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詩
水たまりに取り残された魚が一匹
大雨で川が増水したためだろう
道であった場所に一時的に水がたまった
雨が上がり
川がいつもの高さに戻ったら
魚は地上に取り残されてしまった
空は晴天
遅かれ早かれ水たまりは干上がるだろう
このままだと魚も一緒に干上がるしかない
目と鼻の先に魚がいただろう川がある
ほんの一回ジャンプをすれば
魚はきっと元の川の中
だけど水たまりの中の魚には分からない
外にそんな世界があるなんて
中にいる時には分からないものだ
もしも分かったとしても
飛ぶ方向を間違えれば道の上
勇気を出しても道を失うこともある
命を落とすこともある
いつ飛ぶか
飛ばないのか
それとも
魚は思い切ったように高く飛び上がった
果たしてその先は
どちらにつながっているだろう




