表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不安心パイ  作者: Ohagi
85/591

第85話~ヘッドホン

厨房係とレジ係の店員が、遠い日への約束をしてるころ、厨房係の足元に、小さなヘッドホン、ヘッドホンの耳に入れる部分がコロコロと転がってきた。


厨房係「ん?なんだこれ、ヘッドホンの耳に入れる部分?また店長がなにか仕掛けてんのか」


厨房係はここまできたら何も驚くものはなかったので、耳にあててみた。するとノイズ混じりの人の声がきこえてきた。


ヘッドホンから聞こえる声「あんた、あんた、無反応のままきいて、リアクション無しで、いい、返事なしで」

厨房係「え?」


ヘッドホンから聞こえる声「え?もいらないっ!いい?よく聞いて、更衣室の中の子ひとりで置いてっちゃ絶対だめよ、店長の言葉なんてあてにならないからっ、いま私ね、この店の電気系統を管理してるところにいるから、いまからすべての電気消すから、そしたら更衣室の扉のロック外れるから、脱出させて。いまから1分後に落とすわよ、いい? 無反応でいてよ、いい?」


厨房係はヘッドホンから聞こえてくる声に耳を傾けたまま、1分後を待つとした。ヘッドホンから聞こえてくる声は聞き覚えのある声だったし、厨房係としてもレジ係の店員をおいてくわけにはいかなかったので信じてみることとした。


そう、ヘッドホンから聞こえてくる声は、


タロット占い師


だった。


~つづく~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