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力の代償  作者: チョコ
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4 新たな驚異

コロンは、クルンが太郎を呼ぶための人質になってしまったことを言った

そしてロックは…

「仕方ない。太郎と一緒に行って、そいつぶっ倒すぞ」

と言い、太郎を呼びに中に入っていった

少し経つと、太郎も出てきた


「急で本当にすいません…」


「関係ない。クルンの命の方が大切だ」

「それじゃあどこに行けばいいのか教えてくれ」


「はい分かりました」

そしてコロンは貰った地図を確認しながら目的地へ案内する


 タッタッタッ…

「だいぶ森の中だな…」


「この地図通りに行くと真っ直ぐにアジトがあるはずなんですけど…」


「何かの罠って可能性もあるかもな…ん?あれ」

ロックは何かを発見し、その方を指さした

「あの建物じゃないか?」

その方向には少し大きめの廃墟があった

 

「多分あれだな。そんじゃあ行きますか」

目的地が見つかったことで3人は走り出す

そしてとびらの前に辿り着いた。そして耳を済ませると廃墟からはクルンらしき声が聞こえてきた

 

「確定だ…!ゆっくりとびらを開けるから。少し待っていてくれ」

そして太郎はそこのとびらをゆっくりと物音の無いように開けた。中は真っ暗で何も見えなかった。

すると…

 

 パッ!

 

突然電気がついた


その先にはクルンと1人の人間がいた。早速そいつはcowの力を使い変身する

「cowの力!」


「お前がクルンを誘拐したんだな。何のためにこんなことをした…」


「太郎、お前を殺すためだ。こいつを返す代わりにお前の命を頂戴する」


「何で俺の命を…?」


「まぁお前というよりかはエレメントを奪うためだな。その力は最高の強化剤になってくれるからな」


「強化剤…エレメントが?」


「早速だ。どうするのかを決めろ!」

太郎は必死に考えた。どうすれば助かるのか…

だがその隙に、ロックはバレないようcowの足下に岩の結界を張る

そしてちょうどいいタイミングで岩を召喚し、


 ズバーーン!!

巨大な岩はcowを吹き飛ばした

「ぐはっ…!何…だと」


 バタッ…

 

ロック達はその隙にクルンを助け、逃げようとした

「くそ…!待て太郎!」

 

その時だった。

 トコトコ…

cowの横からここのアジトのリーダーが現れる

そいつはcowに耳打ちした

「一旦中止だ。あいつはもっと進化する」

「エレメントを奪うのはもっと進化してからだ」


「進化…?はい、分かりました」



ロック達はそのリーダーの存在を確認する

「なんだあいつは…?」


耳打ちが終わると、リーダーは太郎達に向けて言った

「ごめんね。人違いだったようだ」


「人違いで済む話か!」

 

「その力…お前らcombinationと同じグループなんだろ。何を隠しているんだ!」


「combinationね。昔会ったことあるな。でもあいつと一緒のグループではないぞ」

 

「は?それならあいつの正体は誰なんだ。それくらいは分かるだろ!」

  

「分かんないな。あんときは変身した姿以外は見てないからな」


「隠しやがって…まぁいい今はクルンを連れて早く逃げよう」


「わかった…」

 タッタッタッ…

彼らは逃げる方を優先した 


  


「逃げちゃいましたけど…エレメント、先に取られたりしませんか?」


「安心しろ。俺が今からcombinationを殺しに行くから」


「流石です。zoo様」

リーダーの使う力は、zooの力




 

夜…

zooは山奥で誰かを待っていた


 ザッ…ザッ…ザッ…

「いたずらかなんか分からないが、誰がここに呼んだんだ」

そこにはcombinationの姿があった




 トコトコ…

「combination…久しぶり」


「ん?裏切り者のワルドか…懐かしいな。何年ぶりなのか」

zooは、ワルドという名前の人間だった

「名前覚えてくれてたんだ。でもお前は今ここで殺すから」


「お前は本当に邪魔しかしないな。いいよ、かかってこいよ!」


「行くぞ!仲間達!」

奥に隠れていたワルドの仲間達が姿を現した。combinationはその数の多さに驚く

「この人数……まじか」


「グアアア!!!」

combinationに向かって襲いかかってくる。


「こんな奴ら…倒してやるからな…!」

combinationの能力を使い、襲ってくる中の1人に洗脳のエスパーをつけた

 ビュンッ!


 バンッ!

「ウ…グゥ…」


「俺の仲間となって戦え」


「は…い。ウガァ!」

 タッタッタッ…!!

洗脳された人はその言葉通り行動し始めた


「君達の仲間が敵になっちゃったけど…?さぁ、どうするのかな」


 トコトコ…

「どけ…」


「zoo様、何をする気ですか…!」


「あいつは敵になったんだろ。それならやることは1つ」

 

 シャキンッ…!

 ズサッ!

 

ワルドは洗脳された仲間を斬り殺した

「あいつのエスパーは1度放ったら数十秒間はうてない。やるなら今だ!行け!!」


「は…はい…!!」

 タッタッタッ…!


「ワルド…お前は狂ってる!」

「グアッ!来るな!オラッ!」


 バンバンッ!バンバンッ!


「エスパーのないあいつはただの騎士の姿をしただけの人間。これで終わりだな」


 バンバンッ!

 バンバン!


 

すると…

 ヒュンッ…!!

「なんだ…?」


どこからかナイフが飛んできた

 ヒュンッ…!ヒュンッ…!!

 ブサッ!ブサッ!

