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2050  作者: 落川翔太
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十月十日。東京・霞が関


 それから、三か月が経った。

 その日も、真平はいつも通り仕事をしていた。

 ちょうど一週間前の休みの日、真平は田宮さんとデートをしていた。夜ご飯を食べていた時、真平は彼女に「結婚の話」をしてみた。すると、彼女は満面の笑みで、「是非」と答えた。

 真平も彼女と結婚出来たらと想像するだけで、幸せな気分になった。

 その日の午前中、真平は彼女といつも通りパトロールをし、お昼に食堂でお昼ご飯を一緒に食べた。午後から被害者の取り調べを行い、その後、調書を作成していた。

 夕方、いつものように真平はデスクに座り、パソコンで作業をしていた。田宮さんも同じように仕事をしていたが二十分ほどして彼女がパソコンを閉じ、席を立った。

「真平さん、今夜ちょっと友達と会う約束があって」と、彼女は言った。「先帰るね」

「そっか、分かった」

 真平は頷いて、じゃあと手を上げる。彼女も微笑んで、手を上げた後、コートと荷物を持って、その部屋から出て行った。

 その後、真平は考える。一体何の約束だろう。この時間だから、夜ご飯でも食べに行くのだろうか。それとも、飲みに行くのか。

 まあいい。でも、友達って誰だろう? 学生時代の友人か? それとも、署内の誰かだろうか?

 そう考えると、気になって仕方ないが、真平はそれ以上詮索するのを止める。

 仕事はまだ残っている。それよりも、仕事を早く片づけようと真平は思った。

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