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女侯爵と誰か  作者: 氷村はるか
第一部

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24/69

第24話

彼女は発言しにくそうにしておりましたが、皆様から注目を浴びてしまいました。


「す、すみません。感情的になってしまいました。突然の発言をお許しください」


彼女は顔を青くし震えながらも綺麗なカーテシーをしてみせましたの。


「お気になさらないでくださいまし。皆様のお話をお聞きする為と、リネル様を不当な事柄からお守りするために集まったのですから」


ロディエンヌ様の言葉にこの場に居る皆様が首を縦に振りましたの。

舞踏会や夜会が開催できるほどの広さがありますのよ。

相当な人数が集まっていることがわかります。


「皆様、何があったのかお聞かせくださいませんか。ご存知の通りで私がお聞きしたところで改善できるかはお約束できませんが……」


ここで不満をまとめても、いつお会いできるか分からなければ、渡した書類に目を通すかも分からないお相手です。


「私たちの不満をリネル様に当ててしまうかもしれません。ですが同時にミスリー殿下やその周囲の者が、どの様な人間性の方々なのかを知って欲しいのです」


見るからに優秀そうな令息が懇願するようにお話されました。その言葉に同調するように場の雰囲気が重暗くなります。


「ここにいる皆様はありもしないことをユフィ嬢から殿下に吹き込まれ、婚約が白紙になってしまった方々ですの」

「なんですって ! 」


ロディエンヌ様の言葉に、はしたなくも驚きの声を上げてしまいました。




お読みいただきありがとうございます。

サクっと読んで頂きたくて文字数を少なくしているのですが・・・

・・・いくら何でもみじかすぎでしょうか。

文字数をもう少し増やすか、今まで通りにするか考えてみます。


少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。

今後もよろしくお願いします。


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