いえ、貰えるだけでも本来は珍しいことなので全然!」


よし、加工系スキルを取って剣でも作れたらいいな。


「2人とも、いい加減にしなさい!もうご飯ですよ!」


「すみません母さん。お腹すきました。」


翌日


「夜に村長がお前に会いたいそうだから夜の鐘までには帰ってこいよ。」


朝昼晩になる時計がわりの鐘のことだな。


「分かりました。昨日は森に入って少ししか探険できなかったのでもう少しだけ探索したら帰ります。」


家を出て行く。


さーて、次の奴を狩りに行くぞ!


森を数十分歩くと…


ーガサッー


木々が揺れる。


「シャァァ!」


車ほどの蜘蛛だ。


雷魔法の試し撃ちだ!


手を向け叫ぶ。


「雷よ敵を撃て〈雷槍〉!」


俺の手から細長くなった雷というか光が出る。


そして蜘蛛を串刺しみたいに貫く。


えっ?これでレベル1?


消費魔力10くらいだよ?


確かに槍は鉛筆の5倍くらいだけど威力がおかしいって。


これで初めに手に入るまほ……あーっ!?


スキルツリーの水魔法の隣の隣にあるってことは上級かな?


「シャ……ア…………。」


まだ生きてたか。


「敵を焼け〈火炎球(ファイヤーボール)〉!」


野球ボール程の火の玉が蜘蛛を焼く。


『【粘糸】を獲得しました。』


『【毒纏(どくまとい)】を獲得しました。」


おぉ!


粘糸▽

レベル1

口→手(神界権限により変更されました。)から1m程の糸を魔力無しで自由に操れる。


毒纏▽

レベル1

消費魔力5で体に毒を纏わせられる。毒の威力や範囲は魔力に比例する。手に持っている武器や服も効果を及ぼせる。


しゃあ!


早速手に毒を……おぉ指先だけ紫に!


魔力を30ほど込めると?


手全体が紫になった!


取り敢えず自分が毒状態にはならなそうだけど怖いから解除。


【粘糸】は?


取り敢えず木に発射!


おぉくっついた。


これを短くすると?


だんだん登って行く。


つまりスパイ〇ーマンみたいに木々を空中移動できる!


……一回疲れたし休憩するか。


よし、休憩したし続きを狩りに行くか。


【粘糸】を木につける。


引っ張っても取れる気配はない。


よし。


糸を短くして宙に上がる。


2本目を出そうとするも出ない…。


あっ、1mを超えるからか?


糸を操り前方に跳ぶ。


すぐ反対の手から出す。


おぉ、進めた。


どんどん進んでいく。


ーピュンッー


後ろに何か落ちる。


振り返るとモグラみたいなのが土の球を打ってくる。


鑑定!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[魔法]

土魔法


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈土魔法〉あるじゃん!


よし……あっ、火と雷って土に効きにくいやん。


土球をかわしながら地面に降りる。


石を拾い投擲!


モグラに直撃する。


『〈土魔法〉を獲得しました。』


『【超嗅覚】を獲得しました。』


あいつが持ってたスキルか。


土魔法▽

土属性の魔法を操れる。


超嗅覚▽

レベル1

嗅覚を一時的に2倍にでき匂いを嗅ぎ別けやすくなる。(消費魔力 10/5秒)


おぉ?


これで魔物探し出来るのでは?


【超嗅覚】発動!


血の匂いっぽいのを探して……。


こっちか!


『【探査】を獲得しました。』


ん?


探査▽

レベル1

半径5m内にいる物を探しだせる。(消費魔力 10/回)


めっちゃ使えそうやん。


ずっとスキルポイント貯めてても勿体無いし5くらいまで上げるか。


『【探査】がレベル5になりました。』


『【広域探査】が解放されました。』


んー?


スキルポイントが4になっちゃったか。


【広域探査】……。


ポイントが1減って3になった。


『【広域探査】を獲得しました。』


探査▽

レベル5

半径100mにいる物を探しだせる。(消費魔力15/回)


広域探査▽

レベル1

半径500mにいる物を探しだせる。(消費魔力10/回)


【探査】……君はいいやつだった。


取り敢えず家に帰らないと間に合わないな。


【広域探査発動】!


自分家!


何となく場所が正確にわかる。


ん?


ゲームメニューのマップと組み合わせると?


おぉ!


マップにピン見たいのが出てる。


めっちゃ便利やん。



「ただいま帰りましたー。」


「カイン、今日もなにか持ってるように見えるのだが?」


一応蜘蛛もモグラも持ってきたけどなんて名前だっけ。


ログのところに載ってるかな?


おぉ、載ってるな。


大毒蜘蛛(ポイズンスパイダー)土堀動物(モグラ)ですね。」


モグラってモグラのままなのか。


「………。今から行く村長のところにその2つを持ってってもいいか?」


特に使えそうなところはないしいいか。


「いいですよ。」


「そうか!あと少ししたら行くから準備してこい。」


「分かりました。」


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