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noteの小部屋  作者: 小椋夏己
20260709(木)「夜店から」からはじめるnote・シロクマ文芸部

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詩

夜店から見ると縁日の参道は


褻(ケ)の日


いつものように店を出し


いつもの商品を売り


いつものようにどうですかと声をかける


どの神社に行っても


どの仏閣に行っても


どのイベントに行っても


やることは同じ


いつもと同じ


私たちから見ると縁日の参道は


晴れの日


いつもとは違う店で


いつもと同じ商品であっても


いつもより少々お値段お高めでも


お祭りだから


花火だから


フェスだから


せっかくだからと


ちょっと張り込んで


ワクワクしながら受け取る


晴れの日を楽しめるのは


褻(ケ)の日の人がいるから


いつものように待っててくれるから


褻(ケ)の日があって晴れの日があり


晴れの日があって褻(ケ)の日がある


夜店はその交差点


この夏も


たくさんの交差点に


たくさんの人が行き交う


短い夏のお楽しみ


ワクワク

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