第84話~遠い約束
店内放送から聞こえる店長の声「そう、悲劇のヒロインさんは、いまから宿泊学習に入ります~レジ係の店員として一歩上のステージに登っていただくために、接客、トラブル対応、クレーム処理、会計処理などなど学んでいただくことはた~くさんあります~ もちろんお家にも連絡済みで、快くご了解得てますのでご安心を~」
レジ係の店員「え?家にも連絡、済みって?」
厨房係「おい、店長、お前どんな権限があってそんなことできんだよっ!本人に了解もなくさっ!」
店内放送から聞こえる店長の声「権限?店長」
厨房係「店長ならなにしたっていいのかよっ!」
店内放送から聞こえる店長の声「まぁまぁ、ここはひとつ穏便に。厨房係くんはメキシコに、レジ係の店員さんはここでお勉強、なにか不条理なことでもございますか?ございませんねぇ」
レジ係の店員「わかったわ、、あんた行きなメキシコ。。」
厨房係「お前までなにいってんだよっ」
レジ係の店員「きっともう店長の敷いたレールにのるしかないょ。。でも、レールの上を走るのは私達自身。店長の想像を超えてみせようよ」
厨房係「っていってもなぁ。。」
レジ係の店員「なにか裏があるのはわかるんだけど、このままではなにも進展しないし、お互いがんばろ」
厨房係「お前がそこまでいうんなら、、でも絶対無理だけはすんなよ、約束な」
レジ係の店員「うん、あんたもね。。」
厨房係「約束してくれるか?無事帰ってきたらさ、ごはんたべにいこ」
レジ係の店員「あんたと?」
厨房係「不服か?」
レジ係の店員「うううん、いいよ、いこいこ、美味しいお店いこ」
厨房係「約束な、3人以上いないとだめとかいうなよ」
レジ係の店員「あはは、いわないいわない、」
二人の会話が少しだけ明るくなった。
~つづく~




