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地下の味方と連携!安全な場所を確保し、拠点づくり


「さて、次は拠点作りか…」


木の実を食べ終わった俺は、空腹が満たされて少し元気を取り戻したが、すぐに次の課題が目の前に立ちはだかっていることに気づいた。地上に出てきてから、食料確保には成功したものの、俺たちが安心して過ごせる拠点がまだ整っていない。こんなに広い地上で、野宿なんてできたもんじゃない。


「ねぇリーダー、そろそろちゃんとした住む場所が欲しいよね。寝るたびに野営とかさ、ちょっと不安すぎる…」


ゴキブリ族の一匹が、木陰に集めた葉っぱをベッド代わりにしながら、ため息をついた。確かに俺も、あまり長くこんな野営を続けていると精神的に持たない。


「そうだな、まずは安全な場所を確保して、ちゃんとした拠点を作らなきゃな。でも、どうするか…」


俺は周囲を見回しながら、考え込んだ。地上は広大で、どこにどんな危険が潜んでいるか分からない。昨晩のカエル型の魔物に襲われたこともあり、俺たちは慎重にならざるを得ない。


「やっぱり地下の仲間と連絡を取るべきだな。地下での情報も役立つかもしれないし、何か有益なアドバイスがあるかも…」


俺は思い立ち、地下のネズミ族やスケルトンたちと連絡を取ることにした。彼らと協力すれば、地上での拠点づくりもスムーズに進むだろう。




---地下の味方との連絡---


「さて、どうやって連絡取るんだっけ…」


俺はゴソゴソとポケットを探りながら、以前スケルトンの兄貴にもらった「通信石」を取り出した。これを使えば、地下の仲間たちと直接連絡が取れる便利な道具だ。


「よし、これで一発だな!」


俺は通信石を手に握り、魔力を込めてネズミ族のリーダーとスケルトンの兄貴に呼びかけた。しばらくすると、石が淡く光り、声が響いてきた。


「おぉ、リーダーか。地上の暮らしはどうだ?順調か?」


ネズミ族のリーダーの声が聞こえてきた。久しぶりに聞く彼の声に、少し安心感が広がった。


「順調っちゃ順調だが、拠点を作る場所がまだ見つかってないんだ。安全な場所を確保したいんだけど、地下にいたときの情報とかで、何か役立つことないかな?」


俺は率直に今の問題を伝えた。すると、少し考え込むような沈黙の後、リーダーが答えた。


「ふむ、確かに地上は危険が多い。だが、昔から地上と地下を行き来する隠れたルートがいくつか存在するって話を聞いたことがあるぞ。それを使えば、安全な場所も見つけやすくなるかもしれん。」


「隠れたルートか…それ、詳しく教えてくれないか?」


「分かった。地上の北西に少し進んだところに、昔の遺跡があってな、そこには地下と地上を繋ぐ特殊なワープゲートがあるって話だ。その周辺は魔物も少ないらしい。そこを拠点にするのがいいかもしれんぞ。」


「ワープゲート…!それは便利すぎるな!ありがとう、リーダー。すぐに確認しに行ってみるよ!」


俺はネズミ族のリーダーの助言に感謝し、すぐにその場所を目指すことに決めた。どうやら安全な場所が見つかるかもしれない。




---ワープゲートの発見と安全な場所の確保---


「よし、全員!北西に向かって進むぞ!そこで安全な拠点が見つかるかもしれない。」


俺は仲間たちに指示を出し、ゴキブリ族全員で慎重に北西へと進んでいった。途中で何度か怪しい足音が聞こえたり、魔物の気配を感じたりしたが、俺たちは小さな隙間に隠れながら進んだ。


「さすがリーダー、ゴキブリの特技をフル活用してるね!どんな隙間にもすぐに隠れられるなんて、俺たちくらいしかできないよ!」


ゴキブリ族の一匹が、隙間に潜り込む技を褒めてくれたが、俺は少し苦笑いを浮かべた。


「まぁ、俺たちゴキブリにとっては自然なことだからな。でも、それが命を救ってくれるならありがたいよ。」


そして、しばらく進むと、目の前に大きな石造りの遺跡が姿を現した。どうやら、ネズミ族のリーダーが言っていた場所にたどり着いたようだ。


「これがワープゲートのある遺跡か…」


俺たちは慎重に中に入っていき、遺跡の内部を探索した。すると、奥に不思議な光を放つ石の円形の装置が見えてきた。


「これがワープゲートか…?」


俺は不思議な装置に近づき、手をかざしてみた。すると、石が淡く光り、静かに動き出した。


「うおおお!動いた!これで地上と地下を自由に行き来できるってことか?」


ゴキブリ族の仲間たちが興奮気味に声を上げる。確かに、このワープゲートがあれば、地下と地上の行き来が簡単になる。これで物資の調達も楽になるし、拠点としては最適だ。


「よし、ここを拠点にするぞ!安全な場所だし、地下との行き来も自由だ。これで俺たちの生活はだいぶ楽になるな!」


俺はみんなに指示を出し、早速拠点づくりを開始した。




---拠点づくり!安全で快適な生活を目指す---


「まずは寝床を整えよう。前回の野営は快適とは言えなかったし、ちゃんとした寝床が欲しいな。」


俺たちは周囲の木や草を使って、簡易的なベッドを作ることにした。ゴキブリ族の得意な素早い動きで、みんな手際よく材料を集めていく。


「おい、リーダー!この葉っぱ、めちゃくちゃフカフカだぞ!これならぐっすり寝られそうだ!」


一匹のゴキブリ族が大きな葉を手にして、嬉しそうに報告してきた。俺もその葉を触ってみると、確かにフカフカで寝心地が良さそうだ。


「よし、その葉っぱを使って全員分のベッドを作ろう。これで夜も安心して休めるな。」


そして、俺たちはベッドを作り終え、拠点の整備に取りかかった。周囲にバリケードを作り、魔物が近づかないようにするための罠も仕掛ける。


「罠の仕掛けも完了したし、これで一安心だな。」


俺は満足げに周囲を見渡しながら、ついに地上での生活基盤が整ったことに感慨を覚えた。地上は危険が多いが、仲間と力を合わせればどうにかやっていけるはずだ。



---地下との連携が鍵!新たな冒険の始まり---


「さて、これからは地下との連携がさらに重要になるな。食料や資源を地下からも調達しながら、地上

での活動を広げていこう。」


俺は通信石を再び手に取り、地下のネズミ族とスケルトンたちに今後の計画を伝えた。これからは、地下と地上を行き来しながら、双方の利点を活かして生きていくことになる。


「よし、これで俺たちゴキブリ族も本格的に地上での生活を始めるぞ!新しい冒険が待っている!」


俺は拳を握りしめ、次なる挑戦に向けて意気込んだ。まだまだ未知の世界が広がっているが、俺たちならきっとやっていけるはずだ。


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