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殺奪  作者: 夏野
学生編

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級友招待

改稿済みです。


修正点10/3

「森へ」の成長補正の倍率を直しました。

「スキル獲得」のゲームメニューに設定機能が書かれていなかったため、追記しました。(スキルに説明が書かれていないが、使える機能と書きました。)

「パーティー」に上のゲームメニューに関する追記に伴い、視界の右下にその他の項目がで見えると追記しました。


修正点10/9

一つの前の話で、カインたちが勝手に下校する不良になってしまっていたので、少し話をかえました。

『マスター、何かお忘れでは?』


『…何かあったっけ?』


『冒険者カードです。』


『あー。ズルしてSにしてもらうって話の。』


「ミレア、冒険者カード取りに行くけど一緒に来る?」


「あー、忘れてた。行く行く。」


家に【転移】したものの、ギルドに【転移】し直す。


「カイン、直接ワープしてくるな。それに、これは魔法じゃないだろ?感知できなくて、うっかり殺しても責任はとらんぞ。」


ギルドもとい、ギードの執務室に直接【転移】してきた。


「冗談でもやめてくださいよ。」


「冗談じゃないが?」


「そーりーそーりー、で、カード貰いにきました。」


「私も同じくカード貰いにきました。」


「おぅ、これだ。」


ギードが金庫に近づき、白の魔法陣を展開する。


ーガチャー


すると、金庫が勝手に開いた。


そこから金色に輝く2枚のカードを取り出し、俺たちに渡してきた。


「おー、綺麗。」


「凄いですね。神黄金(オリハルコン)ですか?」


「あぁ。それも、Sランクダンジョン産の超高純度のだ。〈土魔法〉だと、どうしても品質が落ちるからな。」


「ありがとうございました。用事があるので、僕たちはこれで。」


「ありがとうございます、ギードさん。あ、ミオさんに私がお礼を言ってたと伝えてほしいです。」


「わかった。」


「じゃあ、また。【転移】。」


無事に家に着いた。


「ミレア、軽く掃除よろしく。俺は和食作っとくから。」


「んー。」


ミレアは前世で毎日コンビニ、スーパー飯。


もしくは外食。


俺は前世では毎日自炊。


得意料理は味噌汁に焼き魚。


こっちの世界で和食を再現するために、サータに協力してもらい、日本の種に似た魚を探してもらったり、味噌や醤油の発酵を手伝ってもらい、色々と開発に成功している。


無論、白米もここの屋敷で栽培済みだ。


水や土は魔法でなんとかなるし、米は米で珍しいものの、多少の流通があった。


俺は洋食より和食が好きなので、サータには感謝しかない。


自我がある以上、裏切りなどの不安がないわけではないが、信頼はしている。


壺から西京味噌を取り出し、鮭もどきを浸す。


その間にひじきや大豆、にんじんに醤油、味醂(みりん)、砂糖なとを取り出し、煮物を作る。


ひじきの煮物は俺が好きだから作っている。


水に鰹節で出汁をとり、具材と味噌を入れ煮込む。


白米の方は昨日炊いた残りがある。


あとは野菜か。


青菜のおひたしでいいかな。


「カインー。ほうれん草と青梗菜(ちんげんさい)はやめてね。」


ミレアは青菜が嫌いだ。


勘づかれたか。


『ミレアに頼まれていたので、私がお伝えしました。』


『サータ、何してるのかな?』


『申し訳ありません。』


『ごめんで済んだら騎士団も自警団も傭兵もいらないんだよ?』


ならかぼちゃの煮付けでも作るか。


そんなこんなで用意が進む。


「掃除終わったよ。」


「俺の方も大体できた。」


「「……。」」


暇だ。


今度ゲームとテレビを作れるか試してみよう。


『【マップ】に反応がありました。』


見てみると、あと数分の位置にみんなが来ていた。


そういえば新しい武器とか装備が欲しいな。


せっかく異世界に来たわけだし、槍とか弓とか色々使いたい。


二年近くヒタト、邪龍の魔剣、聖魔のコートだし。


「今日の夕ごはんは?」


「鮭の西京焼き。」


「居候の身で言いたくないけど、4日に3日鮭はきついんだけど。」


「じゃあ明日はそぼろご飯で。」


「3日に2日そぼろもきついんだけど。もっとハンバーグとかステーキとか色々あるじゃん。」


ーコンコンコンー


「「どうぞー。」」


「「「お邪魔します。」」」


「わー、広い!」


一番初めに入ってきたのはメラスだ。


無論、俺たちもエントランスまで3人を歓迎しに行く。


「父上の別荘にも負けてないね。」


国王と同等ってコメントに困るんだけど……。


「うちの第二館とも同じくらいね。」


公爵家の…なんて言えばいいんだ?


