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不安心パイ  作者: Ohagi
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第7話~History Of 店長~

店長がこの街で店を構えたのは15年前。それ以前は製造業の会社員であった。


しかしながら、組織の一員でいることでつねに上層部の意向に振り回される「不安」な面があり、組織に属するがゆえの「安心」な面もあったが、周囲の「心配」をよそに、一念発起し、会社から去り、いくつかのレストランで修行を繰り返した後に、この街でカフェを開いた。


カフェの名前は

「Funny Scene π(Pie)」。


楽しい場面がπ(円周率3.14159265.. )のように無限に続きますようにとの願いをこめてつけたらしい。後にお客様のひとりが、この名前の由来に共感し、円も周もつながってるつながっていく意味合いを感じるから、いい名前だねと褒めてかえってくれたことを、店長はいまでも覚えている。


名付けのとき、友人達から「πって~まず、読めないよ(笑)」や「もっと有名店にあやかってつけたら?たとえば、スターバッカリコーヒーとか麦田珈琲店とか(笑)」


店長は苦笑いし、その晩、開店記念パーティーの出席案内配布予定者の欄から、この友人達の名前を、消した。

~つづく~

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