前へ目次 次へ 3/8 短歌 サンダルで 二の字二の字の 跡を踏み 三歩目届く 浴衣の父の背 さんだるで にのじにのじの あとをふみ さんぽめとどく ゆかたのちちのせ 幼い日の夏、家族でお祭りや花火に行こうとしています。みんなそれぞれに浴衣を着て下駄を履いていますが、一番小さな子だけは慣れないと足元が危ないのでサンダルです。 小さな子が父親の下駄の跡を踏んでよちよちと駆け寄り、座って待っている背中に飛びつきおんぶしてもらう。そんな光景を詠んでみました。