本館の隣とかにあるような少し小さめの建物とも同等もコメントが……。


「取夕飯の用意は出来てるけど、どうする?食べてから何かするか?何か遊んでから食べるか?」


「その年で一人暮らしできるってのもすごいわね。」


「うんうん。僕なんて料理をしたことは一回もないよ。」


お嬢様、お坊ちゃまは俺らとは格が違う。


「私も料理はカインに任せっきりだからなー。」


「私も鹿の丸焼きくらいなら作れるよ。」


うーん?


メラスの実家って鹿でるの?


そもそも鹿っているのか。


「で、どうする?」


「僕はお腹空いてないからっちでもいいよ。」


「私もどっちでも。」


「眠いけどお腹は空いてないよー。」


「俺もどっちでも。」


なんて主体性の無い。


そして、俺を含めたみんながミレアの方を見る。


「え、えーっと…。よ、よし!プール入ろう!プール!」


「おー、プールがあるんだ。私、水に入るの初めて!」


メラスは平民だし、湯船に入ったことがないのだろう。


「いいね。私は自分の家のに一人で入ったことしかないから楽しみ。」


「僕はないかな。」


「え。クロムないの?」


「うん。父上と兄上がやめろって。なんでもすとーかー?とやらがいて危ないとか。」


「……。えーっと、ど、ドンマイ?」


クロムはイケメンだ。


それに加えて王子。


ストーカーが生まれない理由がない。


「カイン。じゃあ、私たちは2階のあそこの空いてる部屋で着替えてくるから。」


「あー、うん…?水着どうするの?」


「私のを貸す?」


「大きさ。」


「最悪、裸で…「俺が嫌だよ!ミレアはなんでいいんだよ!」


俺とミレアは精神年齢が大人だ。


他の3人は精神年齢も体と同じだろう。


だから裸でもいいとする。


だが、ミレアが裸でいいって言い出すのはおかしいだろ!


「俺がちゃちゃっと買ってくるから。ミレアは部屋に案内しといて。クロムはそこのリビングで待っててくれ。」


【転移】を使い、近場の服屋に行く。


あ、大きさ分からない。


『クロムは…リーシヤは…メラスは…ミレアは…です。』


『ナイス!』


サータに大きさだけでなく、好きな色や柄も教えてもらったので、それらしいのを適当に取っていく。


「これ下さい。」


「13200ビーケになります。」


「!?」


子供用でもこんなに高いの!?


『ここ、ちょっと高めの店ですよ。』


「これでお願いします。領収書はいりません。」


「ありがとうございました。」


俺は店を出て家に【転移】する。


「帰ったぞー。」


ノックをして、ミレアたちのいる部屋のドアを開ける。


「おー、ありがと。」


「これ、大きさとか好みはサータに聞いたから合ってると思うけど、違ったらごめん。」


「へーきへーき。じゃあ、プールで待ち合わせね。」


「ん。」


そのままリビングに向かう。


「クロム、お待たせ。これ水着ね。大きさとか好みが合ってなかったらごめん。


「おぉ、好みはベストマッチだよ。大きさは着てみないと分かんないけど。ありがとうね。」


「俺はプールに水溜めてくるから。エントランスの入った側から見て右の奥に裏口があるから、そこから出てもらえればプールに行けるから。」


「わかった。」


俺はプールまで【転移】する。


「〈水生成クリエイト・ウォーター〉。」


青色の魔法陣から、水が溢れだす。


「おー、溜まってきてるね。」


「ミレア、早くないか?」


「【ポーチ】のコスチューム機能があるじゃん。」


「あー、そっか。まだ全然水溜まってないけど。」


「浮き輪膨らませとくよ。」


「頼む。」


「〈超水生成ハイパー・クリエイト・ウォーター〉!」


より大きい魔法陣が現れ、より多くの水を放出する。


数十秒後。


「こんなもんか。〈魔法解除(アンチマジック)〉。」


「こっち膨らんだよー。」


「おー、すごい。」


クロムだ。


やっぱり男子の方が着替えが早い。


「私が一番だー!」


ーザバーンー


「僕もっ!」


ーザバーンー


俺もコスチューム機能で水着一丁になる。


「負けるか!」


俺も勢いよく飛び込む。


「あー!ずるい。」


「おぉ!!これがプールかぁ!」


遅れてリーシヤとメラスが来た。


「やっほう!」


メラスが飛び込んできた。


「わ、私も!」

雑談10/9

私は焼き魚では鮭の西京焼きが一番好きです。よって、カインの作るものがこれになりました。

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