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noteの小部屋  作者: 小椋夏己
20260604(木)「洗濯機から始まる作品・シロクマ文芸部」

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13/19

洗濯機にぽんっと一つ洗剤を放り込む


いつからあったのかなこの洗剤


ふにゃふにゃで赤くて青くて


これ一つで全部終わるやつ


子どもの頃


母は粉の洗剤を使ってた


しばらくすると液体になって


今はボールやスティック


ぽんっと入れてぽんっと押せば


それでおしまい


あとは洗い上がりを待てばいい


どんどん生活は便利になる


余った時間


一体何に使ってるんだったっけ


分からないけどそれが今の生活


ありがたさを享受して


今の自分を生きていこう


だってもうどうやっても


ふのりで洗濯板ごしごしには戻れない


今のこれが今の時代


よくもない悪くもない


それが今


ただそれだけ

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