04 コテージと外部
明日実は、どんどんと前に進んでいく。竜也はそれに黙って、ついて行くしかなった。
「そんなに、急いでどこ行くんだよ」
「この先の川、もうすぐ着く」
明日実の言うとおりに、5分ほど歩いたら川があった。そこにベンチがあったので、そこに座った。
「ごめん、こんなところに付き合わせて」
「別にいいけど」
「俺、あのコテージに泊まれる気しないんだけど」
「だよね。私もあの2人と同じ部屋とは聞いてなかったし、どうしよう。」
「タクシーとか呼べないよな」
「うん、電話悪いね」
明日実はスマホをかざして、どこかに連絡しようとしている。静かに流れる川は穏やかなのに、竜也は虚しさだけが、消えないでいた。
「もしもし、うん、そう、分かった」
明日実は誰かと電話で話し始めている。ベンチを少し立ち上がって話している。
「誰に電話したの?」
「知り合い。向いに来てくれるって、一旦、コテージに戻って、荷物まとめよう」
「ああ、分かった。」
コテージについて、室内に入ると言い争っている声が聞こえてくる。
「知らねえし、お前きもいんだよ」
「それは、そっちでしょう」
石川真帆と中島亜美の声だ。
「竜也、部屋から黙って荷物取りに行って」
「うん」
竜也は部屋に入ると、西田が居た。ベットに横になってゲーム機で遊んでいるようだった。竜也はクローゼットから荷物を取り出た
「どこに行くんだよ」
それは西田の声だ。竜也は関わり合いたくなくて、西田の方を見ずに無視をして部屋を出た。ドアを閉めようとすると、西田が付いてきた。
「どこ行くか聞いてだよ。無視すんなよ」
「お前に関係ないだけど」
竜也はそのまま一階に降りた。そこに明日実が先に降りて来ていたみたいで、竜也を待っていたようだった。
「お前ら、どこに行くんだよ」
西田は下まで付いてきていた。
「幸次くん、ママたちによろしくって伝えといて」
「なんで、俺がそんなこと伝えないといけんねーだよ」
「行くよ。竜也」
明日実に手を引かれて、竜也はコテージを出ようとした。
「どこ行くつもり?」
石川が竜也たちの方にやった来た。
「ほっといてよ」
明日実が言った。
「なんで、あんたら荷物持っているの?」
「だから、麻帆ちゃんに関係ないじゃん」
明日実はドアを開けて、竜也とコテージを出た。
「俺を置て行くなー」
西田コテージ叫んでいる。明日実と竜也は、走るようにその場を逃げるようにその場を離れようとした。
「待ちなさいよ」
石川の声が聞こえて来た。それを無視して、前に進んでいった。
少し歩いた先に、竜也たちの前で停まった
「乗ろう。」
明日実が車の後部のドアを開けた。竜也はそこに乗り込んだ。
「ごめんね、」
運転してる人が言った。
「おばあちゃん、ごめん、迎いに来てもらって」
明日実が言った。
「いいよ。でも三波も、変な男に捕まったね」
「でも、ママたちコテージに戻った時いなかっただよね」
「そうなの?なんでだろうね」
そうえば、明日実のお母さんも西田の父親も荷物を取りに戻った時、見なかった。