数本のナイフがワルドの手下に突き刺さる

「グハッ…!なんだこれは…」


「ん?何が起きた…?」

そのナイフによってcombinationは助かる


「おいおい!邪魔をしたのは誰だ…!」


 

 ザッ…ザッ…ザッ…

森の奥から誰かが来た

「combination…外に出るときはちゃんと言って貰わないと…」


「これは…誠に申し訳ないです」


「おい…誰だてめぇ!」

 

するとそいつは答えた

「私はobeyの力を使う者。そして私がこのグループのリーダーだ」


「はぁ?combination、お前がリーダーなんじゃないのか…?」


「まぁな。obey様の存在を隠すために表上で私がリーダーとなったからな」


するとobeyは自身の胸にシールドをつけた

そのシールドは全ての魔法の威力を4分の1に下げる物


そして、obeyは手下を召喚させた

「これで人数は同じくらいかな」


「本当にありがとうございます。obey様」

形勢逆転したことによってワルドは逃げようとし始める

「これは聞いてないわ…みんな逃げるぞ!」

 タッタッタッ…

ワルドと、その仲間の一部は逃げ切るのに成功した。しかしその他のメンバーはobey達によって殺されてしまう

「ふっ…弱すぎる。無駄にけんかを売るからこうなる」


「やはり、obey様は強い…!」




  

そして次の日…

「ふぅ~よく寝た。あ、そうだ!今日休暇の日じゃん」

「1人でどっか遊びに行こうかな~」

今日は一段にご機嫌の太郎

 

「いいな。俺はまだ見回りあるんだよな」


「お先にすまん!」


「まぁ今回は岩井さんに顔見せてくるわ」


「オッケー」

太郎は休暇なので、どこかに行くことにした



 トコトコ…

歩いていると、太郎は社長に会う

「おっ!太郎じゃないか」


「社長!今日休暇なんですよ~」


「なるほど、だからそんなにご機嫌なんだな。いい一日なることを願っているよ」


「ありがとうございます。それでは!」

そうして太郎が行った先は遊園地

太郎はジェットコースターなどのアトラクションを次々と楽しむ

「ヒーローの皆には申し訳ないけど、楽しませてもらいま~す」

 


 

そんな中obeyグループでは…

「あいつが逃げやがった…ここら付近の監視カメラを全て確認しろ!」


「分かりました!」

手下は言葉通り監視カメラを確認したが…

「監視カメラは…どこにもヒットしません」


「くそ…完璧に逃げられたか。あいつは逃がしたままにしてはいけない。何とか対処しなければな…」

そこにcombinationが入ってきた

「obey様、その対処なら私が」


「何か策があるというのか?」


「はい、彼がやってくれます」

combinationは、mouthの力を使う者をここに呼んだ

「mouthです。よろしくお願いします」


「そういえばそんな力あったな…」

「よし、mouth期待してるよ」




夜…

「安いから入ってみたけど…中も綺麗そうだな!」

太郎は、この宿に泊まることを決めた

「えっと…一名で!」


「お客様、この宿は相部屋なんですけど大丈夫ですか」


「相部屋…ま、まぁ大丈夫です」


「はい、分かりました。それではお部屋を案内します」



太郎は案内され、部屋に入った。

「相部屋か…でもまだ誰もいないんだな。まぁゆっくりするか」

「ていうか相部屋って絶対珍しいよな」


そうして太郎はベッドでゴロゴロと寝っ転がっていると、この部屋に誰かが入ってきた

その人は少しボロボロな服装をしている男

太郎はその男に話しかけに行く

「あっ!相部屋で一緒の人ですか」


「はい…」

「相部屋とか緊張しちゃうんですけど、安かったのでつい」


「私もです」

少し会話をしていくうちにお互い緊張もほぐれていった

 

「私、ちょっと疲れてしまったのでお先に寝ますね」


「分かりました!おやすみなさい」

その男が寝た後、太郎も電気を消し、すぐに眠りについた





そうしてすぐ寝た男。

だが彼はmouthの能力によって強制的に脳内会話をさせられる

「お前、逃げたって無駄だからな…!」


「俺は…絶対逃げ続けてやるぞ」


「別に逃げたっていいけどぉ…家族はどうなっちゃうのかな、考えれば分かるよね?」


「お前…!?くそ…」


「どうすんの、早く」


「分かった…!行くから、絶対に家族には手を出すな!」


「それでいい。それじゃ、人質にして待ってるよ」


そうして男は起き、外に出る支度をし始めた

支度を終えるとおもむろに紙を取りだし、何かを書き始めた

「俺は聞いてしまった。obeyが双炎を殺すかもしれないって話を…」

「彼はヒーローではないかもしれない。でももしかしたら何かが起きて双炎が助かるかもしれない。それに賭ける」

 

そうしてその男はその置き手紙を書き終えると、颯爽とその部屋から出ていった。

zombieの力の魔法石を持って…




 タッタッタッ…

急ぎながらその男は目的地に向かう

目的地に着くと、そこには親が人質にされている

「はあぁ…はあぁ…くそ…!先越されたか」

男はzombieの力を使い変身した


 トコトコ…

zombieがやって来たことに気付いたmouth

「おぉ、来たか」


「あぁ…来てやったよ。だからまず家族は解放してくれ、頼む」

その要望をmouthは受け入れた

「ならいいだろう」


「何をするの…!やめて!」

抵抗する人質


「用が済んだんだよ!お前は早く帰れ」


 カチャッ…

 手錠が外れる音

「解放…された?」


「早く行け!」


「はい…!」

 タッタッタッ…

人質は走って家に戻っていった

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