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悪役令嬢の妹ですけどなにか?  作者: トマッティ
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舞踏会 2

うおおおお!!!!ブクマありがとうございます!!!!!感謝です・・・!!!!!

亀更新ですが、更新していきますのでどうかよろしくお願いします・・・。

ウォールと共に馬車に乗り、今夜舞踏会が開かれる会場へ向かう。


まぁ、会場といっても王族主催の舞踏会なので王城だが・・・。


王城に近付くにつれてウォールの顔が強ばっていたので「そんなに緊張してちゃ楽しめるものも楽しめないわよ。」と言うと「っ!・・・そう、ですね。」という返答が来た。

なんだか煮え切らないなぁと思いながらもウォールの肩の力が少しだけ抜けたのでいいんじゃないかな、うん。お父さんが微笑ましそうにこちらを見るのが心底いただけないですがね。

・・・私にヒロインのようなコミュ力はないので完全に肩の力を抜かせる方法なぞ知らんのだよ、ワトソンくん。






そうこうしているうちに王城についた。

門の前にはたくさんの馬車が並んでいる。

1台1台衛兵が舞踏会に参加するための手紙を持っているか確認するので時間がかかっている。


「(衛兵さん、大変そうだなぁ・・・)」なんて、小並感溢れる感想を抱いているうちにお父さんが「そろそろ私たちの番だね。」と教えてくれた。


衛兵が私たちの乗っている馬車の窓をコンコンと叩いたのでお父さんが窓を開ける。そうすると衛兵は「手紙を見せてください。」と言ったのでお父さんは礼装のポケットから手紙を取り出して衛兵に渡した。

衛兵は「拝見致します。」と言って手紙を開き、手に持っていたライトで手紙の刻印のところを照らし、正式な手紙であることを確認した。


「お手数をお掛けしました。」と衛兵が手紙を返しながらそう言うとお父さんは「いいえ、お疲れ様です。」と笑いながら返答していた・・・。


・・・お父さん、いい男すぎんだろ・・・。





♢♢♢




検問が終わったので馬車から降りて王城の中に入る。

・・・王城に入る前にもう一度検問を受けたが、これは短時間で終わった。






中に入ると、煌びやかなシャンデリアと広いホールが視界に飛び込んできた。


・・・まだ舞踏会の開始時間よりかなり早いのに人が大勢いる。

今回の舞踏会には王太子のお祝い会ということで男爵の地位の方から公爵の地位を冠する方まで全員が参加することになっているので当然と言っちゃあ当然なんだけどね。






隣でウォールがぽかんとした間抜け面晒しながら会場に魅入っていた。

・・・まぁ、気持ちは分からんでもないが、その顔はよした方がいいぞウォール。めちゃめちゃに間抜けな顔だから。


脇を小突いて意識を戻そうとしてやると、ウォールはハッと意識を戻してから興奮を禁じ得ない顔をしてこちらを見た。



「ラ、ライネ様・・・!!!凄いですね!!凄い、本当に凄いです・・・!!!」


「・・・うん、あんた語彙力どこいったの・・・。

凄いしか喋ってねぇじゃん・・・ま、でもわかるよその気持ち。凄いよね。」


「はい、はい・・・!!!凄いです・・・!!」


応じるように深く頷いてやると彼は頬を紅潮させて嬉しそうに笑った。

微笑ましいなぁと思いながらウォールの顔を見ていると、ひとつの考えが私の脳裏に掠った。







・・・・・そう言えば、男爵の地位の方も来るんだったらプリ恋の主人公である「メルト・ガーディ」も来るんじゃね・・・・・・??????????






・・・そうじゃん!!!!!!!!!確かに、そうだったわ!!!!

確か・・・攻略対象者である「レオン・ヴァレル」とのフラグがこの舞踏会で起きるんだった・・・!!!!



すっかり忘れてたが・・・・・・そんなフラグあったなぁ・・・・・・。

何やってんだ私!!!!!!!



いや、待て。

レオンの実家であるヴァレル家は昔からファルナー王国の王の血筋であるファルンツ家を代々守る近衛騎士だ。

・・・ちなみに、レオンは私の武術・体術の先生であるカイン先生の息子さんである。



今日、レオンとの会合を主人公が得たとして・・・直接的にお姉様と関わるか、と言ったら答えはノーだ。








つまり、もし主人公が可能性の1つとして「メルト・ガーディ」が世にいう転生チート主人公で今日レオンを骨抜きにしようがどうこうしようがお姉様に害はない。











うん。

・・・つまりは、ノーマンタイだな☆



お姉様に関わらないのだったら別にどうでもいいわ。好きにしろ。

つまりはそういうことなのだ!!!!!お姉様万歳!!!!!!!!お姉様を中心にして世界は廻っているのだ!!!!!!はっはっは!!!!!!!!





♢♢♢





ファンファーレが鳴り響き、お姉様をエスコートしながらアルフレッドが入場してきた。


国王と王妃様がいる壇上の上に上がり、アルフレッドは口上を述べ始めた。




「・・・・・・それでは、舞踏会を始めます。今夜、あなた方にとって素敵な夜になりますよう。」


そう言い切ってアルフレッドは完璧な程に美しい微笑みを浮かべた。

それを合図としたのか、同時に王室御用達のオーケストラが演奏する音楽が流れ始める。








・・・舞踏会はまだ、始まったばかりだ。



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