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詩
熱帯夜
熱帯の夜
熱帯の地の夜
常夏の地の夜
思い出すのは旅先の夜
南半球の星座の下
じりじりと燃える油の匂い
南国の木々を照らすランタン
倍音響くガムランに乗り
トランスに揺れる怪しい仮面
神々の永遠の戦いの物語
いつまでも続くような夜
ああ、面白かったな
もう一度行きたいなあの国に
そんな思いにはかすりもせず
単に数字で25度以上の夜
この熱帯夜の憂鬱なこと
せめて楽しいことでもあれば
バカンス気分にでもなれれば
焼けつく暑い夜も我慢できるが
あいにく明日もいつもと同じ
普通の一日
それが終わればいつもの熱帯夜
絶対にいつかもう一度
あっちの熱帯夜に行ってやるんだもん!




